2021~2025年 TOAFAEC総会等・記録
TOFAEC 総覧(1995年~)→■ 総会2001(全記録)~→■
年報編集委員会・各号目次(1996年~)→■
2019~2020年・諸記録(前ページ)→■ 事務局コーナー(2007~2024~)→■
<昇順>
2025年
2025年度総会ご案内
*当日予定時間変更!
東京・沖縄・東アジア社会教育研究会(TOAFEC)
代表 上野景三
2025年
1月
20日に発足した米国のトランプ政権により、世界中が予測不能の状態
に陥っております。一方日本では米の価格高騰が生活を直撃しています。世の中「米
(コメ)か米(ベイ)どちらで読んでも米騒動」八尾ウコタン(『毎日新聞』
2025.4.22万流欄)ですが、皆さまのお暮らしにも影響していないでしょうか。
さて、
TOAFAECの
2024年度を振り返りますと、
8月を除く毎月の定例研究会、年報(第
29号)の発行は続きました。東アジア生涯学習研究フォーラムは
12月に中
国杭州市で開催され
TOAFAECからは
11人が参加しました。
7回目となり参加国間の交流も深まってきました。沖縄県名護市での「やんばる対談」は今年
3月の第
15回
でひとまず終わりとなりました。この間、名護市の皆様には大変お世話になりました
が、今後ともよろしくお願いいたします。年報は今年度第
30号となり、
9月に発行
の予定で編集作業が
2月から始まっております。懸案であった
TOAFAEC独自のホー
ムページは
2025年
1月に開設、かろうじて
2024年度中開設の予定に間に合いまし
た。最後に会計ですが、おかげさまで黒字となりました。安定的な年報発行などは維
持会員の皆さまのお支えがあってこそ出来ております。維持会員になってくださる方
が増えることを、
2025年度も目標にしたいと思います。
それでは、総会のご案内です。今年も昨年に続き、
5月の定例研究日に行います。
恒例の日本社会教育学会六月集会初日は、理事会が
21:
00頃まで開かれ、
TOAFAEC会員には副会長はじめ理事など役員が
10名もいることが、今年も変わらないからで
す。
この総会は、定例研究会同様、どなたでも参加できます。今回も定例研究会の後に
なりますので、それに参加された方はそのままお残りください。会員の方には後日総
会資料をお送りいたします。会員でない方も参加の有無に限らず、ご希望の方にはお
送りいたしますので、ご遠慮なくお申し付けください。
それでは、皆様、5月
30日(金)にお会いいたしましょう。
*
急告 *急な事情により、次のように当日予定・時間、変更となりました。
1,5月30日:18;30~19:40 TOAFARC総会 2,同19:40~20:50 上野代表報告
「TOAFAEC・この10年とこれから」(325定例研究会)
日時:
2025年
5月
30日(金)
20:
00~
20:5
0(オンライン併用)
同日同会場で
18:30~第
325回定例研究会(
→■) そちらも是非ご参加ください。
会場:杉並区高井戸地域区民センター 第
3集会室
*その後、イーストビレッジにて交流会
内容:
2025年度総会
(司会進行:江頭監事
)
挨拶:上野代表 1、
2024年度活動報告 2
2024年度会計報告
3
2025年度活動について
4
2025年度予算案について
5 役員体制について
報告・活動について 斉藤副代表、 年報編集:李 編集長、 会計関係:山口事務局長、
*質問やご意見は5月26日(月)までにお寄せください。 ②
Zoom情報ご希望の方は前日まで、
〇東京・沖縄・東アジア社会教育研究会
2025年度総会 議案書 (2025.5.30)
1 報告事項
(1)2024年度活動報告
〈資料1〉2024年度活動日誌、〈資料1-2〉定例会参加者推移
【活動報告特記事項】
・TOAFAEC独自のホームページを2025年1月に開設(2022年度活動計画で提案)。
・やんばる対談(第15回)を2025年3月に最終回として開催(2010年に第1回)。
①会員相互の研究交流、情報交換および連絡連携
・ホームページ『TOAFAEC新版』を2025年1月開設(https://toafaec.boo.jp/)。
ソフト:ホームページビルダー(hpb) サーバー:ロリポップ(LOLIPOP)
②定例研究会、国際シンポジウム等の開催
・定例研究会を11回開催した。参加者数115人(対面:72人 オンライン:43人)
ハイブリッド開催が定着したが、機材準備とZoomホスト探しの負担が大きい。
・2024年12月第7回東アジア生涯学習研究フォーラム
(中国杭州市)開催(オンラインを含めると第8回)。参加者約40人
(日本からは11人参加)。初めて同時通訳で行われた。
・やんばる対談は、第14回(2024年4月)、第15回(2025年3月)を実施。第15回で終了。
*「なかがみ対談」への模索
③研究年報『東アジア社会教育研究』の刊行
・第29号発行(2024年9月18日)。
*編集委員会は5回(2023年12月17日~24年8月2日)開催。
・第30号編集委員会は2025年2月28日第1回を開催。
④東アジアの社会教育に関する書籍の出版 ーなし
⑤TOAFAEC通信の発行
・32回(第78号2024.4.6~109号2025.3.25)発行した。
⑥研究グループの組織化
・韓国生涯学習研究フォーラム(別紙参照)。
・休止中の研究グループが多い。
⑦その他、目的達成に必要な活動
・日本社会教育学会での年報販売(2024年六月集会、研究大会)。
(2)2024年度会計報告
〈資料2〉2024年度会計報告、〈資料2-2〉会計報告一覧・監査報告書、
〈資料2-3〉刊行物販売記録
【特記事項】
①収入
・2022・2023年度の未収金も含め、維持会費は全員完納。
・刊行物販売金額は減少したが、冊数は大きな変化なし。
・銀行の利息がつくようになった。
②支出
・ホームページ作成サポート謝礼は支出しているが、同額寄付していただいた。
③残高
・2025年度繰越431,226円(年度内収支は39,166円の黒字)。
④維持会員現況
維持会員:42人と1団体(増減なし、2名増を目標としたが、果たせなかった)。
2 議決事項
(1)2025年度活動計画(案)
【活動計画概観】
2025年度は31年目に入る(1995年6月2日創立)が、例年通り定例研究会と年報『東アジア社会教育研究』の刊行を軸に活動する。当会は研究者にとどまらず、現場(あるいは退職)職員や市民も参加できる自由な会である。定例研究会開催や年報刊行を継続していくことで、そのような場の提供につながるようにしたい。
長期的展望のもと、新しい役員体制を構築し、代表・副代表・事務局を含め会議を定例的に開催し、誰もが参加しやすい・地方からも関わりやすい会運営を模索していく。
沖縄県中頭青年団OB会活動の記録には、2025年度からより集中して取り組んでいく。
幅広い層の会員の拡大を目指す。
①会員相互の研究交流、情報交換および連絡連携
・ホームページの速やかな更新。
②定例研究会、国際シンポジウム等の開催
・定例研究会をオンラインと対面と交互に開催する。
・研究会内容は、代表・副代表・事務局による会議で企画・実施していく。
・第8回東アジア生涯学習研究フォーラム(韓国ソウル市)に参加する。
③研究年報『東アジア社会教育研究』の刊行 〈資料 3〉年報第30号の構成案
・第30号を発行する(特集「東アジアの教育改革及び社会教育・生涯学習30年を振り返る」(仮)「東アジア生涯学習研究フォーラム2024・杭州の報告」等)。
④東アジアの社会教育に関する書籍の出版
・東アジア生涯学習研究フォーラムによる本づくりが昨年度より提案あり。
⑤TOAFAEC通信の発行
・月2~3回の発行を目指す(研究会の案内や報告、情報提供・交換の場)。
⑥ 研究グループの組織化
・休止中のフォーラムの再建を目指す。
⑦その他、目的達成に必要な活動
・維持会員の拡大
・年報『東アジア社会教育研究』『沖縄社会教育史料』等の普及・販売。
・代表、副代表、事務局による定期的な会議を開催する。
(2)2025年度予算(案) 〈資料4〉2025年度予算(案)
【特記事項】
①収入
・維持2口会員が安心して1口会員に移行できるよう人数増を目指す。
・30号頒布価は、1,800円と仮定(著者・会場費割引も勘案)。
・『沖縄社会教育史料』『やんばるの地域活動と社会教育』『戦後沖縄青年団運動の証言』販売継続。
②支出
・刊行物制作費・送料:頁増と物価高を勘案して算出。
・会場費:定例研究会会場費は例年通りとしたが、隔月でオンライン開催となると減る可能性。
③残高 年度内収支は、若干の黒字を目指したい。
④基金 大きな動きは予定なし。利息のみ。
(3)役員体制(案)
①代表:内田純一 ②副代表:
③事務局長・次長:山口真理子、遠藤輝喜 ④編集長:李正連
記録
Ⅰ 東京・沖縄・東アジア社会教育研究会(
TOAFAEC)
2025年度総会のご報告
……山口真理子(
TOAFAEC事務局)
TOAFAECが丸
30年経った
2025年、代表が、三代目として
10年務めた上野景三
さん(西九州大学)から内田純一さん(高知大学)にバトンタッチされました。上野
代表は顧問に就任します。上野さん、ありがとうございました。今後ともどうぞよろ
しくお願いいたします。
四代目となる内田代表は、
1995年
6月
2日第
1回の定例研究会から始まった
TOAFAECを、小林文人代表と二人三脚で進めてきた初代事務局長でもあります。
副代表も大きく交替となる予定(打診中)で、新しい体制でのスタートとなり、
代表・副代表・顧問・事務局が一緒になって定例会企画を含めて運営全般に取り組
んでいく予定です。みなさまからも、東京・沖縄・東アジアの社会教育・生涯学習
に関するご提案・情報提供など、ぜひお願いいたします。
また例年、日本社会教育学会
6月集会初日夜に交流会を開催しておりましたが、
明大前での交流会を事務局で準備することは諸般の事情により中止いたします。
ただ、どなたか声掛けをして、学会会場近く等で実施されるのは大歓迎です。
以下簡単に総会の報告です。ご不明な点などありましたら、お気軽にお知らせく
ださい。
…………………………………………………………………………………………………
記
日 時:
2025年
5月
30日(金)
18:
30~
19:40(オンライン併用)
会 場:杉並区高井戸地域区民センター 第
3集会室
その後、第
325回定例研究会
21:
00~イーストビレッジにて交流会
参加者:(五十音順、敬称略)李正連、江頭晃子、遠藤輝喜、上岡稀生子、小林文
人、
角田季美枝、山口真理子
/オンライン:上野景三、内田純一、石井山竜平、
石川敬史、岩本陽児、祁暁航、齋藤真哉、武田拡明、包聯群、鷲尾眞由美
( 以上
17人)
内 容:
2025年度総会
1
2024年度活動報告 2
2024年度会計報告
3
2025年度活動について
4
2025年度予算案について
5 役員体制について
挨拶:上野代表 司会進行:江頭監事
報告・説明:活動・会計関係 山口事務局長
年報編集 李編集長
結 論:
2024年度活動報告・会計報告と
2025年度活動計画・予算(案)は、全て承
認されました。
役員体制については、一部保留となりました。
以下に、主な件をご報告いたします。
【2024年度活動報告】
・
TOAFAEC独自のホームページを
2025年
1月に開設(
2022年度活動計画で提案)。
・やんばる対談は第
14回と第
15回を実施。第
15回で終了する。(
2010年第
1回)。
・
2024年
12月第
7回東アジア生涯学習研究フォーラム(中国杭州市)開催。参加者
約
40人
(日本からは
11人参加)。初めて同時通訳で行われた。
・定例研究会は
11回、ハイブリッド開催が定着したが、参加者数は減少傾向にある。
・研究年報『東アジア社会教育研究』第
29号の発行
(2024年
9月
18日
)。第
30号も
編集が始動した。
・『
TOAFAEC通信』
32回(第
78号
2024.4.6~
109号
2025.3.25)発行した。
・小林文人先生『地域社会教育で両国を結ぶ』(ハングル版)が韓国で出版された。
先生のホームページの韓国研究・交流に関する主要記事を編集したものである。
・韓国生涯学習研究フォーラムはこの年度も活発に活動。他の研究フォーラムはグル
ープとして
は動きがないが個人としての活動は続いている。
【2024年度会計報告】
・
2022・
2023年度の未収金も含め、維持会費は全員完納していただいた。
・刊行物販売金額は減少したが、販売冊数には大きな変化なし。
・銀行の利息がつくようになった。
・ホームページサーバー代がこの年度より支出となる。開設に当たっての作成サポー
ト
謝礼は支出しているが、同額寄付していただいた。
・
2025年度への繰越
431,226円(年度内収支は
39,166円の黒字)。
【2025年度活動計画(案)】
・
2025年度は
31年目に入る(
1995年
6月
2日創立)
・代表が上野景三さんから内田純一さんに交替、副代表も一部交替し新しい体制とな
る。
事務局を含めて会議を定例的に開催し、誰もが参加しやすい
・地方からも関わ
りやすい会運営を模索していく。
・沖縄県中頭青年団OB会活動の記録に、より集中して取り組んでいく。
・幅広い層の維持会員の拡大を目指す。会員一律
1口となるのが目標である。
・定例研究会をオンラインと対面と交互に開催する。
研究会内容は、代表・副代表・事務局による会議で企画・実施していく。
・第
8回東アジア生涯学習研究フォーラム(韓国ソウル市)に参加する。
・研究年報『東アジア社会教育研究』第
30号を発行する(特集「東アジアの教育改革
及び社会教育・生涯学習
30年を振り返る」(仮)「東アジア生涯学習研究フォーラ
ム
2024・杭州の報告」等)。
・東アジア生涯学習研究フォーラムによる本づくりが昨年度より提案あり。
・研究会の案内や報告、情報提供・交換の場として、ホームページの速やかな更新や
『
TOAFAEC通信』の原則月
3回発行に努める。
・各フォーラムの事情に合わせた活動。
【2025年度予算(案)】
・維持
2口会員が安心して
1口会員に移行できるよう維持会員人数増を目指す。
・
30号頒布価は、
1,800円と仮定(執筆者・会場費割引も勘案)して算出した。
・年報以外の『沖縄社会教育史料』『やんばるの地域活動と社会教育』『戦後沖縄青年団運動
の証言』の販売は継続していく。
・刊行物制作費・送料は頁増と物価高を勘案して算出した。
・定例研究会会場費は例年通りの支出としているが、オンラインだけの開催が入ると
減額となる。
・残高 年度内収支は、若干の黒字を目指したい。
・基金 大きな動きは予定なし。利息のみ。
【維持会員】
・
2024年度
42人と
1団体(増減なし、
2名増を目標としたが、果たせなかった)
・
2025年度
1人退会、
1人新規で前年度と変わらぬ会員数でスタートする。
【役員体制】
・代表:内田純一
・副代表:保留
・事務局長・次長:山口真理子、遠藤輝喜
・編集長:李正連
・事務局長が会計、通信、ホームページを兼ねて担当していることは、課題である。
……………………………………………………………………………………………………
代表卒業のご挨拶
TOAFAEC前代表 上野景三(西九州大学)
2015年から
10年間にわたって代表を務めさせていただきました。非力な代表では
ありました
が、みなさまのご協力によって、なんとか任を果たすことができました。
ありがとうございました。
10年間を振り返ってみると、とても大切な時期だったように思います。とくに研究
組織論として、
既存の学会とは異なる結びつきによって、新しい研究の動きを作り出
す役割の重要性を改めて
認識させられた
10年でした。
今後は内田新代表のもとで、また次の発展が期待されることと思います。今後と
も
TOAFAEC
の活動にご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
……………………………………………………………………………………………………
小さいながらも大きな挑戦の意義
TOAFAEC新代表 内田純一(高知大学)
内向きになりがちなところを突破し、新しい視点を提起できる研究組織をどうした
ら創ることが
できるのか。総会における上野先生の報告を聞きながら、
TOAFAECの
小さいながらも大きな
挑戦の意義をあらためて認識しておりました。
その意味で、
TOAFAEC発足の大きな動機となった
30年前の東アジア各国・地域に
おける教
育改革のうねり、とりわけ社会教育・生涯学習領域における飛躍から今日ま
での全体を
TOAFAECとしてどう捉えるか。そこでは何が問われ、何が大事にされて
きたのかを提示すること
が必要であり、現代の危機を突破する拠り所は、この点にあ
ると思います。
定例研究会の開催や年報の発行は、新たな視点を生み出す中軸であり、通信や
HP、
各
フォーラムの活動は不可欠です。現在『東アジア社会教育研究』第
30号の編集も進
んでい
ますし、
11月
26日~
28日には、8回目(オンラインを入れると9回目)の
「東アジア生涯学習
研究フォーラム」が韓国で予定されています。
総会でも議論されたように運営体制や会計等の課題は尽きませんが、
10年間に及ぶ
上野
先生からのバトンをしっかり受け継いでいきたいと思います。皆さまの志、ご支
援、ご協力を
よろしくお願いします。

__________________________________________
2024年
■TOAFAEC総会ご案内
会員の皆さま (
2024年
5月
6日、事務局長)
東京・沖縄・東アジア社会教育研究会(TOAFAEC)
2024年度総会の案内 TOAFAEC代表 上野景三
2024年明け早々に能登地方で大地震が発生、今も不便な生活が続いているという報道に胸が痛みます。その地域にお住いの方、また、親戚・知人がおられる方、お見舞いとともに一刻も早く元の生活に戻れるようにお祈り申し上げます。
2023年度に特筆すべきは、11月19~21日に沖縄県名護市で、第6回東アジア生涯学習研究フォーラムを開催したことです。この開催に備えて、2023年度の3月に第1回名護市訪問、2024年度も5月、9月に訪問して、名護の皆様と協議を続け、無事開催することができました。日中韓台から約60名が集いました。名護市等の青年を含む多くの皆様や、佐喜眞美術館、海勢頭豊様の御蔭により、好評のうちに終えることができました。
この間も、8月を除く毎月の定例研究会、年報(28号)の発行は続きました。2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症対策は緩和され、定例研究会は全て対面を基本に、時にオンラインの長所を生かして併用して行いました。2024年度もその方針は変わらず、年報も第29号を9月に発行の予定で編集作業が続いております。懸案であったTOAFAEC独自のホームページは、2023年度はソフト購入など準備段階で終わりましたが、2024年度には開設する予定で進めております。最後に、安定的な年報発行などは維持会員の皆さまのお支えがあってこそ出来ております。維持会員になってくださる方が増えることも目標にしたいと思います。
さて、総会のご案内です。今年は例年と異なり日本社会教育学会六月集会の前日・5月31日に行うことといたします。集会初日が恒例で、今年もずっとそのように予告してきましたので、予定が狂う方も多くいらっしゃると思います。初日に21:00近くまで理事会が開かれることがわかり、TOAFAEC会員には理事を含む役員が10名もいらっしゃることで、急遽変更いたしました。役員でない方々には、誠に申し訳ありません。
5月31日は本来定例研究日ですので、先ず研究会を行ない、その後、総会に移り、懇親会は近くの小さなレストランで、と思っております。ただ、研究会については未定の部分があり、総会の開始時間については変更の可能性があります。後日、資料をお送りする予定ですので、その際には確定してお知らせできると思います。研究会、総会ではオンラインも併用いたしますので、遠方の方など、そちらでご参加ください。
それでは、皆様、5月31日(金)にお会いいたしましよう。
記
日時:2024年5月31日(金) 20:00頃~22:30(早まる可能性あり)
内容:2024年度総会 1 2023年度活動報告 2 2023年度会計報告
3 2024年度活動について 4 2024年度予算(案)について
挨拶と司会進行:上野代表、
報告・説明:年報編集 李編集長、会計報告ほか 山口事務局長
①ご質問やご意見は、5月27日(月)までにお知らせください:。
②また、前日30日(木)までに、参加・不参加のお返事をいただければ幸いです。
オンライン参加ご希望の方も、この日までにご連絡ください。
会場:杉並区高井戸地域区民センター 第3集会室 Tel:03-3331-7841
(京王井の頭線・高井戸駅から徒歩3分(改札出て右、環八を渡ってすぐ)
その後イーストビレッジにて懇親会 連絡先:山口 IZK07252@nifty.com 090-1548-9595
▼2024総会ー前列中央・上野代表、右・山口事務局長、前にズーム参加者 撮影:小田切督剛

■2024年度総会議案書 (2024.5.31) 事務局長
1 報告
(1) 2023年度活動報告 〈資料 1〉2023年度活動日誌
2022年6月12日規約改正により会計年度が変わり、2022年度は2022年6月12日~2023年3月31日の10か月弱となり、2023年度は4月から翌年3月までを1年度とする、最初の年度となった。
11月に東アジア生涯学習研究フォーラムが沖縄県名護市で開催され、そこに至るまでとその後にも多くを費やした。懸案であったTOAFAEC独自のホームページは、開設には至らなかったが準備は進めている。
規約第3条「この会は、前条の目的を達成するために、次の活動をおこなう。」に従って、以下にご報告する。 <資料1>2023年度活動日誌も参考にされたい。
① 会員相互の研究交流、情報交換および連絡連携
・ホームページ開設についての動き
作業予定者が変わり、小林先生使用の「ホームページ・ビルダー」に対応できるWindowsが使えることになったので、当初の、小林先生のホームページからTOAFAECの部分を移す、という方針に戻った。ソフトは購入して作業予定者のパソコンにインストールし、開設に備えて準備している。
② 定例研究会、国際シンポジウム等の開催
・ 定例研究会は第302~312回の9回を、予定どおり8月を除く毎月、対面で開催した。コロナ下においてオンラインの長所も経験したので、可能な限り併用した。北海道や韓国からの参加も可能になっている。
・「東アジア生涯学習研究フォーラム」の開催に向けては、前年度から準備を始めていたが、2023年度も2回沖縄に行き名護の関係者その他の方々と協議をしたり、東京でも打ち合わせを持ち、通訳をお願いする留学生たちの学習会を定例研究会で持ったりした。日中韓3か国語の資料集を作成したのは、フォーラムでは最初であった。日中韓台の約60人が集い、関係者の多大なご協力のおかげで好評のうちに終えることができた。資料集作成、フォーラムの同時通訳など、中国・韓国留学生の力に頼ることは大きかった。
③ 研究年報『東アジア社会教育研究』の刊行
・2023年度は第28号を予定通どおり9月18日に発行した。編集委員会は2023年1月27日から8月24日まで5回開催した。
・第29号編集委員会は2023年12月17日第1回を持ち、2024年3月4日第2回まで開いている。
④ 東アジアの社会教育に関する書籍の出版
・2023年度はなし。
⑤ TOAFAEC通信の発行
・第42号(2023。4.10)~第77号(2024.3.27)を発行。月平均3回のペースで発行している。
⑥ 研究グループの組織化
・韓国生涯学習研究フォーラムは、8月28日社会教育研究全国集会の日韓特別分科会開催に協力した。
⑦ その他、目的達成に必要な活動
・日本社会教育学会6月集会で販売。出来上がったばかりの年報最新号を出す9月の研究大会とは比べられるものではないが、売り上げはあり、新しい人との出会いもあった。
・東アジア生涯学習研究フォーラム会場では『やんばるの地域活動と社会教育』の販売ができた。
(2) 2023年度会計報告
〈資料 2〉2023年度会計報告,会計報告一覧,監査報告書
① 収入
・会員1人減に加え、未収金が58,200円と例年になく多く、これが年度内収支マイナスの大きな原因となった。ただし、そのうちのお2人からは、会計締め後に納金があった。
・刊行物販売では、従来基金収入にしていた『やんばるの地域活動と社会教育』をこちらに計上することにしたため、学会販売ができなかった年度にしては販売額が多くなった。
『やんばるの地域活動と社会教育』は東アジア生涯学習研究フォーラムで販売できた他、2018年の日本社会教育学会研究大会時『東アジア社会教育研究』第23号と共に、名護市に預けていた分の売り上げが入金された。
・特別会計(基金)では、東アジア生涯学習研究フォーラム参加者有志から10万円の寄付があった。
② 支出
・刊行物制作費はページ数と印刷部数から考え、従来と比べ妥当な金額となった。送料に関しては、年々支出が増える傾向にあり、それに備えていてほぼ妥当と言える。
・会場費は定例研究会で延長が必要な場合がほとんどだったにもかかわらず、延長は編集 委員会使用に想定した予算で、失敗だった。そのために予算案より多くなった他、他の項目でも予算よりオーバーしたものもあるが、逆に多く予算化していた項目もあり、全体的にはあまり問題はない結果となった。
・支出としてこの年度に特記するのは、ホームページビルダー・ソフトの購入である。
③ 残高
・年度内収支ではマイナス79,396円、山口が会計を担当するようになった2004年度からで最大の赤字となったが、繰越金が多いため、残高としては392,060円となった。
(3) 維持会員現況 〈資料5〉会員数の変遷
・個人42人,団体1グループ。前年2022年度は個人43人、団体1グループだったが、退会2人、新規加入1人で、結果1人の減となった。
2 議案
(1)2024年度活動計画
定例研究会と年報『東アジア社会教育研究』の刊行を軸に、今年も地道に活発に進めていきたい。
そのためにも財源の確保は重要である。年報の刊行に必要な約55万円は、維持会員による会費と年報の販売代金で賄っている。維持会費は1口1万円としているが、13人と1団体(2023年度)が2口負担してくださっているおかげで可能になっている。少しでも一律1口会費に近づけるためにも、活発な活動のためにも幅広い層の会員の拡大は今年も課題である。
久しぶりの日本社会教育学会研究大会は、販売の大きな機会なので、力を入れたい。
ホームページの開設も9月までには実現させたい。
①会員相互の研究交流、情報交換および連絡連携
・ ホームページは、9月までには開設の予定である。
・当研究会は大学等の研究者にとどまらず、現場(あるいは退職の)職員や市民も自由に参加できる会である。定例研究会開催や年報刊行を継続していくことで、その場の提供になるようにしたい。
② 定例研究会、国際シンポジウム等の開催
・定例研究会をこれまでどおり、原則として8月を除き毎月最終金曜日に年11回開催予定である。対面と可能なかぎりオンライン併用で行っていく。年報内容と関連したテーマ、その時々のホットな話題なども取り上げていく。
・東アジア生涯学習研究フォーラムは、2024年度は中国で開催されることが決まっている。
③ 研究年報『東アジア社会教育研究』の刊行 〈資料 3〉年報第29号の構成案
・ 第29号の編集は2023年度から既に始まっている。特集「東アジアにおける生涯学習の新展開(仮)」「東アジア生涯学習研究フォーラムの実施報告」等。日本社会教育学会研究大会が今年は早い(9月6~8日)ため、原稿締め切りなど全て早めに進めていく。
④ 東アジアの社会教育に関する書籍の出版
・名護での東アジア生涯学習研究フォーラムについて、年報29号への記録や報告とは別に、本づくりの構想も提案されている。
⑤ TOAFAEC通信の発行
・研究会の案内や報告、通信メンバーの情報交換に役立たせることができればと思う。時機を逸さないように留意したい。
⑥研究グループの組織化
⑦ その他、目的達成に必要な活動
・ 安定的な年報発行のためにも、少しでも一律1口会費に近づけるためにも、維持会員の拡大は課題である。『TOAFAEC通信』では折りあるごとに呼びかけていきたい。
・年報『東アジア社会教育研究』を中心として『沖縄社会教育史料』等の普及・販売。
9月に日本社会教育学会研究大会が久しぶりに対面で開かれる。6月集会とともに会場販売予定。
(3)2023年度予算(案) <資料 4>2023年度予算(案)
① 収入
・維持会員は2023年度42人と1団体。内訳は2口会員14(13人と1団体)、1口会員29人。
2024年度は2人増えることを目標にして、1人は確定している。2口会員は1人1口会員へ移行と想定し、12人と1団体、1口会員は29+1(移行)+2(増目標)=32人で算出。
一般会員は現状の5人で算出した。
・未収は4人で58,200円。既にお2人2023年度会計締め後に納金されている。
・今年は日本社会教育学会での販売ができるので、そこでの売り上げを期待した。
・年報頒布価は、最近3年間同じ金額が続いているので、1,800円と仮定、1割引き(会場・新刊)や2割引き(執筆者)も勘案して収入額を算出した。バックナンバーも、4~27号の平均額が1,800円で28号も同額だったので1,800円と仮定して算出した。
・その他としては『沖縄社会教育史料』2冊『やんばるの地域活動と社会教育』1冊と仮定。
② 支出
・刊行物制作:昨年の28号と同じくらいのページ数と印刷部数で想定した。
送料:年々増えていくので、2023年度より約3,000円をプラスした。
会場費:定例研究会は2時間枠では収まらないことがほとんどなので、当初から延長を付けて算出。
編集委員会は3回分予算化した。
③ 残高
・年度内収支は、予算(案)では少額だがプラスになった。前年度の繰越に加えて次年度に残したい。
④ 基金
・当面、寄付収入しか想定しない。
・次に新しい企画が出ることを期待し、備えたい。
(4) 維持会員見込み
2023年度は42人と1団体だったが、2024年度は1人増の43人と1団体でスタートする。
年度内にもう1人の増が目標である。
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■総会報告 2024.6.8 山口真理子(TOAFAEC事務局)
東京・沖縄・東アジア社会教育研究会 2024年度総会のご報告
日 時:2024年5月31日(金) 20:00~22:40
会 場:20:00~杉並区高井戸地域区民センター第3集会室(Zoom併用)
(21:00~22:40 イーストビレッジにて交流会)
参加者:(五十音順、敬称略) 李正連、上野景三、内田純一、江頭晃子、遠藤輝喜、王操、
小田切督剛、上岡稀生子、小林文人、齋藤真哉、山口真理子、石川敬史(オンライン)12人
内 容:1 2023年度活動報告 2 2023年度会計報告 3 2024年度活動について
4 2024年度予算案について
挨拶)上野代表 司会進行)江頭監事
報告・説明)活動について 小田切副代表、齋藤副代表
年報編集 李編集長 会計関係 山口事務局長
(以上を、議案書、〈資料1〉~〈資料5〉によって進行しました。)
結 論:2023年度活動報告・会計報告と2024年度活動・予算(案)は、全て承認されました。
詳しくは、先に送付している議案書などをご覧になってください。
課題としては
・ 韓国フォーラム以外の各フォーラムの活発化
・ 事務局の役割分担・リスク管理
・ 年報に各国地域の現代的課題に沿った論文や引用される論文を増やす
が挙げられました。以下に、主な件をご報告いたします。
【2023年度活動報告】
・規約改正により会計年度が変わり、2023年度は4月から翌年3月までを1年度とする、最初の年度となりました。(それまでは「総会の日から次年度の総会の日の前日まで」だったのです。)
・11月19~21日に東アジア生涯学習研究フォーラムが沖縄県名護市で開催され、そこに至るまでとその後にも多くを費やしました。通訳をお願いする留学生たちの学習会を定例研究会として開催したり、フォーラムとしては初めて日中韓3か国語の資料集も作成しました。関係者の方々の多大なご協力とご支援を得て、日中韓台の約60人が集い、おかげさまで好評のうちに終えることができました。資料集の作成や通訳には留学生などの力に頼ることが大きかったです。関係者、参加者の皆さま、誠にありがとうございました。
・その他には、年11回の定例研究会、年報第28号の9月18日発行、月平均3回の『TOAFAEC通信』の発行を、例年どおりに実施してきました。
【2023年度会計報告】
・会員1人減に加え未収金が58,200円と例年になく多く、これが年度内収支マイナスの大きな原因となりましたが、繰越金を入れて1,080,364円でした。
・刊行物販売では、従来基金収入にしていた『やんばるの地域活動と社会教育』を通常会計に計上することにしたため、学会販売ができなかった年度にしては販売額収入が多くなりました。
・『やんばるの地域活動と社会教育』は東アジア生涯学習研究フォーラムで販売できた他、2018年の日本社会教育学会研究大会時に『東アジア社会教育研究』第23号と共に、名護市に預けていた分の売り上げが戻入されました。
・特別会計(基金)では、東アジア生涯学習研究フォーラム参加者有志から10万円の寄付がありました。
・支出では、項目ごとに見れば、予算案より多くなったものある一方、逆に多く予算化していた項目もあり、全体的にはあまり問題はない結果となり、688,304円でした。
・支出としてこの年度に特記するのはホームページソフト(ホームページビルダー)の購入です。
・年度内収支ではマイナス79,396円でしたが、繰越金が多いため残高としては392,060円です。なお、未収4人の方のうち、3人からは会計締め後に入金がありました。
【2024年度活動計画】
・定例研究会と年報『東アジア社会教育研究』の刊行を軸に、今年も地道に、しかし活発に進めていきたいと思っております。
・研究年報『東アジア社会教育研究』第29号は、日本社会教育学会研究大会が今年は早い(9月6~8日)ため、それに合わせた刊行の予定です。
・名護での東アジア生涯学習研究フォーラムの記録や報告は年報第29号に載る予定ですが、それとは別に本づくりの構想も提案されています。
・東アジア生涯学習研究フォーラムは、2024年度は11月16・17日、中国杭州市で開催されることが決まっております。
・ホームページの開設は、9月までには実現させる予定です。そのために作業予定者パソコンへのソフトのインストールは2023年度に済ませております。
【2024年度予算】
・収入(年度内712,506円+繰越金392,060円)1,104,566円 支出708,000円 残高(年度内4,506円+繰越金392,060円)396,566円
・従来の決算額を参考に、収入を控えめに、支出は多めに算出しています。
・今年は2019年度が最後だった日本社会教育学会での販売ができるので、そこでの売り上げを期待しています。
・ホームページ関連の支出としては、レンタルサーバー代などが生じることになります。
・年度内収支は、予算(案)では少額だがプラスになりました。健全な財政を維持したいと思っております。
・基金は、当面、寄付収入しか想定していません。次に新しい企画が出ることを期待し、備えておきたいです。
【維持会員】
・2023年度は、個人42人,団体1グループです。2024年度は1人増(確定)の43人と1団体でスタートします。
・維持会員の会費は1口1万円ですが、実は全員1口では年報の発行には足りません。(年報発行には55万円前後必要)。そのため2口2万円を出してくださっている会員も、2023年度は14人と1団体いらっしゃいました。「一律1万円」が目標です。皆さまの中で、維持会員になってくださる方はいらっしゃらないでしょうか。

■TOAFAEC総会・事務局会議案内 ・・・事務局長 山口真理子(2024/4/13)
TOAFAEC役員・事務局の皆さま
今年も総会が近づきました。例年、日本社会教育学会
六月集会の初日に開いています。今年は
6月
1日(土)、と今までで一番早いのではないでしょうか(→
その後5月31日に変更)。そこで、総会準備の事務会議ですが、
4月
26日(金)
16:
30~、高井戸地域区民センター第4集会室、で行いたいと思います。李正連さん(年報編集長)にお願いして、(編集委員会の前に)オンラインでもできるようにいたします。その後、
17:
30~年報第
29号編集委員会が予定されていますので、遅くとも
17:
20には終わるようにしたいと思います。
具体的な内容・資料につきましては、事前にお送りするようにいたします。この日、本来は
17:
00~編集委員会の予定でしたが、定例研究会(313回)が
19:
00~となり、時間に余裕ができたことから、このようにさせていただきました。
1日に
3つも会議が重なることになり、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたしま
す。

2023年
▼東アジア生涯学習フオーラム名護(2023/11 第6回)第2日夜/交流(名護市城区公民館)→記録・写真■

■TOAFAEC総会の開催・・・*詳細案内
日時:
2023年
6月
3日(土)
19:
00~
21:00
会場:目利きの銀次 新百合ヶ丘駅前店(小田急線新百合ヶ丘駅北口すぐ右側、
acorde2階)
内容:
2023年度総会
1
2022年度活動報告
2
2022年度会計報告
3
2023年度活動について
4
2023年度予算案について
*挨拶と司会進行:上野代表、
報告・説明:年報編集ー李編集長、会計報告ほか 山口事務局長
① ご質問やご意見は、
5月
31日(水)までに山口にお知らせください:
連絡先:
IZK07252@nifty.com Tel&
Fax.042-482-9143 ②以下略。
▼日本社会教育学会六月集会初日夜・総会(新百合ヶ丘)、議長・内田純一

■東京・沖縄・東アジア社会教育研究会(TOAFAEC)2023年度総会報告
TOAFAEC事務局 山口真理子
日時:2023年6月3日(土) 19:00~21:00
会場:目利きの銀次 新百合ヶ丘店
参加者:(五十音順 敬称略)李正連、上野景三、内田和浩、内田純一、江頭晃子、遠藤輝喜、
岡 幸江、小林文人、肥後耕生、北條秀衛、山口真理子 以上 11名
司会進行:内田純一
報告・説明:年報に関して-李編集長 その他―山口事務局長
内容:総会議案書、資料によって進行した。
2023年度活動計画では「定例研究会を原則対面で行う」としていたが、Zoom設定が可能な会員の申し出により「定例研究会は原則として対面によるが、可能な場合はハイブリッドでも行う」に修正した。それ以外は議案書通り、2022年度活動報告・会計報告、2023年度活動計画・予算(案)は了承された。したがって、詳しくは送付している総会議案書や資料一式を見ていただくことで、ここでは主なことを中心にご報告したい。
1 報告
(1) 2022年度活動報告
・2022年6月12日規約改正により会計年度が4月1日~翌年度3月31日となり、したがって2022年度は2022年6月12日~2023年3月31日までの10か月弱であった。
・定例研究会はコロナ下ではあったが、オンラインから徐々に対面も併用し、毎月1回の定例研究会実施を堅持した。第300回という記念すべき回も含まれる。
・2023年度「東アジア生涯学習研究フォーラム」が沖縄県名護市で開催されることになり、その準備が始まった。
・2019年から中段していた「やんばる対談」も、上記「フォーラム」準備のための訪沖の際に再開、第13回(記録を年報28号に掲載予定)を行うことができた。
・研究会年報『東アジア社会教育研究』第27号を9月18日に発行した。第28号も編集中である。
・ TOAFAECとしての出版ではないが、『蓬勃向上的韓国終身教育』(王国輝・楊紅訳)が日韓両国の研究者の編著により『躍動する韓国の社会教育・生涯学習』を底本にして2022年8月に中国清華大学出版社より出版された。(『躍動する韓国の社会教育・生涯学習』は、韓国生涯学習研究フォーラムの活動の蓄積が生かされている―あとがきより)。
・『TOAFAEC通信』(2022年4月創刊)は2023年3月28日までに第41号を発行。
・TOAFAEC独自のホームページは、開設には至らなかったが検討は始めた。
(2)2022年度会計報告
・維持会員収入は久しぶり未収が生じたが、1人3口の方もおられ予算どおりの収入となった。
・刊行物販売では、新刊27号の売れ行きはほぼ例年どおりだが、その他の販売は芳しくなかった。大量の執筆者購入とかセット購入などは、その年によって事情が異なり、予測がつかない面がある。
・コロナ禍が続いてオンラインによる研究会がほとんど、会場費支出が低く抑えられた。
・年度内収支は24,253円、前年からの繰り越し金447,203円を加えると471,456円を2023年度に繰り越せる。
(3)維持会員現況
・個人43人、団体1グループ。2022年度(個人39人、団体1グループ)より4人増となった。
2 議案
(1) 規約改正 規約第8条は、以下のように改正された。適用は2023年度からとなる。
「この会の会費は、次の通りとする。
1 一般会員 2000円
維持会員 1口1万円」
(2)2023年度活動計画
・定例研究会は、8月を除き毎月最終金曜日に年11回開催予定、原則として対面によるが、可能な場合はハイブリッドでも行う。
・「東アジア生涯学習研究フォーラム」(国際フォーラム)について、2023年度は日本(沖縄県名護市)に於いて11月開催を予定しており、それに向けて東アジア研究交流フォーラムを中心として2,3度は準備のため訪沖することになる。既に5月に名護市・中頭を訪問、経過説明・協力依頼を行っている。
・やんばる対談は、上記の通り「東アジア生涯学習研究フォーラム」と関連した動きになる。
・年報『東アジア社会教育研究』第28号の編集・刊行、さらに2024年には第29号編集に着手。
・夏には、懸案のTOAFAEC独自のホームページ開設を実現させたい。
・TOAFAEC通信の発行 月3~4回を予定する。
・韓国生涯学習研究フォーラムは、8月28日の社会教育研究全国集会の日韓特別分科会開催に協力することが予定されている。
(3) 2023年度予算(案)
・従来の決算額を参考に、収入は控えめに、支出は多めに算定した。
それぞれを算定するに当たって、「2023年度予算(案)」下部に※1)~※8)注記を示している。
・ホームページ開設に関しては、WordPressを予定。作成は無料だが、ビジネスプラン月額2900円、8月からを目標に8か月分、サポート代等の発生も考えられるので5万円を予算化した。
・ケアレスミスあり。※7)の1行目は削除願いたい。
(4) 維持会員見込み(目標)
個人42人と団体1グループでスタート(2022年度は43人+1グループ)。
目標は2022年度より1人増の44人プラス1グループとして、会費収入もそれで算出した。
ただし、会員1人退会で減となるので、2人の新規入会を期待する。
■維持会員の皆様へ 2023年度会費納入のお願い
TOAFAEC代表 上野 景三 (2023年6月8日)
毎年、『東アジア社会教育研究』編集・発行にご協力ご支援を、ありがとうございます。皆様のお力添えで、東アジアにひろがる貴重な論文・報告等を世に出すことができております。深く感謝申し上げます。四半世紀を超える積み重ねにより貴重な記録ともなり、広く知られるようになってまいりました。
維持会員の方の会費は、「規約 第8条の2 維持会員による会費は、研究年報『東アジア社会教育研究』の発行にあてる。」にありますように、発行には欠かせない資金となっております。昨年もおかげさまで、目標にしている9月18日に第27号を発行することができました。現在は第28号の編集作業を進めております。今年は「平和と共生」(仮)を特集とし、そのテーマ以外でも各国・地域からの論文が集まってきております。「この1年の動き」も健在です。久しぶりの「やんばる対談」記録や、ミニ特集のような奄美の論文・エッセイもご期待ください。
編集委員会や定例研究会の予定は、2022年度から発信しているメール通信『TOAFAEC通信』やホームページに掲載しております。ご覧の上ぜひご参加ください。
現在維持会費は「1口1万円」ですが、「一律1万円」が目標です。お知り合い等で関心のある方がいらっしゃいましたら、年報や定例会などご紹介いただくとともに、会員にお誘いくださるとありがたいです。
毎年のことですが、年報等のご送付について、改めてご説明いたします。
・当年号は1口5冊、2口10冊までお送りします。それらは周りの方に広めてほしい、という思いがあります。差し上げるかお売りになるかはもちろんご自由です。
・希望により維持会費分のバックナンバー(在庫があれば)や、2018年に発行した『やんばるの地域活動と社会教育―やんばる対談集』を含めることもできます。
・大学関係の皆様は、大学図書館や関係研究室にご寄贈いただけるとありがたいです。もし、大学図書館等で直接購入が可能な場合は、請求書等の発行もできますので、事務局までご連絡ください。TOAFAECが納本した形で書類を作成し、代金は会員の方へお返しいたします。2022年度現在、3大学で実施しております。
次ページにより、8月31日(木)までにお振り込みをお願いいたします。年報へのお名前掲載、送付数などについてもご確認ください。
記
1 2023年度の維持会費をお願いいたします
引き続き会員として支えてくださる方は1万円あるいは2万円を、8月31日(木)までに、下記の口座に振り込んでください。
① ゆうちょ銀行・郵便局 振替口座 加入者名)TOAFAEC
・通常振込―「払込取扱票」による 口座番号)00130-4-352936
・電信振替―ゆうちょ銀行口座間の場合 記号)001304 番号)352936
※ゆうちょ銀行の送金機能付き普通預金 のキャッシュカードをお持ちの方は
郵便局ATM利用で送料100円です。
・電信振替-他金融機関からお振込みの場合 店番)019 店名)〇一九店(ゼロ
イチキュウ) 預金種目)当座 口座番号)0352936
② 三菱UFJ銀行 調布支店
口座番号)1959899 口座名)東京・沖縄・東アジア社会教育研究会
なお、振込票の受領書またはご利用明細票を領収書に替えさせていただいております。
別途領収書が必要な場合は、振込票にその旨記入するなど、ご連絡ください。
2 維持会員の方のお名前を『東アジア社会教育研究』第28号に載せることについて
第27号に維持会員の方のお名前と所属を載せております。
第28号にも載せる予定ですが、望まれない方や所属変更のある方、新規の方は、同じ
く8月31日(木)までにお知らせください。
3 送付冊数について(前述とダブル部分もありますが)
維持会費相当冊数(1口5冊、2口10冊まで)の第28号をお送りいたしますが、その数を十分に活かすことができないと思われる方は、必要冊数を振込票にその旨記入するなど、お知らせください。また、会費相当金額の範囲内であり、かつ在庫のある号であれば、バックナンバーや『やんばるの地域活動と社会教育』に換えることもできます。やはり、8月31日(木)までにお知らせください。
4 今後も会員として引き続きご協力をお願いしたいのですが、もしご事情により、継続がご無理な場合、あるいは2口から1口への変更の場合などは、ご遠慮なくお申し出ください。こちらも、8月31日(木)までに、ご連絡お願いいたします。
連絡先)山口真理子 Email:IZK07252@nifty.com(「0」は数字です)
〒182-0024 調布市布田5-24-3-702 Tel&Fax:042-482-9143
2022年・TOAFAEC総会 *総会の歴史→■
【東京・沖縄・東アジア社会教育研究会(TOAFAEC)2022年総会のご案内】
…TOAFAEC代表 上野景三
2020年2月クルーズ船乗客感染に始まったコロナ禍は、2年以上経った現在も収束しておらず、まだ元の生活にはまだ戻れないようです。皆様方、身体も心もお元気でお過ごしだったでしょうか。コロナ禍は、2021年度も私たちの研究会に大きく影響しました。定例研究会、年報編集委員会、韓国生涯学習研究フォーラム、東京社会教育史研究フォーラムはほとんどがオンラインでした。「東アジア生涯学習研究フォーラム」は、昨年度は一日だけのオンライン開催でしたが、今年度は開催できませんでした。2010年に始まった沖縄
県名護市でのやんばる対談も遂に3年続けて中止となりました。そのかわり、謝礼、会場費の支出が1500円で済み財政的には助かりましたが、活動の交流や発展を考えてみたとき、やはり喜ぶべきことではないでしょう。
2022年度もコロナ禍に左右されながらの1年になりそうです。今年も研究会年報『東アジア社会教育研究』は第27号発行を目指して編集が進行中です。2022年は沖縄復帰50年、日中国交正常化50年の年です。それを意識した「東アジア社会教育・生涯学習50年」を特集としました。研究会はオンライン開催を余儀なくされていますが、2022年度中にはなんと300回を数えます。会場は模索しながらですが、引き続き定例どおりに実施していく予定です。
さて、総会のご案内です。今年も日本社会教育学会六月集会はオンラインで行われますので、それに合わせて開いていた総会も、オンラインでいたします。詳細につきましては最後にご案内いたします。例年どおり総会資料を添付(略)いたします。オンライン総会に参加できない方々は、どうぞご質問やご意見などをお寄せください。会議での議題に上げたりご質問へのお答えができたりしますので、6月5日(日)までにいただければ幸いです。 それでは、皆様、6月12日(日)の20時に画面を通じてお会いいたしましょう。
日時:2021年6月12日(日) 20:00~21:30(Zoom開場 19:50)
会議終了後~22:00頃 オンライン懇親会
内容:2022年度総会 1 2021年度活動報告 2 2021年度会計報告
3 2022年度活動について 4 2022年度予算案について
挨拶と司会進行:上野代表、報告・説明:年報編集:李編集長、会計報告ほか 山口事務局長
① ログインは以下のURLを、当日の開始時間にクリックしてください。李正連さんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。2022年6月12日(日)20:00~ URL(略)
② ご質問やご意見は、6月5日(日)までに山口あてお寄せください:
連絡先: IZK07252@nifty.com Tel&Fax.042-482-9143
〇終了後の懇親交流、それぞれお好きな飲み物等をご用意ください。
報告 2022年度総会ご報告 (TOAFAEC事務局 山口真理子)
日時:2022年6月12日(日) 20:00~21:30 Zoomによるオンライン総会 ~懇親会
参加者:(敬称略) 李正連、上野景三、江頭晃子、呉世蓮、小林文人、包聯群、山口真理子(以上7名)
司会進行:上野景三()
報告・説明:年報に関して-李編集長 その他―山口事務局長
内容:総会議案書・資料によって進行した。
1 上野代表あいさつ
2 報告 (1) 2021年度活動報告 〈資料1〉2021年度活動日誌
説明)・懸案だった独自の通信『TOAFAEC通信』を発行した。
・コロナ禍によりオンラインではあったが、年11回(第282~292回)の定例研究会、編集委員会、各研究フォーラム等は通常通り実施した
。うち第291回の定例研究会はハイブリット(対面とオンライン)で行なった。
オンラインは話し手(沖縄、大分)も含め、全国からの参加を可能にした。
・ 「東アジア生涯学習研究フォーラム」と「やんばる対談」は開けなかった。
・ 研究会年報『東アジア社会教育研究』第26号を9月18日に発行した。第27号も編集中である。
・ 『沖縄社会教育史料』稀少号の第1・3集をオンデマンド出版し、全7集を10セット組むことができ販売した。
・日本社会教育学会などもオンライン開催となり、直接販売の機会が失われた。→結論)了承された。
(2)2021年度会計報告 <資料2>2021年度会計報告、会計報告一覧、監査報告書
説明)・2021年度総会での<資料4>2022年度予算案の記載ミス(繰越金額が会計報告と 予算案で異なる)の訂正とお詫び。単純な記載ミスで、会計上の問題ではない。今回の2021年度会計報告上に正しい金額を記載している。
・ 維持会員増が予算より3人多く4人であった。2口会員から1口会員への変更は2人と予算より1人多かったが、会員増と例外的に1.5口納めてくださった会員もおり、維持会費収入は予算を上回った。
・ 刊行物販売では、新刊・26号の売れ行きが予算より少なかったが、バックナンバーをまとめて購入した大学があり、『沖縄社会教育史料』も予算より1セット多く購入されたこと等、10万円を超す収入となった。
・ 年報のセット購入は2014年が最後で、その後はない。
・ 支出では、編集・印刷担当の尽力で刊行物制作費が予算より少なくなった。
・ 謝礼支出0(ゼロ)、会場費1500円はコロナ下の事態を象徴している。
・ 残高447,203円(年度内収支は83,520円)となり、2022年度へ繰り越す。結論)了承された。
(3) 維持会員現況 ー年度当初 個人35人、団体1グループ。年度末 個人39人、団体1グループ。
2 議案
(1) 規約改正提案 第9条の改正提案。
提案)現行:この会の会計年度は、総会の日から次年度の総会の前日までとする。
改正案:この会の会計年度は、4月1日から翌年度の3月31日までとする。
説明)・最初に配付した議案書では、第8条の会費と会員制度に関しての規約改正提案も予定していたが、考え方に未整理の点があり、今回の提案は見送り、継続審議とすることとした。
・現行の第9条は、総会の前日が会計年度末とあり無理があるというのが理由である。総会の日は日本社会教育学会六月集会に慣習的に合わせていることから、4月~翌年3月を提案したものである。
結論)・規約第9条の改正は了承された。
・適用は2022年度から。したがって2022年度は6月12日~2023年3月31日、次年度は2023年4月1日~翌年3月31日、以降同様。
(2) 2022年度活動計画 <資料3>年報27号の構成案
説明)・TOAFAEC独自のホームページ開設を目指したい。検討、開設、運営等を担当してくれる人を募集する。
・規約第8条会費と会員制度について事務局会議を開催し検討する。事務局会議は代表・副代表・事務局長・編集長・顧問など広く声をける。
・定例研究会は2022年度中に第300回を迎えることになるだろう。コロナ禍の状況を見ながら、対面の研究会を増やしていきたい。
・「東アジア生涯学習研究フォーラム」の日本での開催の検討。
・「やんばる対談」は、従来の時期(春)にこだわらず、できる時に実施する。
・研究会年報『東アジア社会教育研究』第27号の発行と第28号への着手。
・『TOAFAEC通信』は月2回をベースに発信していきたい。
(3) 2022年度予算案 <資料4>2022年度予算(案)
説明)・維持会員増5人(うち3人は確定)を目標に維持会費収入を見込んだ。
・研究会年報のセット購入は、見込まないことにした。
・『沖縄社会教育史料』の在庫は4セットある。引き続きの購入を期待した。
・支出では、10月頃からは対面の定例研究会や年報編集委員会ができれば、という期待をこめて、謝礼と会場費を算出した。ただし、会計年度の改正により年度末が2ヵ月早まることもあり、支出額が下がることは予想される。
・この(案)では年度内収支では赤字となるが、繰越金もあり運営に支障はないと思われる。
・ホームページ開設・運営等にかかる費用は未定である。
・記載上いくつかの点(繰越金を入れない、HP費用を増やす等)について指摘があり、次年度から改善する。 結論)了承された。
(4) 維持会員見込み(目標) 個人44人(5人増、うち3人は確定) 団体1グループ
総会終了後
・参加人数7名というのは、最近では少ない人数であった。2010年以降で調べた限り、6名の時も2回あった。
・うち事務局メンバーが5名参加していたことで、27号の編集の打ち合わせになったり、日本社会教育学会の開催校の情報などが賑やかに飛び交った。いわゆる「談論風発」状態であった。
〇総会運営に関する反省点 ・『TOAFAEC通信』にご案内は出すにしても、会員にはやはり従来どおり、別に案内を出した方がよかったのではないか。 ・事務局体制の強化はかねてよりの懸案である。今回の総会打ち合わせにしても、副代表には何らかの形で参加してもらうべきだった。
■2021年
1,総会記録
〇2021 TOAFAEC総会開催ご案内 (2021・06・01) 南の風4248号
TOAFAEC代表 上野景三
昨年2月クルーズ船乗客感染に始まったコロナ禍は、現在に至るまで先の見えない状態です。この間、それまでとはかけ離れた生活を強いられることになりましたが、皆様方、身体も心もお元気でお過ごしでしょうか。
コロナ禍は、当然のことながら2020年度の私たちの研究会に大きく影響しました。先ずはこのご案内の総会です。今年も日本社会教育学会六月集会はオンラインで行われますので、それに合わせて開いてきた総会も、オンラインでいたします。方法につきましては本状の最後にご案内いたします。
定例研究会、研究会年報の編集委員会、韓国生涯学習研究フォーラム、東京社会教育史研究フォーラムは全てオンラインでした。中日韓「東アジア生涯学習研究フォーラム」は日本で行う番になっており、2020年12月の公民館学会に続けて松本市で開く予定でしたが、残念ながら中止となりました。ただ1日だけですが、これもオンラインで開くことができました。国内各地からも、中国・韓国・台湾からも居ながらにして空間を超えて一堂に会することができるとは(今年2月27日)、オンラインとは便利なものではあります。
会計上にも会場費等の支出がゼロになるなど影響しました。一方、2010年に始まった沖縄県名護市での「やんばる対談」は、2020年度は開催できず、今年もまだ開催の見通しはたっていません。やんばるの風に吹かれながらでこそ意味がある企画ですので、オンラインではできません。
2021年度もコロナ禍に左右されながらの1年になりますが、研究会年報『東アジア社会教育研究』は第26号発行を目指して編集が鋭意進行中。研究会などもそれこそ定例どおりに実施していく予定です。
総会資料は維持会員の方にはお送りしております。維持会員でない方もご参加できますので、ご遠慮なく下記・連絡先にお申し込みください。ご質問やご意見などもおありでしたら、6月6日(日)までにいただければ幸いです。 それでは、皆様、6月11日総会にて、画面を通じてお会いいたしましょう。
日時:2021年6月11日(金)20:00~21:30(Zoom開場19:50)(終了後~22:00頃オンライン懇親会)
内容:2021年度総会
1、2020年度活動報告 2、2020年度会計報告 3、2021年度活動について
4、2021年度予算案・課題について
挨拶と司会進行:上野景三代表、 報告・説明:年報編集・李正連編集長、
活動・会計報告ほか 山口事務局長
〇 申込み:山口までご連絡ください。zoomアドレスなどをお知らせいたします。
〇 ご意見やご質問なども 山口にお寄せください。締め切り日:6月6日
(参加者のお名前は共有します。)
〇 それぞれお好きな飲み物等をご用意ください。
〇 山口の連絡先:IZK07252@nifty.com Tel.&Fax.042-482-9143
記録 山口真理子・TOAFAEC 事務局長(2021/06/14 16:59)
<今年度総会ご報告>
毎年、日本社会教育学会6月集会に合わせて開いていたTOAFAEC総会、昨年に続き今年もオンラインにより、6月11日(金)に開催しました。上野代表のホスト兼司会進行で、2020年度の活動報告と会計報告、2021年度に向けての活動計画と予算案等が話し合われました。ご参加の皆さま、お疲れさまでした。維持会員の皆さまには、別に総会の報告・決算・予算など資料をお送りいたします。
コロナコロナで終わった2020年度は、定例研究会をはじめとし、日中韓の「東アジア生涯学習研究フォーラム」さえもオンラインで行い、(やんばる対談を除いては)とにかく活動が途絶えることはありませんでした。年報編集・発行も遅れはしましたが、昨年末に25号を刊行することができました。会計は、会場費と謝礼が0(ゼロ)となる珍しい年度となり、そのおかげというわけでもありませんが、黒字で次年度に引き継げました。2021年度に関して、通常の活動計画はもちろんですが、改めて会について確認したり、近い将来を見据えての活動に思いを馳せたり、充実した年になったように思います。予算案は承認していただきました。
昨年からの課題として、新たな会員制度への模索ということがありました。そこでは先ず研究会を起ち上げられた文人先生の「同じ志を持った者の集まりでありたい」という思いが語られ、会員以外は参加しにくいと見られているのではないだろうかという危惧、いやそうは思わない、先生の考えておられるような研究会のままでいい、会を支えるつもりでこれからも関わる等々、各人の会への率直な意見が述べられました。結果としては会員制度に変更はありませんが、上野代表の「これからの会を考えるための共通認識を持てたのではないか」発言がまとめになるのではないでしょうか。
2021年度中ということではありませんが、実現させたいこととしては、中国・生涯学習・社区教育についての出版が具体化できないものか、中国研究フォーラムの体制も拡充されてきて、可能性は大きいのでは、という意見が出ました。活発な意見がとびかって有意義な総会になったように思います。
<TOAFAECの課題・維持会員の拡大に向けて>
最後に『南の風』読者の皆様、周りの方々への呼びかけのお願い。
・新しく維持会員になってくださる方はいらっしゃいませんか!
維持会費は1口1万円。年報1部2000円とみて5冊を差し上げます。
年報の印刷費は、ページ数にもよりますが、各号約50万円かかります。
50人の維持会員がいらっしゃると安泰ですが、現在の会員は36人。半数は2口・
2万円会員として頑張っていただき、今のところ年報刊行が成り立っています。
しかし退職後の2口は負担になる額です。総会の共通意思とみていいと思いますが、
志を同じくし、継続してご参加いただき、5冊の年報を活かしていただける方が
増えればと願っています。1万円負担の維持会員の体制が拡充していけば
2口負担を減少できて、安定した財政となります。もちろん1万円負担も決して
安くない、ハードルはなかなか高いですが、活発な活動が徐々に広がって、お互い
意気に感じて、年報発行が充実した歩みとなれば嬉しいです。
・『沖縄社会教育史料」』全7集 1977~87年発行(1・3集オンデマンド印刷)
大学や図書館に10セット限定で販売いたします。¥12,000(送料別)
ご注文は山口へ。Tel&Fax:042-482-9143 mail:IZK07252@nifty.com
1-(2),TOAFAEC・維持会員制について
山口真理子 (2021/09/11)
1、TOAFAEC(東京・沖縄・東アジア社会教育研究会)は、1995年の創設。東アジアにおける社会教育(成人教育、生涯教育、文化活動等を含む)の研究調査、資料刊行、研究者・実践者の相互交流等をおこない、新しい時代に向けての社会教育の発展に寄与することを目的としております(規約第2条)。小林先生によるホームページもあります。詳しくお知りになりたい方は、そちらをご覧ください。→
http://www.bunjin-k.net/toafaec.htm
2、具体的な主な活動は
① 定例研究会の開催:原則として8月を除く毎月最終金曜日の午後7~9時。会場は杉並区の高井戸地域区民センター(あるいは永福和泉〃)で、両方とも井の頭線の駅(高井戸,永福)近くです。ただし、コロナ禍では、もう1年以上もZoom によるオンライン研究会です。今月で第284回を迎えます。
② 年報『東アジア社会教育研究』の発行:1996年に創刊号を発行。毎年9月18日発行を目指して編集作業を重ねてきました。2021年は第26号が間もなく刊行される予定です。創刊号~第5号 A4サイズ、第6号~以降、B5サイズ。最近は250~300ページの重厚な仕上がりです。
〇編集方針
・東アジアの社会教育・成人教育・生涯学習に関する研究、調査、情報交流の「ひろば」を創る。
・実証的精神・手法を重視し、新しい動向を積極的に収録する。
・一定の研究水準を堅持しつつ、東アジアからの留学生、若い研究者の発表の場を提供する。
・民間非営利、不偏不党、自由闊達、の編集
・TOAFAEC研究会の活動記録等の掲載
3、年報発行と経費
以上の活動には資金が必要です。最も資金を必要とする活動は、年報の発行です。印刷・製本等の刊行に要する経費が毎号50万円前後を要します。創刊号から第7号(2002年)までは主に個人負担でやりくりしてきましたが、2003年度・第8号からは、規約改正により「維持会員」制度を設けることになりました。
4、維持会員の制度
規約上の一般会員・留学生会員とは別に、維持会員(1口1万円)をお願いし研究年報『東アジア社会教育研究』の発行にあてます(規約第8条2)。2021年度は、維持会員36人と1団体。16人(初期メンバー)の方には2口をお願いし、約50万円の必要経費を何とか確保してきました。1万円というのも、他に比べて決して安い金額ではありませんが、本会・年報の趣旨にご賛同いただき、ある程度継続できる方には「維持」会員となっていただきき、とくに初期会員には多重のご負担(2口2万円)をお願いしてきました。
5、維持会員になりますと
① 1口5冊(2口10冊)を限度として、年報の最新号あるいはご希望のバックナンバーをお送りいたします。まわりの機関・団体・市民などに年報を広めてほしいという思いからですが、どう販売されるか、寄贈されるかは、もちろんご自由です。
② お名前と所属をホームページ・研究年報に掲載いたします。掲載を望まれない場合は、お申し出のとおりにいたします。
③ 維持会員には各年報の編集への積極的な参加、各テーマにかかわる投稿、執筆を歓迎します。(編集委員会との協議による)
◆維持会員については、TOAFAEC ホームページに、さらに具体的な現在の会員一覧、 歴史経過など詳細を記載しています。→■http://www.bunjin-k.net/history2021.html
◆以上について、お問い合わせ等は、TOAFAEC 事務局・山口真理子までお寄せください。→ Email:IZK07252@nifty.com
Tel.&Fax.042-482-9143
■定例研究会記録(2021年~23年~) →■詳細・記録 (1995~)全
2021年 →■詳細・記録(2021年以降)
1月 (第277回)年報25号合評会 ZOOM
2月 (第278回)年報26号編集構想・特集について(ZOOM)
3月 (第279回) じんぶんヒストリー5―沖縄研究への道(ZOOM)
4月 (第280回) 年報26号特集「東アジアに市民の学び」/ZOOM
5月 (第281回) 中国・台湾研究(上田孝典、黄丹青、山口香苗 /ZOOM)
6月 (第282回) 戦争体験の次世代(非体験者)への継承を考える(嘉納英明 /ZOOM)
7月 (第283回) 韓国の地域平生教育-世宗市マウル教育共同体を中心に/ZOOM)
9月 (第284回) じんぶんヒストリー6―学芸大学・社会教育研究室物語(ZOOM)
10月 (第285回)年報特集
「東アジアにおける市民の学び」(小林文人・斎藤真哉)
11月 (第286回)労働者協働組合、その全体像(上平泰博・ワーカーズコープ)(ZOOM)
12月 (第287回)11期東京都生涯学習審議会ー青少年教育振興(梶野光信/ZOOM)
2022年
1月 (第288回)年報27号編集・特集等について意見交換、「特集案」(編集委員会)
2月 (第289回)竹富島公民館はいま、うつぐみの島・阿佐伊拓(NPOたきどうん、ZOOM)
3月 (第290回)日中国交正常化50年の歩みと教育交流(上田孝典・黄丹青)(ZOOM)
4月 (第291回)じんぶんヒストリー7・三多摩公民館と沖縄集落公民館(ZOOM対面
5月 (第292回)B&B・由布の里・自由大学づくり(渡部幹雄/ZOOM)
6月 (第293回)沖縄復帰50年ー沖縄の青年団運動 山城千秋(熊本大学/ZOOM)
7月 (第294回)ヤンビョンチャン氏(公州大学)を迎えて、「やん先生との出会い」
9月 (第295回)由布の里・自由大学について 渡部幹雄(元和歌山大学図書館長)
10月 (第296回)国立市公民館運営審議会答申(コロナ下の公民館運営) 江頭晃子
11月 (第297回)指定管理16年目の北区文化センター 工藤千佳良(旺栄、23区支部)
12月 (第298回) 東京学芸大学と名護子ども食堂、学校と地域連携 入江優子(学芸大学)
*付 名護城区のエイサー(渡口浩・城区青年会OB)
2023年・・・詳細研究会記録→■
1月 (第299回)年報28号編集会議
2月 (第300回)東アジア生涯学習の拡がりと躍動
・「躍動する韓国平生学習」中国語訳・王国輝(温州)
3月 (第301回)東アジア生涯学習・国際フオーラム・名護開催・石井山竜平(東北大)
4月 (第302回)名護国際フオーラム(石井山竜平)、やんばる対談開催(山田真理子)
5月 (第303回)社会教育法・資料集成をめぐる鼎談(手打明敏・谷和明・小林文人)
6月 (第304回)夜間中学運動・拡充議員連盟の結成、その前後(関本保孝ー学会)
7月 (第305回)東京・社会教育の課題を語り合う(東京社会教育研究フオーラム)
9月 (第306回)名護フォ-ラムに向けて名護を学ぶーとくに留学生対象(小林文人)
10月(第307回)沖縄の集落・新しい共同体づくりー小林文人・石井山竜平対談
11月(第308回)年報28号(2023)合評会、名護フオーラム参加・感想(参加者)
12月(第309回)中国農村(四川省)の変化と社区教育の動き(北大院キギョウキ)
2024年・・・詳細記録→■
1月(第310回)東アジア生涯学習研究フオーラム名護」の課題と意味(じんぶんh8)
2月(第311回)
3月(第312回)
4月(第313回)
■年報編集 (1号~25号目次 1996年~)→■
2021第26号構想、編集委員会記録
→■
2022第27号企画・編集委員会記録
→■
2023第28号企画・編集委員会記録
→■

(以下・小林関連収録資料・メモ)
〇執筆論文・エッセイー小林 (~2020年→■)
・大都市社会教育研究の系譜(南の風記事/1~10)
→■,
・大都市研究「つどい」40年ー経過・集いへの取り組み(TOAFAC「年報」26号)
・2022年・執筆記録
・別ページ→■
・
ぶんじん日誌(南の風)最終10本→■ 新ぶんじん日誌(2022年4月以降)
→■
2023年
・月刊社会教育800号メッセージ→■
・韓国・平生教育の歩みに刺激されて→■
〇訃報・追悼など ~2020年→■
51, 千野陽一さんを偲ぶ (南の風4245号 2021/05/18)→■
▼1988年度 社全協・拡大常任委員会合宿(1988/12/10)
静かに光る一筋の道 (「月刊社会教育」 2021年8月号)
千野さんが亡くなられ、同年の身としてはショックであった。
1970年代「月刊社会教育」編集長、
80年代末の社全協委員長、
90年代の日本社会教育学会長、すべて千野さんから引き継ぎを受けて私の仕事は始まった。その意味で一歩先を歩いた先達、心配りのきいた取り組みにさまざまの思い出が蘇る。
長年続けている「東アジア・沖縄」研究(
TOAFAEC)の通信「南の風」には遅れて参加された。訃報を聞いて、改めて折々の返信を読み返してみる。
2004年頃から約
10年間、もっとも丹念に返信を送っていただいた人。それに励まされて風・通信を続けた一時期がある。中国・文化大革命の前からの中国研究、私たちの年報「東アジア社会教育研究」のなかに4本もの翻訳が残されている。今は知る人も少ない千野さんの中国研究、晩年の闘病生活のなかの執念か。社会教育研究・運動史に静かに光る一筋の道を忘れないようにしたい。(小林文人、東京学芸大学名誉教授、「南の風」発行)
*別に「偲ぶ会」に寄せた追悼文あり
→■
52,相次ぐ訃報、片野親義さん(南の風4256号所収)、御塚隆満さん(4257号)
→
風・記事(4256、4257号ぶ欄) 写真■
53,徳永功さんを偲ぶ(別ページ追悼、「月刊」記事)→■、南の風記事4293~4294号→■
▼前列左2人目に小林、4人目に徳永功さん、右端・中腰は平林正夫さん(徳永教育長「ご苦労さん」会、1991年9月)
後列より横山宏・北田耕也・奥田泰弘、小川利夫、進藤文夫・徳永功・野々村恵子等の各位、大半の方が鬼籍鬼籍に入った。
■訃報ー進藤文夫さん(上の写真 前から2列目左端)
(松田泰幸、
2020年
11月
21日
17: *町田市役所
<訃報 進藤文夫さん>・・・南の風4202号所収
皆さま 本日、進藤文夫さん(
90歳)のご家族からお電話をいただきました。
9月
23日にご逝去されたそうです。コロナ禍のこともあり、葬儀はご家族で執り行われたとのことでした。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
〇進藤文夫氏 社会教育略歴
1930年 東京都国分寺市生まれ。1941年 中国大連市へ移住, 1947年 日本の敗戦により引揚げる。1959年 国分寺町教育委員会.ー---社会教育主事、公民館副館長、社会教育課長、恋ヶ窪公民館長・図書館長、教育次長、社会教育部長等。主として、社会教育行政に携わる。その間、東京都公民館連絡協議会事務局長、「新しい公民館像をめざして」作成委員等を務める。1990年 国分寺市教育委員会退職。1986年以降、中央大学兼任講師、東京学芸大学非常勤講師等を務める。
・社会教育推進全国協議会会員、・社会教育推進全国協議会三多摩支部会員(
1974年~
1992年委員長)
※三多摩支部ブックレット「国分寺市の進藤文夫さんに聴く」から。私は、学生時代から授業や三多摩支部活動、三多摩公民館研究所で大変お世話になりました。私の父没後、郷里に帰るかと迷った時にも背中を押していただき現在に至っております。感謝の念に堪えません。(松田)