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田野辺式ポータブル血抜き機 ミニ

自作マニュアル

第三章 組み立て方説明
 


 

この章では田野辺式ポータブル血抜き機 ミニ 作成キットを使った田野辺式ポータブル血抜き機 ミニ(以下 ポータブル・ミニ)の組み立て手順を説明していきます。

ここで説明するパーツ類はバッテリー(ジャンプスターター)以外は全て以下の作成キットに全て含まれていますので、以下の作成キットを使う場合はバッテリーのみ別途手に入れてください。

おすすめのバッテリーはこちらになります。

 
さて、いよいよこの章では作成キットに含まれる
パーツを加工して組み立て準備に入りますが、携帯用ケースには必要な穴はあらかじめ開けた状態でお送りしますので、この手順は割愛させていただきます。

ご自分でパーツを集めて創ろうと思っている方は穴のあけ方や場所に、理由等ついてはこちらを参考にしてみてください。

第一部ではパーツの加工を詳しく説明します。
ポータブル・ミニで必要なパーツの加工は電動ポンプの加工のみです。
この加工さえできてしまえば後は簡単な組み立て作業になりますので頑張りましょう!

第二部では第一部で加工したパーツを組み立てて、田野辺式ポータブル血抜き機を完成させましょう!

なるべく全ての工程を詳しく
写真と動画を混ぜて解説していきます。




目次

第一部 パーツの加工
                ・
あると便利な道具たち
                ・
電動ポンプの加工
                ・
ホースとハイドレーションパックの加工
第二部 
組み立て



第一部

パーツの加工について

必要なパーツが揃ったところで、さて!ここからが本番ですよ。
何度も何度も書いていますが、加工と言っても難しい作業は一切ありません。
しかし、加工、組み立ては
自己責任になりますので、少しでも不安に感じたり分からない事があれば作業を止めて、進む前に必ず質問してください。

ケガをしては元も子もないありません。
安全第一で宜しくお願いいたします。
質問がある場合はFacebookのDMから、なるべく詳しく状況を説明して下さい。
生活時間帯が真逆の為、返答遅れるかもしれませんがそこはご了承ください(^-^;

それでは分からないことが無いようにステップバイステップで詳しく説明していきます!





あると便利な道具たち
田野辺式 ポータブル血抜き機 あると便利な道具たち

これらの道具はこれからする作業にあると捗る道具たちです。
無くてもどうにかなるかもしれませんが、手に入るようであれば使ってください。






電動ポンプの加工
田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工



田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工


まずは、バッテリーから出ているのワイヤーと電源スイッチに付属ののワイヤーを、熱収縮ワイヤーコネクターで接続します。
写真のように
両側からワイヤーを入れて銅線部分がコネクターの真ん中の銀色の部分に来るように差し込みます。
場所が決まったら、ライターの温度の低い根元の部分で熱してワイヤーコネクターを収縮させて繋げてください。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

次も同じような手順で、今度は
EC5バッテリーコネクターのワイヤーと電動ポンプのワイヤー、そして電源スイッチのワイヤーをひとまとめで写真のように繋げてください。
EC5バッテリーコネクターは少し太いので、黄色の熱収縮ワイヤーコネクターを使ってください。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

最後にEC5バッテリーコネクターの
いワイヤーと電源スイッチののワイヤーを繋ぎます。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

全体像はこんな感じです。
銀色の端子が付いている3か所は後に電源スイッチに接続します。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

熱収縮ワイヤーコネクターはこんな感じでワイヤーを隙間ないように締め付けていれば大丈夫です。
真ん中の銀色の部分は熱で溶けて銅線を接着する役目があります。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工 

電気絶縁用ビニールテープがあれば隙間を埋めるように巻きつければ更に完璧です!

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

ランダムになっているワイヤーはこんな感じでまとめておくと、後の組み立ての時に楽になります。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

電源スイッチに取りつけるワイヤーは写真のように見た場合、上から「
」「」「」となっていますので、その順番にテープでまとめておくと良いです。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

次に電動ポンプに
L字ホース接手を接続します。
シールテープがあればねじ込む前に巻いておくと確実に水漏れが無くなります。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

2,3巻き巻いておくと安心ですね。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 電動ポンプの加工

今回はキッチリしめこみましょう。
L字ホース接手出水側は上向きで、給水側は下向きで設置してください。

ここまでの一連の加工は以下の動画を参考にしてください!
 

 

ワイヤーをむき出しにするには専用のツールがあれば楽ですが、ハサミ等でも中の銅線を切らないように慎重にワイヤーの外側を切れば大丈夫です。


電動ポンプを加工するときの注意点

ワイヤーの接続は漏電の可能性があるのでしっかりと!
熱収縮ワイヤーコネクターを使う時は
繋げたい銅線部分に真ん中の銀色の部分が来るように注意する。
熱収縮ワイヤーコネクターの両側の色の付いたリングの部分はワイヤーをしっかりと固定する役目、真ん中の銀色の部分は中で溶けて銅線同士を接着する役目があるのでヒートガンやライターで熱したときにそれがきちんとできているかどうか注意する事。

耐水、防水をしっかりと!
携帯用ケース内のワイヤーやスイッチ部分は、ケース内に水のタンクがある以上、どうしても水にぬれる可能性があるのでればグルーガンや接着剤などを使って隙間を埋めた方が安心です。

電動ポンプの出水側は特に注意する
電動ポンプの給水側は水を吸い上げるだけなので、水圧は掛からずそこまで完璧に締め付ける必要は無いが、出水側は電動ポンプが作動するとかなりの水圧が掛かる為、可能な限り締め込みをきちんとすると不具合が少なくなる。
 



 


ホースとハイドレーションパックの加工

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て


ホースの加工に必要な物 (項目をクリックすると移動します)

タカギのスリムホース(内径7.5mm)
ホースジョイント
片口ニップル
ホースクランプ
Oリング




付属の内径7.5mmのタカギのスリムホースの一方に、ホースコジョイントのオス側を締め付けて取り付け、反対側に片口ニップルホースクランプで取り付け、Oリングをはめ込んでください。


田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ ハイドレーションの加工


電動ポンプの加工に必要な物 (項目をクリックすると移動します)

水のタンク(ハイドレーションパック)
バルブ付きワンタッチ接手






田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ ハイドレーションパックの加工

ハイドレーションパックに付属されているチューブを取り出して、写真のような位置で切ってください。
この時余った長い方のチューブは今回の説明では使いませんが、ポンプとの接続にも使えますので残しておいてください。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ ハイドレーションパックの加工

切ったチューブを
バルブ付きワンタッチ接手の片側に差し込みます。
グッと差し込んで、突っかかりを感じた後に更に押し込めるのですが、結構固いので差し込むときに
チューブ先をお湯で温めるか、ライターなどで軽く熱を当ててから差し込むとすんなり奥まで入ると思います。

奥まできちんと差し込めていないと、上手く水を吸い込まなかったり水漏れの原因となります。
こちら側は一度差し込んでしまったら抜き差しすることはあまりありません。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ ハイドレーションパックの加工

ねじめ部分をしっかりとハイドレーションパックに固定してください。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ ハイドレーションパックの加工

この状態まで出来ましたら、
ハイドレーションパックの加工は完成です。

ここまでの一連の加工は以下の動画を参考にしてください!

 





第二部

組み立てについて
  

組み合わせたパーツやホースを携帯用ケースに取り付けていきます。


田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

用組み立てに必要な部品、パーツはこちらです。
上の写真で一緒に写真に含み忘れていますが、付属の内径9mmの短く切ってあるホースも使用します。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

付属の透明
ゴムチューブをL字ホース接手に接続します。
ゴムチューブの内径がL字ホース接手より小さいので、とても差し込みにくいと思いますが、お湯やライターでチューブ先端を温めると入れやすくなると思います。
この手順が
ポータブル・ミニ組み立ての中で一番大変かもしれません(笑)

チューブを刺したらその部分を
ホースクランプで締めこんで固定します。
この時に写真のように
締めこみ部分が電動ポンプ側に来るようにしてください

締めこみ部分が外側になるとケース内部に設置するときに、その分が浮いてしまってスペースが無駄になります。そして、あらかじめ開けてある穴にネジやスイッチが上手くはまらなくなりますので注意してください。

この付属のゴムチューブは少し長めにとってありますが、
第四章:使い方説明にて後ほど説明しますが、この段階ではまだ長いままで繋げておいてください。

水のタンクとして使う
ハイドレーションパックに付いてきたゴムチューブは柔らかいので取り回しは良いんですが、今回はより耐久性のあるチューブを使うようにしました。

一度両方使ってみて、使い易い方を使っていただければと思います。


田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

別途付属の内径9mmのホースを、今度は
電動ポンプの出水口に取りつけたL字ホース接手に差し込んで、こちらもホースクランプでしっかりと固定してください。
給水側に水圧は掛かりませんが、
出水側はかなりの水圧が掛かるのでホースクランプは確実にしっかり締めこんで下さい。

(給水側は水圧がかからないので、耐圧ホースではなくても大丈夫なので取り回しの良い普通のチューブを使います)

ここからの手順は順番が前後しても大丈夫だと思いますので、やりやすい順序で進めてください。d

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

電源スイッチを本体の穴に取りつけます。
〇の印のほうがオフで|の印のほうがオンになります。方向はどうでもいいので自分の好きな方向に取り付けてください。
この時点で裏からグルーガンで防水対策しても良いです。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

電動ポンプ携帯用ケースに取りつけます。
給水側のチューブが干渉してネジが回しにくいときは一時的に給水側のホースの向きを変えてください。
電動ポンプから出ているワイヤーは電動ポンプの真ん中から下に通して出すとケース内でワイヤーがすっきりします。


田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

電源スイッチに電動ポンプから出ている3本のワイヤーを繋げます。
スイッチの表側の〇印が
赤のワイヤー、真ん中が黒のワイヤー、金色の端子が青のワイヤーです。
前のステップでこの順番でワイヤーをまとめている場合は間違いなくできるはずです。
しっかりと奥まで差し込んで固定してください。

電動ポンプから出るワイヤーは少し長めになっていると思いますので、邪魔にならないようにポンプ裏にまとめて最低限の長さが出るようにするとケース内ですっきりします。

グルーガンを持っている場合は端子を覆うようにグルーガンを流し込んでしまえば接続の強化と防水が同時に出来るのでオススメです。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

タカギの
ホースジョイントのメス側を開いてケース外から差し込んでください。
この時点で
電動ポンプの出水側に付けたホースの長さを、丁度コネクターに届くような長さに調節して切って下さい。
ケースを
ホースコネクターで挟みこむように締め付けて、電動ポンプの出水側から出ているホースを固定してください。

田野辺式 ポータブル血抜き機 ミニ 組み立て

完成イメージはこんな感じになります。
写真を参考に透明ゴムチューブが通るようにしてください。

ここまでの一連の組み立ては以下の動画を参考にしてください!
 

 


(注1)動画内では一番最初に7.5mmのスリムホースを短く切ってポンプの出水側に繋げていますが、この手順は省いて付属の内径9mmのホースを使ってください。

(注2)動画内では一番最後にスイッチに配線を繋げないで終わっていますが、上で説明しているように配線をスイッチに繋げてください。



組み立てのときの注意点

ホースクランプはしっかりと!
ホースの接続部、給水側の接続は水圧が掛からないので最低限締め付けが出来ていればそれほど心配しなくてもいいが、
出水側は高い水圧がかかるので接続はキッチリと!
接続部部のの緩みは水の漏れや破損、破裂の原因となります。

ホースクランプの向きにも気を付けて!
給水側のホースクランプは携帯用ケースに干渉しないように出っ張りが横に来るように調節してください。

組み立てが終わったからと言って、すぐに実践導入しない!
組み立てが完了しても使う前には必ず動作テストをしてください!
必ず動作確認を十分に行い、水の漏れ等ないように注意してください。思わぬ事故や破損の原因になります。

 




 
お疲れさまでした!
これで
田野辺式ポータブル血抜き機 ミニの組み立ては全て完了です!!


どうしても作成に不安を感じたり、自信がなければ、ブラックとグリーン1台ずつですが、作成キットと同じものを使って創った完成品を用意しています。

田野辺式ポータブル血抜き機 ミニ ブラック 完成品

田野辺式ポータブル血抜き機 ミニ グリーン 完成品
(注)完成品にバッテリーは付属しておりません。別途こちらのバッテリーをご用意下さい。

 


使い方は第四章「使い方説明」で詳しく説明いたします。






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津本式簡易血抜きマシーンが2021年に発売されます!!
発売日はまだ未定ですが、
津本式のポータブル血抜き機がハピソンより発売予定です。
手軽に使えてリチウム電池内蔵のコンパクトな簡易血抜きマシーンです。
簡易的なノズルやリムーバーも付属されるらしいですよ!!
自作に自信がなければ無理をせず、そちらを待つのもいいと思います!
細かなスペックは不明ですが、パワーはリチウム電池2本分で小型簡易血抜き機とのことです。
気になる詳細は津本さんのアナウンスをお待ちください!