公益財団法人 横山国際奨学財団

事業内容

活動実績

□交流会□
横山国際奨学財団 第四回交流会
日時 : 2015年11月28日(土)18:00~
場所 : キャッスルプラザ

交流会の前に、理事会を行いました

交流会の前に、理事会を行いました

今期第4期の奨学生、及びOB・OGの皆さん、また大学関係者及び財団関係者、総勢約80名が出席し、横山国際奨学財団第四回交流会を行いました。
今期採用された第4期生は、中国、ネパール、韓国、ベトナム、インドネシア、ミャンマー出身の大学生、大学院生の皆さんです。

まずはじめに、財団理事長の横山より挨拶がありました。
財団を設立して、4年になります。これも関係者の皆様のお陰と、この場を借りて感謝申し上げます。さて、日本学生支援機構が発表したデータによりますと、平成26年は18万4千人の方々が日本に留学をされましたが、平成23年では16万3千人の方々が留学をされていたそうです。つまり、留学生の数は約12%増えている事になります。また、その内の50%の方々は東京へ留学をされ、中部地方には9.8%の方々がいらっしゃっているそうです。ちなみに、日本から海外へ留学をされている数につきましては、平成24年のデータでは約6万人との事で、グローバル化等と言われていますが、日本の若者は勇気がないと感じています。

今期の奨学生の皆様の採用につきまして、詳細は後ほど梶浦理事よりご報告をさせて頂きますが、14校の大学から55名の推薦を頂き、公正に、かつ平等に慎重審議をした結果、35人の方を当財団の奨学生として採用しました。この交流会では財団を卒業した先輩や他校の学生の方、他国の学生の方がいらっしゃいます。沢山の方々とふれあい、沢山の友達をつくる事も重要です。是非この機会を大切にしてください。最後になりますが、限られた時間ではございますが、有意義で楽しい時間を過ごして頂きたく存じます。と挨拶がありました。

引き続き財団役員の紹介があり、その後、第4期奨学生の採用について愛知学院大学 商学部教授の梶浦理事より選考結果の報告がありました。今回は国内の大学に奨学生の推薦を依頼し、14大学より55名の推薦がありました。選考委員会では、ご提出頂い書類を元に学業成績、経済状況、留学目的などについて慎重に審査を行い、その結果35名の皆さんを横山国際奨学財団 第4期奨学生として採用いたしました。いずれの皆さんも明確な留学目的を持ち、苦しい経済状況下にありながら学業に励み、優れた成績をあげられている留学生であり、本財団の目的に沿った奨学生であると確信をしております。横山国際奨財団の奨学生となられた皆さんに、財団を代表して心から「おめでとう」と申し上げます。という内容の報告がありました。

目録の授与。勉学に励みます!

目録の授与。勉学に励みます!

その後、理事長の横山より横山国際奨学財団第4期奨学生代表者に目録が贈呈され、奨学生代表者より奨学生として採用されたことに対する謝辞と、日本を留学先に決めた理由や自分の夢を叶えるために一生懸命勉強し、奨学生として採用された期待に応えられるよう頑張りたい、という決意が述べられました。

横山理事長の挨拶

自国の発展に役立ちたい。全力で頑張ります。

また、会の途中では出身国を代表して各国1名づつ自国の紹介や日本に対する印象、自らの夢などについてスピーチがありました。日本の技術を学び、母国に役立てたいと思ったが、人材を育てる事が結局国の発展に役立つと思う為、人を育てる環境づくりを学びたい。自国は沢山の問題に直面しており、自分の力の無さを感じているが、日本で学んだ事を大切にして自国の発展に役立てたい。

日本に来た当初は寂しく、また文化の違いに戸惑い早く国に帰りたいと思った。しかし、文化が違うからこそ違う国に行きたいと思ったのではないかと気付き、それ以降頑張る事が出来た。
又、自分の国の事があまり知られていない事にも気付き、沢山の人に知って貰う為に紹介をしていきたいし、母国語も教えていきたい。これからも大変だと思うが、全力で頑張りたい。

日本の文化や、言語に大変興味がある。一生懸命勉強をしているが、まだまだ日本語で自分の考えを人に伝える事が出来ない。今の目標は日本語能力検定に合格をすること。また、今日の交流会で各国の友人を増やしたい。これも勉強の一つだと思う。日本語は難しく、大学の授業でも分からない事が沢山ある。奨学金を貰う事でアルバイトを減らし、もっと勉強を頑張りたい。などの抱負が語られました。

財団関係者、大学の皆様、奨学生の皆様との記念撮影

財団関係者、大学の皆様、奨学生の皆様との記念撮影

国を超えて、交流が深まります

国を超えて、交流が深まります

社会の先輩からの貴重なアドバイスを受けています。

社会の先輩からの貴重なアドバイスを受けています。

また、財団を卒業した皆さんからもご挨拶を頂戴しました。奨学金を受取る事でアルバイトを減らす事が出来、実験や研究に時間を使えるようになって良い結果がでた。充実した一年だった。また、現在は大学を卒業して日本で就職をしている。仕事を通じて日本にも貢献をしたいと考え、日本への帰化も考えている。皆さんはこの交流会の機会を異文化交流の場として大切にして欲しい。と、後輩の皆さんへの温かいメッセージがありました。

社会の先輩からの貴重なアドバイスを受けています。

正しい答えはどちらかな?

クイズの優勝。おめでとうございます!

クイズの優勝。おめでとうございます!

その後は日本に関する様々なクイズを行いました。日本の食べ物に関するクイズや日本語、伝統や歴史、文化に関するクイズなどが出題されました。3択方式で行い、正しいと思うプレートの前に移動して頂きます。「かっぱ巻きとは、何を巻いたお寿司のことでしょうか」という問題から始まり、「夕暮れ時の事をあらわす言葉は何ですか?」という難しい問題まで、約10問のクイズが出されました。

クイズは大変盛り上がり、1位、2位、3位の皆様には釜賀理事より豪華なプレゼントが贈呈されました。歓談中は奨学生同士が話し合い、また大学関係者、財団関係者とも歓談し、貴重な交流の場となりました。あっという間に時間が過ぎ、奨学生の皆さんの未来に対する熱い思いを感じることが出来た素晴らしい会となりました。

全員で記念撮影。皆さんの将来に期待しています

全員で記念撮影。皆さんの将来に期待しています

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