公益財団法人 横山国際奨学財団

事業内容

活動実績

□交流会□
横山国際奨学財団 第一回交流会
日時 : 2012年12月8日(土)18:00~
場所 : 名古屋マリオットアソシアホテル

理事長より挨拶

理事長より挨拶

緊張した面持ちで話を聞く奨学生

緊張した面持ちで話を聞く奨学生

11月17日に選考委員会にて決定いたしました奨学生21名及び財団関係者、約40名が出席し、横山国際奨学財団第一回交流会を行いました。
第一回募集で合格した奨学生は中国、韓国、ネパール、ミャンマー、ベトナム、スリランカ、バングラディシュ、モンゴル出身の大学生、大学院生の皆さんです。

まずはじめに財団理事長の横山より挨拶があり、財団を設立した経緯、また奨学生の皆さんへの思いを述べました。
昨年のデータですが現在日本では約14.2万人の留学生の方がいらしており、その9割がアジア諸国からの留学生です。
留学生の皆さんが言葉や習慣、気候、風土等の違いなど様々な苦労を乗り越えるのは想像以上に困難を伴うものだと思います。特に経済面での負担は大きく、本当に大変だと思います。
今回、たくさんの学生の皆様から応募がありました。後ほど選考結果を報告しますが、いずれにしても私ども財団が皆さんに期待をしていることは、奨学金によって安心して学業を継続でき、将来それぞれの分野で活躍をしていただくことです。
また、人はそれぞれ夢を持っています。その夢は自分自身を大きく変えてくれるはずです。その夢の実現の為にも大いに学び、ぜひ、夢を実現されることを期待しています。との挨拶がありました。

役員紹介

役員の紹介

理事長より奨学金目録贈呈

理事長より奨学金目録贈呈

引き続き、今期、来期の役員の紹介があり、その後、第一回奨学生について、愛知学院大学 商学部教授の梶浦様より選考結果の報告がありました。
今回は国内の指定大学に奨学生の推薦を依頼し、3大学より35名の推薦がありました。
選考委員会では、優秀な学力と心身ともに健全な者、将来グローバルな視点を持った指導者を目指し国際理解と貢献する意欲のある者、日本語によるコミュニケーションに支障がない者、という選考基準をもとに慎重に審査を行い、その結果本日ご出席されている21名の皆さんを横山国際奨学財団奨学生として選考いたしました。
いずれの皆さんも明確な留学目的を持ち、苦しい経済状況下にありながら学業に励み、優れた成績をあげられている留学生であり、本財団の目的に沿った奨学生であると確信をしております。
横山国際奨学財団の奨学生となられた皆さんに、心から「おめでとう」と申し上げます。という内容の報告がありました。

その後、理事長の横山より横山国際奨学財団第一期奨学生代表者に目録が贈呈され、奨学生代表者より奨学生として採用されたことに対する謝辞が述べられました。

歓談中は奨学生同士が話し合い、また財団関係者とも歓談し、貴重な交流時間となりました。
また、会の途中では奨学生一人ひとりが壇上に上がって自己紹介を行い、出身国の紹介や日本に対する印象、自らの夢などについて話をしました。

歓談中

歓談中

国を超えて交流が深まります

国を超えて交流が深まります

奨学生と財団役員との歓談

奨学生と財団役員との歓談

全員で記念撮影

全員で記念撮影

母国では技術者として頑張っていたがもっと知識を増やしたいと思い日本に留学をした、医者として勤務していたがさらに研究を深めたいと日本に留学をした、日本文学に対する知識を深めたいなど、留学してきた目的を話しました。
また、ひらがな・カタカナなどたくさんあって覚えるのが大変だったこと、アルバイト先で日本語を教えてもらって上達したことなど、言葉の壁に苦労したことなどの経験や、わさびや納豆が苦手という話や、徐々に日本の食べ物にも慣れて今ではお寿司が大好きという食文化の違いに対する話などもありました。
また母国に帰った後は旅行会社を設立し、母国の良いところを日本の皆さんにも伝えていきたいといった将来を語った学生もいました。

短い時間でしたが、奨学生の皆さんの未来に対する熱い思いを感じることが出来た素晴らしい会となりました。

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