R7年9月の保育通信

たんぽぽ保育通信(9月号)です。

暦の上では秋で、多少朝夕は心地よい風を感じられる事もありますが
まだまだ異常な暑さが続いています。

夏の疲れが出やすく、体調を崩しやすくもなりますので、
十分な休息と栄養バランスの取れた食事を摂りこの暑さを乗り切れると良いですね。



【最近の保育室の様子】

先月は咳が長く続いたり、喘息症状でご利用のお子様や
上気道炎・感染性胃腸炎でご利用のお子様がいらっしゃいました。

病児保育室では日々ご利用のお子様が変わり年齢も異なる為、
異年齢保育となる事が多いですが徐々に慣れていき、
お兄さん・お姉さんがおままごとでご馳走を作って運んで来てくれたり、
年上のお友達のする遊びを「じーっと」観察して、
真似っこ遊びをするお子さんの姿が度々見られたり、
関わり合いながら遊ぶ姿…とても微笑ましいです。

年齢や病状によって睡眠のリズムも違う事が多いですが、
体調回復できるように無理はせずとも可能な範囲で
「眠れる、休める」よう配慮しています。

また、年齢が高くなると普段はお昼寝をしていないお子さんも、
昼食後に他のお子さんが午睡するタイミングで
ベッド上安静の時間を設けてゆっくり休むように
声掛けするとひと眠りしたり…。

眠れなくてもベッド上で絵本を見たり、
少し横になり休めた後は別コーナーでぬり絵など静かな遊びをしたりなど…

ゆったりと過ごす事で体調回復にもつながっています。


【看護師からのお話】夏の便秘にご注意!

この時期、水分は取れているように見えても
まだまだ汗も多くかき?便秘?気味なお子さんも目立ちます。

2、3日も排便が無い日が続くと、お腹が痛いだけでなく
お腹にガスが溜まり張ってしまい食欲がない…
うんちが硬くなってトイレに行きたくないと…など
とても身体に悪い影響を与えてしまいます。

夏の便秘の大きな原因は、身体の『水分不足』です。

新陳代謝が活発な子どもは、大人以上に汗をかきやすく、
体内の水分が出てしまいます。

冷房の効いた涼しい部屋にいても、目に見えないだけで、
皮膚から汗は蒸発してでていっているので夏は一段と水分不足になりやすいです。

硬いうんちをするためにいきむのが大変だったり、
肛門が傷ついたりしてしまうと子どもにとっては
排便が困難な上にそれが苦痛になります。

その結果、便意を我慢するようになり便秘となってしまうのです。

水分不足に大切なのは、水分を補給することですが
暑いからと言って冷たい飲み物を一度にたくさん飲むと、
冷たい飲み物が胃を刺激して負担がかかりお腹をこわすことも。

下痢になってしまい水分が排出されてしまうため、
さらに水分不足を招いてしまうことになってしまうので注意が必要です。

保育室では
白湯やぬるめの麦茶・経口補水液等を飲んで過ごしています。
9月の残暑も、身体をいたわり
スッキリ元気に乗り越えられるといいですね。


以上、保育通信(9月号)でした。


たんぽぽ病児保育室 2025年9月1日発行 編集者(保育士)とみおか

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