第12期につきましては、応募大学19校、総数52名、中国、韓国、ベトナム、ネパール、ウズベキスタン、フィリピン、パキスタン、ミャンマーご出身の皆様からの応募がありました。選考は、各大学より2022年7月上旬までにご提出頂いた出願書類を各選考委員にて事前審査を行いました。
本来であればその後、選考委員が集まって事前審査をもとに選考しますが、第12期選考会は新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況を踏まえ、選考委員が集まる形での選考会は中止となりました。
その為、事前選考結果を再度書面にて確認しあい、全員の同意を得た上で採用を決定致しました。
選考の過程で選考委員が特に重視した点は、学ぶ事に対し熱い思いを持っているかどうか、自分の夢をきちんと持っているか、将来に対して努力をしているかなどの事柄について、自分の言葉できちんと書かれているかどうかに注目をしました。
その他には、推薦書の内容や成績表などを参考に選考を進めました。
今年度も大変優秀な方が多く、選考は困難を極めましたが、これらの点を考慮して選考委員による厳正な審査が行われ、35名の皆様を選考いたしました。
当財団の奨学生として採用された皆様には、更に勉学に打ち込み、大学生活を充実させて将来は世界で活躍する人材となる事を祈っております。