【研究会の前史】                           トップページ
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       (アジア・フォーラム、1989〜)        

◆TOAFAEC定例研究会の記録−案内・報告(T)
  そのT−第1回・1995年6月〜第47回・1999年12月−  研究会案内1
       −記録者:内田純一ほか

    <研究会・記録>
    (2) 第48回・2000年1月〜 第70回・2001年12月→ 研究会案内2
    (3) 第71回・2002年1月〜 第93回・2003年12月→ 研究会案内3
    (4) 第94回・2004年1月〜第113回・2005年12月→ 研究会案内4
    (5) 第114回・2006年1月〜第135回・2007年12月→
    (6) 第136回・2008年1月〜第160回・2010年 3月 →
    (7) 第161回・2010年4月〜第190回・2012年12月 →

    (8)研究会案内・記録8 (2013年・191回〜)
    (9)研究会案内・記録9 (2015年・216回〜)→
    (10)研究会案内・記録10 (2016年・235回〜)→■  
    (11)  同 ・記録11 (2019年4月・第261回〜)→■
     (12)  同 ・記録12 (2021年1月・第277回以降〜)→■
    (13)  同 ・記録13 (2022年5月・第292回以降〜)→■
    (14)  同 ・記録14 (2024年1月・第310回以降〜進行中)→■



1995年

「東京・沖縄・東アジア社会教育研究会」(1995年)の提唱→■
  *TOAFAEC 初期(1995〜97年)「ひろば」「通信」一覧


■第1回研究会 文孝淑「韓国社会教育法をめぐる近年の動向」
             −あたらしい出会いと交流
 <沖縄・東京・東アジア研究フォーラムのご案内>(ハガキ)
 野を吹く風も初夏めいてまいりました。皆様にはますますご清祥のことと存じ上げます。さてこの4月小林文人先生が和光大学に移られましたが、これを機会にこれまでの研究蓄積と人のつながりをさらに拡充・発展させていくために新たに「沖縄・東京・東アジアフォーラム」(仮称)を発足することに致しました。当面は月1回程度のペースで「沖縄」「東京」「東アジア」の各パートから話題を提供し研究会を行っていきたいと思います。
 つきましては、早速ですが第1回の研究会(東アジアパート第1回)を下記の通りおこないますので、ふるってご参加ください。 (1995/5/14)
と き:1995年6月2日(金)午後6時30分〜
ところ:国立市公民館(JR国立駅南口徒歩5分)
なかみ:韓国社会教育法をめぐる近年の動向
    
報告:文孝淑さん(一橋大学・院) :あたらしい出会いと交流など
<ミニ情報>『月刊自治研』1995年2月号「特集:躍動する東アジアの自治」
連絡先 国分寺市高木町2-10-1,2-101 内田純一(事務局長)/fax 0425-71-0477
 <記録>
 新研究会の記録は、文孝淑「韓国社会教育活性化のための社会教育法改正試論」について、TOAFAEC・ニュース第2号(1995年6月17日)に収録されている。
 案内文ハガキ(「南の風」はまだ発行されていない)

■第2回研究会 山口真理子「戦後50年 おきなわ」
<案内> 
日時:1995年6月23日(金)夜、会場:東京学芸大学社会教育研究室
 
第1回新生・沖縄社会教育研究会は、TOAFAEC研究会の第2回として6月23日沖縄慰霊の日それも戦後50年という節目の日に、過去、128回の会場となってきた東京学芸大学で開かれた。出席者は25名、以前からのメンバーに加え和光大学の山崎翠先生と4名のフレッシュな学部1年生の参加で“新生”にふさわしい会となった。
 最初に約30分、山口がTOAFAEC・ニュース第2号に紹介した琉球新報の記事と1フイート運動十周年記念誌よりまとめた概略を説明した。それからいよいよ
1フイートでつづる沖縄戦の上映。(以下略)
TOAFAEC・ニュース第3号(7月26日発行)より。

■第3回研究会 江頭晃子「東京の識字実践1994」
 1995年7月26日・杉並社会教育センター
 報告:江頭晃子(東京学芸大学・院)、内田純一(東京都市立教育研究所)

■第4回研究会 9・18のこと、東欧訪問報告、ビデオ・アウシュビッツ収容所
 
1995年9月18日・東京学芸大学 
 報告・小林文人(和光大学)
 
■第5回研究会 新垣重雄「沖縄問題を考える」
 
1995年12月8日・調布市文化会館たづくり 
 報告
新垣重雄(参議院議員秘書)

1996年
■第6回研究会
 上海成人教育関係者訪日団・歓迎交流会
1996年2月5日 会場・東京ガーデンパレス

■第7回研究会 小林文人・朴三植「韓国の社会教育と文化」
<案内> 寒さの中にも着実に春の訪れを感じる頃となりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて急なご案内になりましたが、下記のとおり「韓国の社会教育と文化」に関する学習会を開催いたします。 2/29〜3/6 の予定で「韓国社会教育研究会」(仮称:TOAFAEC・韓国部会)が訪韓いたします。<前回(94.12.4〜10) に続いて財団法人日韓交流基金の助成を受けての旅。今回は、神戸大学の末本誠氏、沖縄の島袋正敏・比嘉久両氏、学大OBの末田祥之氏(山口県下松市役所)、学芸大、和光大の学生も参加。代表は小林文人先生、事務局は山添路子さんです> その事前学習も兼ねて急遽、研究会を開催することになりました。ご参加のほどよろしくお願いしたします。
にちじ:1996年2月20日(火)15:00〜17:00(訪韓者は続いて18:00〜ハングル講座と打合せ)
なかみ:「韓国の社会教育と文化」(報告者:小林文人、朴三植
ばしょ:杉並区高井戸地域センター1F集会室(15:00〜17:00), 和室(18:00〜 )

■第8回研究会 西平守良氏「球陽書房の歩み」
日時:1996年2月26日 18:30〜20:00〜
会場:高円寺・球陽書房(古書店)西平守良氏の話を聞く
左より3人目・西平守良さん(高円寺、960226)


■第9回研究会 TOAFAEC韓国社会教育研究部会・訪韓報告
<案内>
 春光うららかな季節となりました。みなさまにはご健勝のことと存じ上げます。連日の沖縄報道には一喜一憂のこの頃です。第9回の研究会を下記のとおり開催いたします。
にちじ:1996年4月24日(水)18:30 〜 20:30
ばしょ:高井戸区民センター第3会議室(京王井の頭線高井戸駅前)
なかみ TOAFAEC韓国社会教育研究部会・訪韓報告
 @訪韓のねらいと概要 山添路子さん
 A韓国の識字実践 江頭晃子さん・茅野明子さん−光州希望学校・釜山円仏教叡智院−
 その他一緒に訪韓された方々、韓国の留学生からも、意見や感想をいただきながら、内容の濃い楽しい研究会になると思います。お誘い合わせの上是非ご参加ください。
出席:方玉順、呉泰敏、文孝淑、ほか

■第10回研究会 蘇鶴鳴「上海市社区教育のあたらしい動向」
<案内> 緑も深い青葉の頃となりました。… さて、当研究会もこの6月で一歳の誕生日を迎えます。まだヨチヨチ歩きですが、今後ともご協力のほどお願い申し上げます。記念すべき第10回の研究会を下記のとおり行いますので・・・(略)(96.5.12) 
にちじ:1996年5月30日(木)18:30 〜20:30  ばしょ:高井戸区民センター第4集会室
なかみ:「上海市社区教育のあたらしい動向
報告者:蘇鶴鳴(東京都立大学大学院生)、小林文人(和光大学)
ps.研究会年報・創刊号『東アジア社会教育研究』が6月中旬に発行予定です。

■第11回研究会 映画「沖縄−第1部 一坪たりとも渡すまい」
日時:1996年6月21日18:30 〜20:30 和光大学・社会教育を歩く会・共催
劇映画「沖縄−第1部 一坪たりとも渡すまい」を観る
報告:小林文人・山口真理子 、会場:和光大学
会場:和光大学・小林研究室

■第12回研究会 倉岡良江「タイのノン・フォーマル教育の動向」
<案内> 今年の夏は、水不足が心配です。沖縄・奄美の「梅雨明け宣言」を耳にした以降も、関東ではまとまった雨が降っていません。さて、みなさまには、いかがお過ごしでしょうか。前回、和光大学で行われた研究会は、遠く鶴ヶ島から駆けつけた方もいらして、多様な交流と広がりがみられました。「年に何回かは和光大学で・・」という声も出ております。今後とも、研究会へのご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 第12回の研究会は、下記のとおり計画いたしました。アジアの社会教育からひろく学ぶ機会にしたいと思います。皆さま、お誘いあわせの上、・・・(略)
にちじ:1996年7月18日(木)18:30 〜 20:30 ばしょ:高井戸区民センター第5集会室
なかみ:「タイのノン・フォーマル教育の動向
ほうこく:倉岡良江さん(チェンマイ大学) ☆倉岡さんは、東京学芸大学大学院出身です。

■第13回研究会 9・18、沖縄の集落と祭り
ところ:1996年9月18日18:30 〜 21:00 ばしょ:高井戸区民センター
テーマ:(1) 9・18を考える ビデオ「満州・太陸の花嫁」ほか 報告・内田純一
     (2) 沖縄の集落と村踊り 報告・山口真理子

■第14回研究会 沖縄訪問報告・『東アジア社会教育研究』創刊
<案内> 日増しに秋も深まり、みなさまにはご清祥のことと存じます。
 さて過日、当研究会年報『東アジア社会教育研究』創刊号が出来上がりました。その記念もかねて研究会を下記のとおり行いますので、お誘い合わせのうえご参加ください。(96.10.10)        
にちじ:1996年10月23日(水)18:30 〜 21:00 ばしょ:高井戸区民センター(第2会議室)
なかみ:@沖縄訪問報告<進行:山口真理子>−宜野座区村祭り・海遊び
       −沖縄社会教育研究会20周年の集いなど  ※写真の交換などもしましょう。
     A『東アジア社会教育研究』創刊<進行:内田純一> −経過と今後のこと
       −ビールでお祝い(20:15ぐらいから駅前)  ※年報は一冊1200円です。

■第15回研究会 文孝淑「自治体の多文化交流事業と社会教育」
<案内> 今年も残すところひと月あまりとなりました。みなさまにとってこの1年はどのような年でしたでしょうか。さて第15回の研究会を下記のとおり行います。それぞれに今年の思いを振り返り、意見を交換しましょう。お誘い合わせのうえ・・・略。(96.12.1)
にちじ:1996年12月17日(火)18:30 〜 21:00 ばしょ:高井戸区民センター(第4会議室)
なかみ:@文孝淑氏(一橋大学大学院生)「自治体の多文化交流事業と社会教育」    
     A今年を振り返って−ビールで乾杯(20:15ぐらいから駅前)
○研究会紀要『東アジア社会教育研究』創刊号はもうお持ちですか。一冊1200円 是非どうぞ。
○『山原ざっし あっちゃー 特集・屋部の八月踊り』6号(11.25)発行 あります。

1997年
■第16回研究会 鳥山 淳「日本復帰運動と教職員会・婦人会」
<案内> 暦の上では春とは申せ寒さが続いております。…略… 第16回の研究会を下記のとおり行います。「沖縄をテーマ」に語り合いましょう。・・・略。(97.2.4)
にちじ:1997年2月21日(金)18:30 〜 21:00  ばしょ:高井戸区民センター(第4集会室)
なかみ:鳥山淳氏(一橋大学大学院生)「日本復帰運動と教職員会・婦人会」 
<ゲスト>玻名城泰山氏(琉球新報・東京支社)〜小林先生を取材した記者〜
*「TOAFAEC 韓国社会教育研究会」の開催:訪韓予定者を中心に韓国の社会教育について学習会を行います。どなたでも参加できます:2月7日(金)18:30 〜 21:00 エイデル研究所(市ヶ谷)

■第17回研究会 韓国訪問報告
<案内> 日ごとに春めいて参りましたが、みなさまにはご健勝のことと存じます。
 さて第17回の研究会を下記のとおり行います。今回は沖縄関連のビデオをいくつか観ながら語り合います。T0AFAEC 韓国研究部会から訪韓の報告もあります。ご案内が少し遅くなってしまいましたが、ぜひお時間をつくっていただき・・・略。(97.3.10)
にちじ:1997年3月26日(水)18:30 〜 21:00 ばしょ:高井戸区民センター(第4集会室)
なかみ:@沖縄のビデオを観る 『沖縄50年史』(琉球新報社編) <解説:小林文人>
 A韓国訪問(2/25-3/3)報告<報告:T0AFAEC 韓国研究部会>
*TOAFAECのホームページを開設しました! 
 http://www.justnet.or.jp/home/fumito.kobayashi/WELCOME.HTM
 
■第18回研究会 座談会・東京の識字実戦1997
<案内> 木々の緑も深まりを増す季節となりました。ニュース等でご案内のとおり、現在TOAFAECでは『東アジア社会教育研究』第2号の発行に向けて作業をおこなっております。この第2号では特に「東京の識字実践1997・現状と課題」として、日ごろ都下で実践に係わっていらっしゃる方々を交えた聞き取り調査風座談会を掲載する予定です。つきましては、その座談会開催の日時をお知らせ致します。ご案内が少し遅くなりましたが、充実した内容にしたいと思います。…略…
にちじ:1997年6月1日(日)14:00 〜 17:00  ばしょ:高井戸区民センター(第4集会室)
ゲスト:横山文夫(日本語・識字問題研究会)、中森美都子(光公民館)ほか

■第19回研究会 上原幸雄「沖縄復帰25年」
<案内> 梅雨の頃となりました。みなさまにはいかがお過ごしでしょうか。
 新しい年度になり、何かとあわただしく日々が過ぎていくなかで、4月、5月と研究会の開催が出来ませんでした。お詫びいたします。さて、第19回の研究会を下記のとおり行います。6・23ですので、今回は「沖縄復帰25年」をテーマに行いたいと思います…略…
にちじ:6月23日(月)18:30 〜 21:00  ばしょ:高井戸区民センター(第4集会室)
なかみ:復帰25年〜これまでとこれから〜
ゲスト:上原幸雄氏 (川崎沖縄県人会事務局長)
ビデオ:「揺れる大地」の上映(解 説:小林文人・和光大学)

■第20回研究会 山辺悠喜子「七三一部隊・毒ガス兵器について」
日時:1997年9月26日、会場:高井戸区民センター
山辺悠喜子さん(日中友好協会)より「七三一部隊」「毒ガス兵器」について話を聞く
右より3人目・山辺悠喜子さん、4人目・相沢よしさん 写真→■


■第21回研究会 『東アジア社会教育研究』第2号合評
<案内>
 向寒のみぎり、みなさまには日々ご健勝のことと存じます。待望の『東アジア社会教育研究』第2号が10月に発刊されました。今回は、その記念と第3号に向けた第一歩として、「合評」を中心に企画いたしました。みなさまお誘いあわせのうえ、ふるってご参加ください。
にちじ:11月21日(金)18:30 〜 21:00 ばしょ:高井戸区民センター3F(第三和室)
なかみ:『東アジア社会教育研究』第2号合評−第2号を読んで(遠藤輝喜)(文孝淑)
 −どう進めるか (内田純一)、まとめ(小林文人)
*『東アジア社会教育研究』第2号 一部1200円(送料込1500円)、事務局まで
和光移動大学(川崎)が開かれます。沖縄から中村誠司さんもいらっしゃるということで、研究会として合流し、歓迎したいと思います。にちじ:11月28日(金)夜 ばしょ:和光大学
なかみ:「戦前沖縄の移民・移住問題」(今泉裕美子:和光大学講師)、中村誠司さんを囲んで。
にちじ:11月29日(土)14:00〜ばしょ:川崎市教育文化会館
移動大学:「川崎のなかの沖縄−古老は語る」(米須清徳氏、聞き手小林文人)
       :沖縄芸能、交流会(会場は沖縄県人会館)

■第22回研究会: TOAFAECー今年の活動反省会・忘年会・・・12月12日夜  

1998年
TOAFAEC研究会の定例化・ご案内
 新しい年を迎え、みなさまご健勝のこととお慶び申し上げます。おかげさまで研究会も今年6月で3周年を迎えます。一層充実した内容にしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (98.1.1)  
 以下(略) 1998年1月7日・名護で開かれた臨時研究会(名護市中央公民館工作室)


■第23回研究会 沖縄訪問報告、年報第3号の編集検討
<案内> 思わぬ大雪に、大都市のもろさをあらためて実感しております。… 太田知事の反対意向の発言以後、名護ヘリポート問題および沖縄に関する報道が、東京ではほとんど聞こえなくなりました。気になります。1月6日から約一週間、研究会メンバー数名で、那覇、名護、石垣へ行って来ました。7日には、名護でTOAFAEC研究会と紀要第三号の編集委員会を開きました。今回は、その報告会及び第三号の検討会を中心に行います。
にちじ:1998年1月30日(金)18:30 〜 21:00  ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ:訪沖報告・第三号検討・研究会の方向
報告者:内田純一、山口真理子、鷲尾雅久、小林文人

■第24回研究会 「名護を、沖縄を、語る」 *南の風第4号(Wed, 11 Feb 1998 19:45)
 <案内>2月の定例研究会は、思いがけず、豪華なゲスト陣となりました。
最初は、和光大学内部の研究会(総合文化研究所・沖縄研究グループ)に沖縄の地域研究者を呼ぼう、旅費も一人分ぐらいはなんとかなる、というので、中村誠司氏だけの計画でした。
 ところが、これに加えて、名護出身・徳田球一の資料集めと顕彰碑建設に腐心している島袋正敏氏が上京予定であることがわかり、ぜひ一緒に東京で顔を合わせよう、名護の話も聞きたい、「よしきた」というわけで正敏さんも一緒に来ることになったのです。
 そして、これにたまたま別用で、上原文一氏が同時期に東京滞在予定であることが確認され(今日の電話で)、20日夜に合流することになりました。
2月20日 「名護を、沖縄を、語るつどい」(2月定例研究会)18:30〜21:00
        新宿「老辺餃子館」、会費4,000円
 ゲスト<名護>島袋正敏(名護市立博物館)、中村誠司(名桜大学)、宮城満(同博物館)
     <具志頭>上原文一(具志頭村役場)
2月21日 和光大学・沖縄研究会(G棟3階・学科資料室)14:00〜16:30
       ゲスト:中村誠司(名桜大学)「やんばるの地方文書について」

■第25回研究会 中村愛子「名護の住民運動」 *南の風風11号(1998年3月18日号)
 
<案内> 3月14日、東京・沖縄研究会は、案内は遅かったが、15人前後の参加者、盛会でした。ゲストの中村愛子さん(命どぅ宝・ウーマンパワーズ代表、みなさんご存知の中村誠司さんのつれあい)は堂々たる話しぶり。
 当日の午後は東大和市中央公民館主催による講座「沖縄から問いかける―平和・自治・人権」が行われ、愛子さんはそのメイン・レポーターでした(コーディネーターは小林)。今回の名護をめぐるさまざまの問題のなかで、住民がどう動いたか、新しい動き、子どもたちのこと、いろいろ、いい話でした。小林はかっての「名護市総合計画・基本構想」の「逆格差論」や、「東大和市・南街」米軍宿舎反対闘争のことなどをじゃべりました。
 これが終わってからのビールを飲みながらの研究会。昼のシンポジウムのあと一人の報告者・城間めぐみさん(東京・みるくの会)も参加されて、にぎやかな会となりました。
3月14日 18:30〜21:00「名護の住民運動」(3月定例会) 高井戸区民センター
ゲスト:中村愛子氏(名護・命どぅ宝・ウーマンパワーズ代表


■第26回研究会 江頭晃子「市民活動とNPO〜NPO法の成立を通して〜」
 <案内> 春光うららかな季節となりました。… 先月はじめ、「特定非営利活動促進法」(NPO法)が、紆余曲折を経て成立しました。私たちのTOAFAECも、民間非営利、不偏不党、自由闊達を旨とした社会教育分野の研究的NPO活動であると思っています。今回は、日夜、市民活動サービスコーナーで市民活動支援に携わっている江頭さんから、この法律の成立経過と内容を中心に、報告をしていただきます。みなさまお誘いあわせのうえ、ふるってご参加ください。
にちじ:98年4月24日(金)18:30 〜 21:00  ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ:市民活動とNPO〜NPO法の成立を通して〜 
報告者:江頭晃子(市民活動サービスコーナー)

■第27回研究会 伊藤長和「川崎と富川−日韓自治体間交流の歩み」
 <案内> すがすがしい若葉の季節となりました。… TOAFAECのテーマの一つに、東アジアの自治体・大都市間ネットワークがあります。今回は、「ふれあい館」や沖縄県人会、地域教育会議や外国人市民会議など、TOAFAECでもその実践に注目してきている川崎市の伊藤長和さんから、韓国富川市との交流について、歴史的な視点から貴重なご報告いただきます。… 
にちじ:1998年5月22日(金)19:00〜 21:00  ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ:川崎と富川−日韓自治体間交流の歩み 報告者:伊藤長和さん(川崎市教育委員会)
右端・伊藤長和さん(高井戸、980522) 


■第28回研究会 「沖縄・戦場の記憶」(浦添市小湾集落の壊滅)をみる
<案内> あじさいの花がいちだんと鮮やかさを増す今日この頃、みなさまには、日々ご健勝のことと存じ上げます。過日(5/11〜17)鹿児島大学が中心となり、韓国の黄宗建先生をお招きして、「東アジア生涯教育国際セミナー」(鹿児島市、与論島、名護市)が開催されました。戦後53年目の6・23に合わせ、下記の研究会において報告会を開きました。…略
日時:98年6月26日(金)18:30〜 20:30 会場:高井戸区民センター3F
なかみ@ビデオ「沖縄・戦場の記憶」(浦添市小湾集落の壊滅)NHKスペシャル
      (97年8月15日) 解説・小林文人 地域史「小湾字誌」
     A東アジア生涯教育国際セミナーに参加して:報告者 ボヤンバートルほか

■第29回研究会 朴 三植「韓国の教育政策と民衆意識」
<案内> … 昨今、中教審をはじめ、教課審、生涯学習審、大学審等のまとめや答申が相次いで出され、社会教育関係法の大幅な改正も俎上にあがっていると聞きます。お隣の韓国でも、この間4次に渡る報告書が出され教育改革の論議が進められてきました。魯先生からの情報では、諸々の情勢により、教育に関する法案は、今国会で成立しなかったとのことですが、その潮流として、社会教育、平生教育、文解教育がどのように生きずいているのか興味あるところです。… 
にちじ:98年7月23日(木)18:30〜 20:30 ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ:「韓国の教育政策と民衆意識」報告者:朴 三植さん(早稲田大学大学院)
*そのあと:駅前で暑気払いやります。

■第30回研究会 全国集会「沖縄を語る」(この指とまれ)
 
社会教育研究全国集会(8月30日)「沖縄を語る」(このゆび止まれ)は、総勢25名を越え、盛大に行われました。那覇から佐久本全さん、組原洋・洋子さん、そして東風平町の都留文科大生の桃原一樹さんにご参加いただきました。

■第31回研究会
 9・18を語り歌う、宮古・石垣・与那国調査報告
 初秋の候 みなさまには、ご健勝のことと存じ上げます。9・18を考えるこの時期、第31回研究会を下記のとおり開きました。…略
 日時:98年9月18日(金)18:30〜 20:30  会場:高井戸区民センター3F
 なかみ:その1「9・18を語り、うたう」うた:中国からの留学生
      その2「宮古・石垣・与那国 調査報告」
報告:小林文人(和光大学)、山口真理子(調布市立図書館)、内田純一(都立教育研究所)

森田はるみさんを囲む交流会のご案内(1998.9.23)
 すでにご案内のとおり、7月から図書館司書の資格獲得に東京にいらしていた森田はるみさんが、無事?講習を終えられ、置戸へ戻られます。そこで、ささやかではありますが、森田はるみさんを囲んで楽しいひとときを過ごしたいと思います。 
にちじ:98年10月3日(土) 17:00〜19:00
ばしょ:「のむぎ」(小田急線鶴川駅下車 和光大学正門横、歩いて1分)
 また、当日は、大学で同封チラシ・モンゴル馬頭琴の催しも行われています。こちらも必聴。

■第32回:内田純一「東アジア社会教育研究」第3号合評、次号への検討
<案内> … 今年も当研究会の研究年報「東アジア社会教育研究」第3号(178頁 1200円)が完成しました。法制・地域識字・沖縄という四つのテーマを掲げ、中国、韓国、台湾、沖縄、東京から投稿いただきました。会では、創刊号からあゆみを振り返りつつ第3号を合評し、次号に向けての第一歩を踏み出したいと思います。皆さまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
日時:98年10月16日(金)18:30〜 20:30 会場:高井戸区民センター3F
なかみ:報告 これまでのあゆみと「第3号」内田純一(都立教育研究所)
     討議 第3号をふまえて、次号への期待 在京編集委員

○10月16日の第32回TOAFAEC定例研究会(第3号刊行お祝いと合評の会)で、『東アジア社会教育研究』次号(第4号)の企画・編集の話に花が咲いた。新しい研究年報についての自由かつ多彩な提案など、[南の風]同人としてもご意見、ご助言などいただきたく、さらにご支援よろしくお願いします。
 これからの1年、東京だけでなく、海をこえて、沖縄でも、そして北京、上海、台北、ソウル等でも小編集会議を開けないか、これが夢!
 まず11月初頭、末本訪中の際、北京で韓民たちと次号編集の小会議を、また上海でも、袁允偉・羅李争などと企画を話しあってほしい。 (南の風第107号 1998年10月20日)
*10月16日、『東アジア社会教育研究』第3号・合評とお祝いの集い。和光大の若い学生も数人きて、楽しい夕べ。 (南の風第102号 1998年10月17日)

◆第33回:朱浩東「中国から日本へ 研究の歩みとこれから」
<案内> 暮秋の候 みなさまには、ご健勝のことと存じ上げます。当研究会は、沖縄、中国、台湾、韓国、モンゴルなどを中心に東アジアの社会教育、成人教育について検討してきました。今回は、玉川大学の朱浩東さんをゲストにお迎えすることにしました。また当日は、沖縄から鳥山淳さんも参加される予定です。皆さまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
にちじ:1998年11月19日(木)18:30〜 20:30 ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ:報告者 朱浩東さん(玉川大学講師)「中国から日本へ 研究の歩みとこれから」
○朱さん、鳥山さんを囲んでの交流会
※「東アジア社会教育研究」第3号の評判も上々。ぜひご購入ください。南の風第113号(11月1日)

◆第34回:上海訪問報告〜華東師範大学との研究交流
<案内> … 先日、小林、末本(神戸大)、松田(九大)、上野(佐賀大)、魯(聖潔大)、呉(神戸大)の6氏が訪中されました。その折り、北京、上海と『東アジア社会教育研究』第4号に向けたミニ編集会議も行われたそうです。このところ東京では元気のないTOAFAECも、海を越えて着実に拡がっているようです。次号から、それぞれの言語の「目次」をつくりたいものです。
 以下の通り、研究会を開催します。皆さまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
にちじ:98年12月18日(金)18:30〜 20:30 ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ 第T部:上海訪問報告〜華東師範大学との研究交流など 報告 小林文人(和光大学)
     第U部:1998忘年会 於グルマン亭

第35回
1998年12月22日(金)広州訪日団歓迎交流会(高井戸)*南の風147号


1999
 1999年 1月22日(金)上福岡→鶴瀬「芭蕉布」の会 *南の風165号
 韓国訪問打合せ(韓国社会教育研究会)をかねて、1999年1月15日新年会

◆第36回:島袋正敏「名護市の新図書館づくり」
<案内> … 今年は、社会教育法が制定されて50年目。アジアに4つの社会教育法(日本・台湾・韓国・「琉球」)と言われるように、TOAFAECでも「法制」研究を一つのテーマに掲げています。今回は、昨年師走に出された小林文人先生の論文を読み合います。みなさまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。… 
にちじ:99年2月19日(金)18:30〜 20:30  ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ:(1)ビデオ「沖縄戦の図」('98 佐喜真美術館制作)
(2)「教育基本法と沖縄ー社会教育の関連から」報告:豊田伸彦(中央大学大学院博士課程)
   日本教育学会編『教育学研究』第65巻4号 98年12月(小林論文)を読む・・変更(下記)

 <2月定例会−思わぬゲスト(ぶ)>
 2月19日夜の定例研究会は、突然の来訪者あり、驚いた。島袋正敏さん(名護市立博物館長、社会教育課長を経て、現在は図書館準備室長)。名護市崎山図書館のことで急ぎ上京されたとのこと。故組原洋子さんの初七日に1日だけ訪沖した山口真理子さんが、帰りの飛行機で偶然に出会ったらしい。
 せっかくの珍客。豊田伸彦くんが用意してくれた「教育基本法と沖縄を読む」報告を次回以降に延ばして、正敏さんを囲む会となった。最近の名護の様子、新図書館づくりの経過と状況など、いくつかの裏話を含めて、興味深い話をうかがった。いま、3月20日の開館にむけて仕事は活発に進んでいる様子。新図書館が楽しみだ。
 島酒「花」(今帰仁・仲宗根)をいただき、久しぶりに泡盛まじりの研究会となった。研究会の会場にも、そのあとの春節を祝うグルマン亭でも、山口真理子さんが沖縄からお連れした故・組原洋子さんの遺影が片隅に飾られ、故洋子さんもともに参加された。なんとも印象的な研究会となった。
○故・組原洋子さんを偲ぶ(ぶ)―
◇春節に仲間つどいしその席に肖像も来てともに語らう
◇さんざめく宴は果てず「花」うたう ひととき遺影も微笑みし如く (南の風第189号 1999年2月20日)

◆第37回:東上線沿線・沖縄研究グループと合同・交流研究会
<案内> 春一番も吹きました。みなさまには日々ご健勝のことと存じます。本研究会は、学芸大学当時から沖縄や東アジアに関心を寄せる地域のグループと研究交流を続けてきました。今回は、富士見市の沖縄料理店に会場を移して、東上線沿線・沖縄研究グループと合同・交流研究会を行います。みなさまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。… 
にちじ:99年3月19日(金)18:30〜 21:00
ばしょ:沖縄料理店「芭蕉布」(東武東上線鶴瀬駅徒歩10分)0492−53−0211
なかみ:談論風発、歌、三線、踊り、など

○富士見鶴瀬「芭蕉布」の会(東京・東上線沿線・合同沖縄研究会)より先ほど帰りました。急なことで、上福岡の足立邦彦氏が出席できず、また東京側は内田事務局長が不参となり、この人たちがいないと、やや淋しい感じとなります。しかし双方で20名あまり、「芭蕉布」主人の歌とサンシンだけでなく、浅野浩一の歌と踊りがなかなかよく、また山口真理子さんの「西武門哀歌」も久しぶり、これも聞かせました。(南の風第207号 1999年3月20日)

◆第38回:江頭晃子ほか「韓国社会教育研究会」第4次訪韓を終えて
<案内>
三寒四温とはよく言ったもので、日ごとに春の訪れを感じます。…
 過日、TOAFAEC韓国部会(「韓国社会教育研究会」第4次訪韓団)のメンバーが一週間の日程で訪韓しました。充実した旅であったことを物語るかのように、すでに報告書の作成作業が進んでいるようです。今回は、その反省会と中間的報告会の位置づけで、下記のとおり研究会を開催いたします。…
にちじ 3月30日(火)18:30〜   ばしょ 高井戸区民センター 
なかみ 「韓国社会教育研究会」第4次訪韓を終えて 江頭晃子ほか
終了後20:30〜 駅前改札横グルマン亭にて交流会


◆第39回:比嘉佑典「やんばる遊びと創造の森図書館づくりにかけた思い」
                   (南の風第217号 1999年4月6日) 内田純一
<案内> 春の高校野球は、沖縄尚学が優勝。みなさまには、日々ご健勝のことと存じ上げます。
 先月20日に名護市立中央図書館が開館しました。27日には、東京から小林、内田、北海道から森田はるみさんが訪問しました。展示ホールやクラフトルーム、畳コーナーややんばるパティオなど、さまざまな機能を持つ図書館に圧倒されました。館内のスタッフルームで開かれた夜の交流会では、与那国と与論の島酒に加えて、置戸ワインが色を添えました。
 今回は、その名護の屋我地で、素敵な私設図書館を創られた比嘉先生から、その思いを中心にお話を伺います。みなさま、ふるってご参加下さい。
にちじ 4月16日(金)18:30〜、ばしょ 高井戸区民センター第三和室 
なかみ やんばる遊びと創造の森図書館づくりにかけた思い 報告:比嘉佑典(東洋大学)
※終了後:「山原島酒之会」(比嘉佑典会長)との交流 於:グルマン亭20:30〜

○石川敬史((図書館情報大学大学院、4月20日22:44)
 先日のTOAFAEC研究会にて、大変お世話になりました。比嘉先生の生き方、本への熱いまなざし、さらに鷲尾さんのお話は、私自身、大変よい刺激になりました。沖縄へ行き、自分の眼で図書館などを見るべきだ、と痛感いたしました。
*南の風230号(1999年4月21日)

◆第40回:豊田伸彦「教育基本法と沖縄ー小林論文を読む」
<案内>… 研究会もおかげさまで、40回を迎えました。みなさまお誘い合わせのうえ、ふるってご参加ください。なお、今月に限り、定例日を変更しています。お間違えのないようにご留意ください。
日時1999年5月25日(金)18:30〜21:00    於:高井戸区民センター

○第40回TOAFAEC研究会(5月25日)のレポーターは豊田伸彦さん。これに上海市対外労務合作公司・駐日代表の栄星さん(最初に会ったときは上海市成人教育研究所、1994年)も参加し、面白い会となった。
 栄星さんは現在は単身赴任(奥さんは閘北区業余大学勤務)、歓迎のビールの会でも、携帯に上海からの電話が入るなどかなり忙しい様子。上海市マンパワー(株)も担当していて、具体的にどんな「労務合作」の仕事なのか、興味深いところ。
 いまTOAFAECとして上海の華東師範大学・継続教育学院(上海市第一・第二・教育学院の合併後は、スタッフ約1,000人を数える)と研究・提携をすすめていることも知っていて、今後の相互協力を約しあった。
 なお、久しぶりに津久井純(あつし)さんも顔を出した。東京学芸大学卒業後、東京都立大学・院へ。ベトナム研究を志し、2年近くベトナムに留学した。『東アジア社会教育研究』創刊号に「ベトナムの地域と文化―フェ市を訪問して」を書いている。そのうち研究会で、その後のベトナム研究を報告してほしい。(【南の風】第249号・1999年5月26日 小林ぶんじん)

◆第41回:沖縄6・23を考える
  ビデオ:「教えられなかった戦争:阿波根昌鴻・伊江島のたたかい」
<案内> 
… 新ガイドライン法の成立、沖縄サミットの開催決定、地方分権一括法案に伴う米軍用地特措法の改悪、盗聴捜査法の成立、国旗・国歌法案などなど、いま、沖縄や東アジアにも関連して懸念される事態が進んでいます。こうした中で、戦後54回目の「6・23」を迎えます。… 
にちじ 6月18日(金)18:00〜 ばしょ 高井戸区民センター第5研修室 
なかみ (1)今年の6・23ービデオ:「教えられなかった戦争:阿波根昌鴻・伊江島のたたかい」
      (2)韓国文解教育協会年次大会に参加して19:20〜 報告:江頭晃子(市民活動SC)
終了後 研究会交流会(20:30〜) 於グルマン亭・高井戸駅改札横
左・阿波根昌鴻さんと(伊江島にて、19961015) 写真→■
▼グルマン亭にて(19980618) 写真移動 

◆第42回:「東アジア社会教育研究」第4号編集、今後の活動について
<案内> 梅雨明け宣言が待ち遠しいこのごろ、皆さまには日々ご健勝のことと存じます。
 現在、『東アジア社会教育研究』第4号を編集作業中です。今回も、教育改革・法改正の動向、地域(社区)、識字、沖縄の四つの視点を設定していますが、その他に、中国湘潭からや韓国高麗大学からの論文が掲載される予定です。また、韓国社会教育・識字教育研究の重鎮(長老)黄宗建先生からの聞き取りも内容豊かに掲載されます。ご期待ください。次のように第42回研究会を開きます。… 
にちじ:7月16日(金)18:30〜   ばしょ 高井戸区民センター和室
なかみ:今後のTOAFAEC活動について (1)「東アジア社会教育研究」第4号編集の状況
     (2)訪沖・訪台などについて  (3)上海・広州(来日)訪問団の予定について ほか
終了後、研究会交流暑気払い(20:00〜) 於グルマン亭・高井戸駅改札横

◆第43回:社会教育研究(第39回)全国集会「沖縄を語る夕べ」
日時:1999年8月29日(全国集会第2日夜、「この指とまれ」−沖縄を語る夕べ)
於:山梨県石和温泉・石和観光温泉ホテル「慶山」

<第39回社会教育研究全国集会@石和温泉>
 いま山梨から帰ったところです(30日17:00)。ご参加の皆さん、お疲れさまでした。
 残念なこと、三つ。今年は沖縄からの参加者が1人もいなかったこと。1977年・福岡集会に喜納勝代さんや上原文一さんなどが参加し始めて以来、これまでになかったこと。なぜだろう。
 二つ、月刊社会教育・増刊号(全国集会特集号)が今年からあっけなく廃止されたこと。1974年・名古屋集会のとき、当時「月刊」編集長の小生と、集会担当常任の酒匂さんと一緒に苦労(国土社との交渉)して発刊したものだけに、なんとも残念。なぜだろう。
 三つ、山梨の地で毎夜飲んだのに、おいしいワインに出会わなかった。なぜだろう。
 それにしても、社全協・総括集会とは言え(現地実行委員会がない)参加者320名あまりとは、ちと少ない?
(小林ぶんじん 【南の風】第322号:1999年8月30日掲載)

◆第44回:九一八を考える、「松花江上」を歌う
<案内> … 今年も社会教育研究全国集会で『沖縄を語る夕べ』(このゆび止まれ)を開催し、総勢21名の参加を得、泡盛を傾けながらしばしの交流機会を持ちました。しかし残念なことにこちらの呼びかけが不十分であったこともあり、沖縄からの参加者がありませんでした。沖縄、東アジア、留学生等とのきめ細かな働きかけの必要性を痛感しています。
 9・18を考えるこの時期の研究会を下記のとおり企画いたします。… 
にちじ:98年9月17日(金)18:30〜 20:30 ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ その1−9・18を考え『松花江上』をうたう その2「東アジア社会教育研究」第4号報告 
ゲスト:陸 留弟 先生(華東師範大学)
     鳥塚義和(千葉県立小金高校)
<報告>
参加者:陸留弟(上海・華東師範大学)、蘇鶴鳴(都立大大学院・上海)、張果汗(和光大学学生・上海)、劉劃(和光大学学生・長沙)、尹華(劉さんの友人、北京)、張林新(和光大学学生)、劉さん、李さん、○○さん(張さんの友人)、朴容琳(お茶大大学院・ソウル)、鳥塚義和、棚原秀幸、小林文人、山口真理子、遠藤輝喜、石倉祐志、浅野浩一、内田純一。<敬称略>
 9月17日(金)18時30からTOAFAEC第44回研究会を開催しました。テーマは、「9・18を考え、『松花江上』をうたう」でした。このテーマは、TOAFAECの前身である学芸大学小林研究室時代から9月になると取り上げてきたテーマで、中国の留学生と一緒に「松花江上」を歌いつづけてきています。
 参加者は18名(中国9名、韓国1、沖縄1、日本7)でした。日本人より中国人が多い研究会は、今回が初めてで、主催側が少々驚いていますが、とても嬉しいことです。「松花江上」の楽譜を用意し、また、小林先生が本場の歌手が歌うカセットテープを持って来られ、最後には、参加者全員による大合唱になりました。   
 特に今回は、華東師範大学(現在・明治大学客員教授)の陸留弟先生にも参加していただくことができました。またTOAFAECのホームページが縁で知り合った鳥塚義和先生(千葉県立小金高校)も駆けつけてくださいました。
 研究会終了後、いつもの駅前のレストランで「交流会」。ここでも話は尽きず、浅野さんの「たんぽぽ」など飛び出して、みんな元気を取り戻しました。22:20終了
 次回は、10月15日 18時30分 高井戸区民センターです。ご予定下さい。また『東アジア社会教育』第4号が出来上がりましたので、ぜひご高覧ください。一部1500円です。PR等もご協力お願いします。(内田純一、9月18日11:22、TOAFAECの風) 【南の風】第338号(1999年9月19日)

◆第45回:『東アジア社会教育』第4号を読む(内田純一、遠藤輝喜)
<案内> 秋が一気に深まって来ました。みなさまには、日々ご健勝のことと存じ上げます。台湾の地震には驚きましたが、幸い陳東園さん(TOAFAEC紀要編集委員)をはじめ交友ある方々も皆無事とのこと、安堵しています。近いうちに台湾も含めアジアをまわる旅を計画したいものです。… 
にちじ:98年10月15日(金)18:30〜 20:30  ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ<報告>1『東アジア社会教育研究』第4号の特徴と課題 内田純一(都立教育研究所)
 2「韓国文解教育協会年次大会報告」(第4号所収)を読んで、今後の識字研究について考える。
  報告:遠藤輝喜(渋谷区恵比寿社会教育館)
  討議 TOAFAECの今後の研究活動について
<報告>
参加者:蘇鶴鳴(都立大大学院・上海)、劉劃(和光大学学生・長沙)、尹華(劉さんの友人・北京)、朴容琳(お茶大大学院・ソウル)、小林文人(和光大学)、山口真理子(調布市中央図書館)、遠藤輝喜、石倉祐志(生活クラブ連合会)、石川敬史(図書館情報大学大学院)、棚原秀幸(専修大学学生・浦添)、内田純一
 10月15日(金)18時30からTOAFAEC第45回研究会を下記のテーマで開催しました。
(1)『東アジア社会教育』第4号の特徴と課題:内田純一(都立教育研究所)
(2)「韓国文解教育協会年次大会報告」(4号所収)、今後の識字研究について考える:遠藤輝喜(渋谷区恵比寿社会教育館)
 最初に内田から、創刊号から第4号までに掲載された論文を大きく5つ(第4号巻頭言・小林)に整理した資料と、第5号に向け「国際識字10年の総括」および「東京の識字マップ2000」などの思いが報告されました。
 この提起を受けつつ、遠藤氏からは「韓国文解教育協会年次大会報告」(第4号所収)を検討を通して、今後の識字教育について(特に日本の識字問題の再考)課題が提起されました。そこでは、例えば、現代社会における非識字者(若者)の再生産とそれへの無理解、識字教育に関する基本的な数値・概念の再検討の必要性などが示されました。また「東京の識字マップ2000」を実施していくにあたり、東京日本語ボランティアネットの調査予定や識字研究会の動向などについて、情報が提供されました。2000年および「第5号」に向けて、TOAFAECとしてどう識字調査を行っていくかについて具体的な話は出来ませんでしたが、研究会として追求し続けている大切なテーマであり、何らかのアクションを起こしていくことが論議・確認されました。
 研究会終了後、いつもの駅前のレストランで「交流会」。最年少参加の棚原くんのリードで「花」をうたいました。22:30終了。
◇TOAFAECは、思いある仲間たちが集まってつくる自主的な研究交流グループです。『東アジア社会教育』第4号のご購入・PR、カンパ等、運営へのご協力についてもよろしくお願いいたします。ご連絡は、TOAFAEC事務局・内田まで。
内田純一、10月17日22:30、【TOAFAECの風】(bS)  【南の風】第362号(1999年10月18日)

◆第46回:和光大学・小林プロゼミ「沖縄旅行に参加して」
<案内> …11月は、上海と広州から相次いで大学・成人教育関係者が来日し、TOAFAECとして、その対応、研究交流に追われています。また5日には、文部大臣表彰(地域文化功労)を受けられた与那国町の宮良保全さんと息子さんの純一郎さんらをお祝いして、楽しいひとときを過ごしました。さまざまご協力いただいたみなさまには、この場を借りてお礼申し上げます。
 定例研究会を下記の通り行います。ふるってご参加ください。
にちじ:98年11月19日(金)18:30〜 20:30  ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ:「沖縄ゼミ旅行に参加して 〜 報告:和光大学1年・小林プロゼミの学生さんたち
<報告>
 報告をお願いした和光大学1年プロゼミの学生さんたちは、研究会当日に間に合わせるように『1999小林文人プロゼミ沖縄合宿報告集』を作って下さいました。この場を借りてお礼申し上げます。
 その報告書がまた「なかなか」のもので、各自のテーマごとに思いを込めた報告部分と一人づつが一言メッセージを寄せてつくった「みんなの一週間」部分とがあり、1年生が中心にまとめたとは到底思えない充実した内容となっています。
 研究会での報告も、初めて訪れた沖縄というものに対し率直にその思いを話してくださいました。中には感極まってしまった方(沖縄では泣いたらしい)もいらして、平和や命に関する豊かな感性にこちらの方が圧倒されました。「言葉ではとても語れない」というその姿に、とてもすばらしい感覚をしているなと思いました。
 このような感動的な報告と、報告書まで準備してもらったのに、研究会側の参加者がとても少なく申し訳なく思っています。大いに反省するところです。
 終了後は、いつものお店で交流会。携帯で連絡し合って飛び入りもあり、楽しいひととき。
 次回は、12月17日(金)です。1900年代最後の研究会ですから多くの方の参加をお待ちしています。
 PS. 上記「報告書」(カンパ歓迎)ご希望の方、事務局・内田または和光大・小林研究室までご一報ください。(内田純一、11月22日00:51 TOAFAECニュース・No.6 【南の風】第384号(1999年11月24日)

◆第47回:東 武「復帰前後の沖縄青年団運動を振り返る」
       関口和幸「海勢頭豊コンサートの取り組み」 
       
<案内> いちだんと寒さが増して参まいりました。みなさまには日々ご健勝のことと存じます。
 1900年代最後の研究会開催となります。学芸大学時代からの関係者の方々にもひろく呼びかけ、さまざまな思いを語る場にもしたいと思っております。また今回は特に、みなさまご存じの「海勢頭豊コンサート」の実行委員を続けてこられた関口和幸さんをゲストにお招きして、13年間の思いをお話ししていただきながら、交流を進めたいと思います。ぜひ各々お声を掛け合い、ふるってご参加ください。
にちじ:1998年12月17日(金)18:30〜 20:30  ばしょ:高井戸区民センター3F
なかみ;今年の研究会活動を振り返って ・来年度計画、『東アジア社会教育研究』第5号構想
ゲスト:関口和幸さん「海勢頭豊コンサート」実行委員会13年来の思い
(終了後)駅改札横・グルマン亭で忘年会
<報告>
ゲスト: 東武さん(元沖縄県青年団協議会会長、現入国管理局)
      関口和幸さん(海勢頭豊コンサート実行委員、荒川区役所)

 12月17日、第47回定例研究会を開催しました。今年の、いや1000年代最後の、研究会にふさわしい二人のゲストをお招きすることができました。
 東さんは、1979年1月の徳永・進藤・山口・平林さんなど一行が訪沖した際、案内する車の中で海勢頭豊「喜瀬武原」をずっと流し続けておられ、「喜瀬武原」と小林研究室の出会いをもたらされた方でもあります。
 お話では、喜瀬武原闘争前後の沖青協の活動として、活動の建て直しや闘争支援の抗議デモについての様子を伺うことができました。1973年10月に事務局長になられた時は、仕事を休んで活動に奔走し、輪転機を焼けこげるまで回し続けたということでした。
 関口さんは、1970年代初頭から「働く青年の全国交歓会」の活動に深く係わり、沖縄・アジアの問題を視野に入れた運動を長く続けて来られました。1987年には全国から800名の仲間たちとともに訪沖を実現しました。そのおり与儀公園で行われた「交歓の夕べ」がきっかけとなり、海勢頭豊との出会いがはじまったということでした。
 それ以来、毎年、海勢頭豊の全国コンサートを成功させてきています。近年では、「月桃の花」歌舞団も生まれ、一緒にステージを創り出しています。
 またこの歌舞団は今年、沖縄戦で犠牲となった朝鮮人軍夫のモニュメント「恨之碑」(金城実・作)を韓国英陽に建立するなどの運動にも取り組んできているということでした。さらに、来年の企画として、2000年4月〜5月に新宿・渋谷で「沖縄映画祭」を行い、6月20日〜25日に摩文仁の平和記念公園で「平和祭民衆サミット」を予定しているとのこと。また合わせて21日〜23日には、海勢頭豊のコンサート(「オペラ」)が企画されているとのことでした。2000年の沖縄、ぜひ訪問したいですね。
 終了後、いつものお店で「忘年会」。沖縄のうた、上海のうた、韓国のうたなど、多数飛び出して、しばし行く1999年振り返り、来る2000年の研究会活動への思いを胸に乾杯しました。
(内田純一、1999年12月23日)TOAFAECニュース(No.8)【南の風】第405号(1999年12月24日)



                *2000年1月(第48回)以降・記録(2)→■

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