JEITA連載寄稿

JEITAテープストレージ専門委員会コラム
「テープシステム技術資料のご紹介」

1952年に世界初のコンピュータテープがデビューして、60年になろうとしています。その間にテープの記憶容量は初代オープリールンテープの2.5MBからLTO5の1.5TBにまで達しています。また、転送レートも数kB/sから140MB/sへと進化しています。 データの記憶容量・転送速度だけでなく、テープシステムはデータ保存・保管の信頼性も飛躍的に向上させています。

 

なぜこのような高性能・高信頼性を達成することができるのでしょうか。当委員会では、テープシステムの歴史を含め、LTOを主にテープ性能にかかわるキーテクノロジーをまとめました。 近日中に以下のコンテンツでテープシステム技術資料が、テープストレージ専門委員会ホームページに掲載される予定です。是非、アクセスしていただき、テープシステムがハイテクの塊だということを感じていただければと思います。

 

■ 第1章 テープストレージの未来
■ 第2章 テープの歴史と技術革新
■ 第3章 記憶容量向上の歴史
■ 第4章 データ転送速度
■ 第5章 ライト・リードの高い信頼性を支える技術
■ 第6章 高記録密度を支えるサーボ技術
■ 第7章 テープストレージのコスト
■ 第8章 WORM技術と暗号化技術
■ 第9章 メディア技術(製造工程)
■ 第10章 テープオートメーション

 

各章のタイトルは予告なく変更する場合があります。



(社)電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会 (※)
イメーション(株) 西田 博光
※:旧名称:磁気記録媒体標準化専門委員会