フラッシュ・メモリを用いたSSD(Solid State Drive)は、新たなストレージ・デバイスとして登場し、低価格化・大容量化にともない、コンシューマ市場では広く使われるようになってきています。一方、エンタープライズ市場ではオンライン・トランザクションなどの特定アプリケーション向けでの採用にとどまっていました。しかしながら、Green ITへの注目などの後押しもあり、エンタープライズ向け製品の発表も相次ぐようになってきています。

そのような中、どのアプリケーションにどのSSDが適しているのか、メリット/デメリットなどの情報を正しく発信して欲しいとの企業ユーザからの多くの声を受け、2009年9月「SSDワーキンググループ」が新たに発足しました。本ワーキンググループでは、企業ユーザの皆様に役立つSSDに関する情報を発信してまいります


SSDワーキンググループ
部会長  村竹 茂樹(東芝ソリューション株式会社)
 
SSDは、今後ストレージ・システムへの採用拡大が進んでいきます。このような環境の中、JDSFとして自由でオープンなコミュニケーションを通し、企業ユーザが求めるSSDに関する正しい情報を積極的に発信することにより、ストレージ市場の健全な発展に貢献することを目的とします
 
本ワーキンググループには、SSD技術プロジェクトとして、SSDに関する基本的な技術情報をとりまとめるチーム、またSSDをシステムに採用するにあたって必要となるエンタープライズ・ソリューション技術情報をとりまとめるチームを設置しています。また、SSDマーケティングプロジェクトでは、上記の技術情報のほか、各社から提供される最新の製品に関する情報などを、Web、セミナー、展示会などを通じ、積極的に発信していきます