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ポータブル血抜き機
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田野辺式ポータブル血抜き機 ミニ自作マニュアル第四章 使い方説明
田野辺式ポータブル血抜き機 ミニ(以下 ポータブル・ミニ)はある程度のパワーとコンパクトさを両立させたモデルとなりますので、ケース内にすべてを収めるとケース内の余分なスペースは殆どありません。それゆえにケース内に最大限に真水をストックできるように、給水方法は特殊な方法になっています。この章ではその特殊な給水方法や使用する上での細かな注意点、使い方について詳しく説明していきます。説明が長いのでとても面倒に感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえばとても簡単な事ですので、分かりにくいところがないように写真と動画を混ぜてしっかりと説明していきますので付いてきてください!!
目次・ケース内の基本配置・給水方法
ケース内の基本配置第三章の第二部で組み立てたポータブル・ミニのこの状態からスタートします。透明チューブの先を7〜8cm位切り取っておいてください。後ほどクイック継ぎ手に取り付けて使います。(写真は現在自分が使っている前バージョンの物でハイドレーションパックについてきたチューブを接続に使っています)第三章の第一部:ホースとハイドレーションパックの加工で加工したハイドレーションパックを上の写真の様にL字に携帯用ケース内に配置してください。(写真は現在自分が使っている前バージョンの物でハイドレーションパックについてきたチューブを接続に使っています)ここで電動ポンプから出ている透明チューブの先をハイドレーションパックに取り付けたバルブ付きワンタッチ接手の空いている方に接続します。この状態がケース内の基本の配置となります。給水チューブは折り曲げないように配管してください。チューブが折れ曲がってしまっていると、タンクからの給水が上手くできずに水圧が上がりきらない可能性があります。バルブ付きワンタッチ接手にはしっかりと確実に透明チューブを差し込んでください!
重要ポイント!!バルブ付きワンタッチ接手に確実に差し込む透明チューブをバルブ付きワンタッチ接手に差し込んで突っかかりを感じた後に、更にグッと押し込むことができますので、確実にしっかりと押し込んで下さい。バルブ付きワンタッチ接手の接続不良は水漏れ、動作不良の原因になるきちんと接続が出来ていないと、電動ポンプを作動したときに隙間から空気が侵入して水を上手く吸い込まなかったり、水漏れの原因になります。電動ポンプはポンプ内の水圧が一定の値まで上がると自動的に動きが止まるように設計されています。電動ポンプを作動させても上手く水を吸い込まないな?ポンプが止まらないな?と思ったらこの接続を疑ってみてください。どうしてもうまく接続ができなければ・・・透明チューブの先端をお湯で温めるかライターで軽く熱すると先が柔らかくなって差し込みやすくなります。まだそれでも接続がうまくいかない場合はこちらのバルブ付きワンタッチ接手を使ってみてください。今回の作成キットはなるべく価格を抑える為に廉価版のバルブ付きワンタッチ接手を使用していますが、このバルブ付きワンタッチ接手は高いだけあって接続も脱着も軽く確実にできます。
給水方法バルブ付きワンタッチ接手のバルブを閉めて電動ポンプに繋がる側の透明チューブ(写真では青の半透明チューブ)の接続を取ってください。接続の取り方は、差し込み部分の白いリングの部分(写真の赤丸の部分)を押し込みながらチューブを引っ張ると抜けます。取り外したチューブを水源(ペットボトルやバケツ、桶などに張った水)に突っ込みます。チューブはケース内で丸まって収納されることになるので、どうしても伸ばした時に癖が付いて丸まってしまいます。このままだとチューブが丸まって上手く給水が出来ないので、こちらも自作ですがチューブ先に取り付けられる様なおもりを使っています。こうするとチューブ先が水面に出ずにきちんと安定して給水し続けられるので、参考にしてみてください。このような状態にしてハイドレーションパックからではなく、外部の水源から給水するようにしてください。タカギのホースジョイントを携帯用ケースから出ているホースジョイントにカチッと音がなるまで押し込んで固定してください。先ほど切り取った透明チューブをクイック接手に差し込み、ウォーターシュータに取り付けてください。クイック接手のネジ規格がアメリカの物の為、写真の様に完全にウォーターシュータにはねじ込めませんが、水漏れもなく問題なく使えますので安心してください。バッテリー(ジャンプスターター)を接続する前に携帯用ケースの電源スイッチがOFFの状態(〇の方)であることを確認してください。次にジャンプスターターをEC5バッテリーコネクターに接続してケースに収納します。バッテリーコネクターに接続すると、ジャンプスターターの電源を入れなくても通電していますので、この状態でスイッチを入れるとモーターが作動してしまいますので、注意してください。水の誤発射を避けるために電源を入れる前に必ずホースを接続するようにしてください。全ての接続を確認したら本体の電源をONにしてください。全ての接続がきちんと出来ていれば電動ポンプが水を吸い込んでホース内の水圧が上がり、設定した水圧まで上がると自動で電動モーターの吸い上げが止まります。最初電動ポンプの水のかみが悪い時があるので、その場合はウォーターシュータのボタンを少し押して水を循環させるようにしてあげてください。この時点で全ての接続を再確認して水の漏れがないかを確かめてください。ここでどこかから水漏れが確認できるようであれば、いったん電源を切って締めこみを強固にして対処してください。水漏れがどこにも見当たらない場合は、ダスターのボタンを押し込んで水を出し続けてポンプ内の空気(気泡)がでなくなるまでを水を循環させてください。この作業はハイドレーションパック内になるべく気泡が入らないようにしたいからです。ハイドレーションパックに気泡が多く含まれると、電動ポンプを作動したときに空気を噛んでしまいポンプが空回りして水を上手く吸い上げない時があります。気泡がでなくなったらウォーターシュータに付いているチューブの先をバルブ付きワンタッチ接手にしっかりと差し込んでください。この時、バルブ付きワンタッチ接手のバルブはオフ(横向き)になっていると思うので、チューブをしっかり差し込んだらオン(縦向き)にしてください。チューブを差し込む前にバルブをオンにしてしまうとバルブから空気を吸い込んで給水する前に空気がハイドレーションパック内に入ってしまいます。給水前にバルブをオンにするのを忘れると給水できずに水が飛び散るので注意してください(笑)ウォーターシュータのボタンを押し続けると、どんどんハイドレーションパックに水が流れて給水されていくと思います。ハイドレーションパックの場所が動かないように注意しながらぎっしりになるまで給水してください。これくらいきっちり入れば大丈夫です。あまり入れすぎると携帯用ケースが変形して蓋が閉められなくなってしまいますのでほどほどに。ハイドレーションパック内の気泡もこのくらいに抑えられればトラブルが少なくなります。ハイドレーションパックに給水が終わりましたら。電源を切ってからホース内の残圧を出すようにウォーターシュータのボタンを押して残圧をハイドレーションパック内に出し切ってください。バルブ付きワンタッチ接手のバルブをオフにしてからウォーターシュータのチューブ先を抜き取ってください。バルブをオフにするのを忘れるとチューブを抜き取ったときに水が勢いよく吹き出すので注意してください。ここまでの一連の流れを動画でどうぞ!(動画内で使用しているポータブル血抜き機は、最新版に改良する前の物なのでスイッチの位置等が違います。)
この動画内ではなるべく分かりやすいように【携帯用ケース内での配置】→【接続の仕方】→【給水方法】→【疑似的にポータブルを使う】→【もう一度給水】→【携帯用ケースにすべて収める】までを一連の動作で説明しています。使い終わったら電源を切って、ダスターのボタンを押してホース内の残圧を抜いてください。電源を切っても残圧を抜かない状態だと、圧力はホース内に残っており、ホースを取り外すときにホースジョイントの継ぎ目から一気に圧力が抜けて、爆発したような音と共に水が飛び散ります(笑)危険ではありませんが、使い終わってホースを外す前には残圧を抜くことを忘れないようにしてください。なんでこんな面倒な給水方法にするの?と思う方もいると思いますが、ポータブル・ミニはケース内に余分なスペースは全く無く、普通にタンクに水を入れてからケース内に格納しようとするとキツキツで入りません。そこで、タンクを所定の位置にセットしてから給水してあげればタンクに最大限に給水が出来る!と考えたからです。(試しにタンクを外した状態でケースに入るギリギリまで水を入れるとその差は300ミリリットルになりました。)
使い方の要点と注意点バルブ付きワンタッチ接手の接続は確実に!!こちらの重要事項を必ず再確認してください!水漏れ、動作不良の原因となるので注意してください!水のタンク(ハイドレーションパック)に大きな気泡はNG!タンクに大きな気泡があると電動ポンプが空気を噛んで上手くタンク内の水を吸い上げないことがあります。タンクに水を入れる際はなるべく空気が混入しないように注意してください。水のタンク(ハイドレーションパック)に空気が沢山入ってしまっている場合は?もしハイドレーションパック内に空気がたくさん入ってしまっている場合は一度水をタンク内に入れて、水を使い切る際にタンク内の空気が全部出るまで電動ポンプを作動させたままウォーターシュータのボタンを押し続けて空気を抜き切って下さい。給水側のチューブは折り曲げない給水のチューブは予備タンクからの給水も考えてある程度の長さを残しておいてください。ケース内に収納するときには折り曲げないように注意してください。給水チューブが折れ曲がってしまっていると、タンクからの給水が上手くできずに水圧が上がりきらない可能性があります。使用後はホース内の残圧を抜く使い終わったら電源を切って、ダスターのボタンを押してホース内の残圧を抜いてください。電源を切っても残圧を抜かない状態だと、圧力はホース内に残っており、ホースを取り外すときにホースジョイントの継ぎ目から一気に圧力が抜けて、爆発したような音と共に水が飛び散ります(笑)危険ではありませんが、使い終わってホースを外す前には残圧を抜くことを忘れないようにしてください。
真水の量が限られているので、最初は使い方が難しいかもしれませんが、慣れれば1.5Lの真水でノズルと究極の血抜きまでこなしても、中型魚であれば5匹以上は確実に血抜きが可能です。(小型魚であればもっと)使いこなせれば釣り場での仕立てが簡単になります。家で使う場合や予備タンクから給水する場合はハイドレーションパックへの接続を切って、チューブ先を予備タンクに入れて使ってください。水を一杯に入れた状態でバッテリーをケースに配置するとほぼ空きのスペースはありませんが、ギリギリすべて収納できる大きさになっています。ポータブル・ミニはケース内に電動ポンプ、水タンク(1.5L)、バッテリー、ホース、ウォーターシュータをすべて収納して3キロちょっとの重量です。そのコンパクトさとは裏腹にパワーも兼ね備えています。持ち運びも超コンパクトサイズで問題ありません。釣り場で究極の血抜きまでこなせる田野辺式ポータブル血抜き機 ミニを創ってみませんか?これはポータブル・レギュラーを使っていますが、最後に参考に釣り場で仕立てている動画をどうぞ!
これで使い方の説明は終了となります。この田野辺式ポータブル血抜き機の使い方は人それぞれですので、自分に合った使い方を見つけてみてください!
津本式簡易血抜きマシーンが2021年に発売されます!!発売日はまだ未定ですが、津本式のポータブル血抜き機がハピソンより発売予定です。手軽に使えてリチウム電池内蔵のコンパクトな簡易血抜きマシーンです。簡易的なノズルやリムーバーも付属されるらしいですよ!!自作に自信がなければ無理をせず、そちらを待つのもいいと思います!細かなスペックは不明ですが、パワーはリチウム電池2本分で小型簡易血抜き機とのことです。気になる詳細は津本さんのアナウンスをお待ちください!