ランチョンセミナー
下記の日程で、昼食時に60分程度、参画企業主催のランチョンセミナーを開催致します。 セミナー参加者には、昼食(弁当と飲み物)を各企業が配布する整理券と交換で提供致します。 主催企業による役立つ情報の提供や、新製品の紹介等を行うもので、本セミナーは、皆様の研究や仕事を進めていく上で、 極めて有益かつ最新の情報を得る絶好の機会と思われます。皆様、奮ってご参加ください。主催企業スタッフ一同、お待ちしております。
- ランチョンセミナーについてのPDFファイルはこちら
- 会場等の最新情報は、学会ホームページに随時掲載致します。
ランチョンセミナー実施企業及び開催日
実施日 | 主催企業 | 会場 |
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7月16日(土) 12:00〜13:15 |
株式会社 島津製作所 | C会場(中講義室2) |
アジレント・テクノロジー株式会社 | D会場(中講義室3) | |
大塚製薬株式会社 | L会場(講義棟1号館第1講義室) | |
7月17日(日) 11:30〜12:45 |
株式会社 ウエリントン ラボラトリーズ ジャパン | C会場(中講義室2) |
ジーエルサイエンス株式会社 | D会場(中講義室3) | |
株式会社エービー・サイエックス | L会場(講義棟1号館第1講義室) |
- 初日と2日目で会場が異なりますのでご注意ください。
- ランチョンセミナー聴講者の基本マナーとして、参画企業による説明の途中での退室はご遠慮下さい。
また弁当等の空き容器のゴミなどは参画企業の指導に基づいて廃棄して下さい。
なお、ランチョンセミナーの弁当予約券引換有効期限は、開始時間前までです。
講義内容
株式会社 島津製作所 | 16日 | C会場(中講義室2) |
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GC/MS最新技術を使用した環境分析アプリケーションの紹介−LC-MS/MSの最新アプリケーションをあわせて− | ||
四重極型GC-MSは環境分析に必須であり、環境汚染の研究からルーティン分析まで幅広く用いられています。 弊社は、GC-MSの基本性能を向上させ、高分離・高感度・高速分析を実現するために、最新技術を取り入れた製品を開発しております。 セミナーでは、これらの技術のなかからMSの高速スキャン、SCAN/SIM同時測定、デコンボルーションと保持指標などの技術を生かしたユニークな環境分析アプリケーションを紹介します。 また、あわせて環境分野でも注目され始めたLC-MS/MSを用いた最新のアプリケーションをご紹介します。 |
アジレント・テクノロジー株式会社 | 16日 | D会場(中講義室3) |
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GC/MS分析と前処理に新しい風 〜気体から固体試料まで〜 | ||
近年、前処理装置はGC/MS分析に必要不可欠な存在となっています。自動化、前処理工程の簡素化、ヒューマンエラーの低減、溶媒使用量の削減、 有害物質への暴露の低減など重要な役割を担うようになりました。本ランチョンセミナーでは、 新製品のMARKES社加熱脱着装置TD-100 / Unity 2及びAgilent 7696A サンプル前処理ワークベンチについてご紹介いたします。 TD-100の主な特長として高生産性(100 検体のオートサンプラ)、低ランニングコスト(冷媒不要)、再捕集機能(再分析可能)3 つがあります。 再捕集機能により、従来のTDの欠点(1回限りの分析)が克服され、過負荷(オーバーロード)、感度不足などの場合に測定条件の再検討が可能となります。 シックハウス、環境、化学兵器、呼気、材料からのアウトガスなど幅広いアプリケーションについてご紹介いたします。 さらに、Unity 2を可搬型GC/MS Agilent 5975Tと組み合わせ、大気中VOCのオンライン分析に適用した例もご紹介します。 一方、ワークベンチは、希釈、内部標準、添加、加熱、撹拌といった前処理を自動で行うことが可能で、近年の分析業務に対する効率化への要求に応えることができます。 |
大塚製薬株式会社 | 16日 | L会場(講義棟1号館第1講義室) |
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新規POPs定量分析用標準溶液の運用とその問題点 | ||
その分野で最良のモノを開発し市場に出すこと=Best in Class」を本質ととらえ、これまでCIL/大塚製薬株式会社は歩んできました。
この成果として、既存POPs定量分析用の標準物質に改良を加え、より可能性のある新しい標準物質を開発しましたので紹介します。 【Expanded POPs標準物質が抱える問題点】 本当に使えるの!?Expanded POPs標準物質 2010年のPOPs条約の改定を受け、これまでのPOPsカクテル標準物質よりも、多くの測定対象物に対応できるExpanded POPs標準物質が新しく開発されました。 しかしながら、この製品の使用にあたっては、注意しなければ十分な定量結果が得られない問題点があります。測定者の立場に立って、これらの問題点を紹介します。 講師(敬称略) 株式会社 島津テクノリサーチ 嶽盛 公昭、高菅 卓三 |
株式会社 ウエリントン ラボラトリーズ ジャパン | 17日 | C会場(中講義室2) |
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POPs環境分析の国際標準化 - PFOS及びダイオキシン | ||
ストックホルム条約・バーゼル条約など化学物質の国際規制対応抜きで今日の国際経済活動は成り立たない。
日本は多数の優れた環境分析技術シーズを持つ一方で、国際標準として国際的化学物質規制に役立てる視点に欠ける。
ISO25101-2 やJIS K 0450-70-10としてさらに進展するPFOSの国際標準とダイオキシン規格を比較することで、国内環境分析に残る問題点と可能な改善策を概説する。 「環境管理 : 2011年3月号」、「ぶんせき : 2011年廃棄物特集号」より |
ジーエルサイエンス株式会社 | 17日 | D会場(中講義室3) |
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固相抽出を中心とした精度向上に役立つ製品紹介 | ||
今やサンプルの前処理に必要不可欠となった固相抽出法は、微量成分の濃縮や、高いマトリクスのクリーンアップなど、多くの用途に使用されている迅速前処理手法です。
水質分析、食品分析をはじめ、その他の分野にも普及しており、今後も大きな可能性を秘めています。
本セミナーでは、導入事例やアプリケーション、さらに、前処理の精度向上に必要な上手な使い方のご説明を交えながら、
その他の濃縮前処理製品を含めた豊富な製品群をご紹介いたします。 【有機分析】
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株式会社エービー・サイエックス | 17日 | L会場(講義棟1号館第1講義室) |
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LC/MS/MSによる環境分野における2つの最新アプローチ方法 | ||
LC/MS/MSを使用した環境中の汚染物質分析は、MRM測定法を用いたターゲット分析が主体となっている。 この方法は化合物特異的に検出できることや、高感度かつ多数の化合物を一斉分析できることから現在広く用いられている。 一方、環境中に残留する恐れのある化合物は、使用登録済の農薬やある程度予測可能な化合物以外にも、予測しなかった環境中で生じる新たな化合物や分解物が、 汚染物質となる可能性がありより網羅的なスクリーニングの重要性を物語っている。 本セミナーでは、LC/MS/MSを用いた環境中の残留化合物分析の2つの最新アプローチ方法を解説し、それぞれのメリット、デメリット踏まえ、目的に応じた最良の方法を提案する。 |