キーワード

 チャンバー壁面のガス放出機能と真空ポンプの排気機能との類似性
 はじめに
1-1チャンバー壁面のガス放出機能と真空ポンプの排気機能との類似性
1-1.1鋳物の巣
1-1.2陽極酸化アルミニウムの表面
 
1-2各種表面処理を施したステンレス鋼板の表面性状(N. Yoshimura et al.,1990, 1991 から)
1-3光輝焼鈍と電解研磨のステンレス鋼表面の観察と分析(A. Tohyama et al.,1990 から)
 第1章のおわりに
 

 表面による残留ガスの収着と表面からのガスの脱離
 はじめに
2-1平衡吸着(P. A. Redhead et al., 1968 から)
2-2ガス放出特性
2-2.1半経験的な式(B. B. Dayton, 1959 から)
2-2.2金属の表面酸化層からのガス放出(B. B. Dayton, 1961 から)
2-2.3考察:直線のように見える圧力上昇曲線(N. Yoshimura, 2009 から)
2-3ガス放出の過渡現象
2-3.1ガス放出量はガス脱離速度とガス収着速度の差
2-3.21 回目と2 回目のポンプダウン(K. W. Rogers, 1963 から)
2-3.3ベーク前後のガス放出(Dayton, 1962 から)
2-3.4排気弁の開閉を繰り返したときの圧力上昇特性(N. Yoshimura, 1991 から)
 
2-4拡散メカニズム
2-4.1真の表面積(A. Schram, 1963 から)
2-4.2ガス放出における温度効果(R. Calder and G. Lewin, 1967 から)
2-4.3拡散ガス放出によるガス分圧の見積もり(D. J. Santeler, 1992 から)
2-4.4金属表面からのH2O 放出のモデル(M. Li and H. F. Dylla,1993 から)
2-5再結合制限ガス放出(B. C. Moore, 1995 から)
2-6真空材料としてのステンレス鋼表面(R. O. Adams, 1983 から)
 第2章のおわりに
 

 ガス放出量の測定方法
 はじめに
3-1オリフィス法
3-1.1B. B. Dayton( 1959)のオリフィス法
3-1.2A. Schram (1963)のオリフィス法
3-1.3A. Berman et al.,( 1971) の可変コンダクタンス法
3-1.4K. Terada et al.( 1989)のコンダクタンスモジュレーション法
3-2差動的圧力上昇法(N. Yoshimura et al., 1970, 1985 から)
 
3-3パイプ3―ゲージ法(D. F. Munro and T. Tom, 1965 から)
3-4新しいパイプ3点圧力法(H. Hirano and N. Yoshimura, 1986 から)
3-5新しいパイプ3 点圧力法によるガス流量の測定(H. Hirano and N. Yoshimura, 1987 から)
3-6新しいパイプ2 点圧力法とパイプ1 点圧力法(N. Yoshimura and H. Hirano, 1986 から)
3-7ゲージ間の相対的感度補正
 第3章のおわりに
 

 ガス放出量や透過係数などのデータ
 はじめに
4-1構成材料のガス放出量や透過係数
4-1.1B. B. Dayton( 1959)のデータ
4-1.2N. Yoshimura et al.( 1970) のデータ
4-2超高真空チャンバー構成材料のガス放出量やガス透過量
4-2.1ステンレス鋼,軟鋼,クロムメッキされた軟鋼のガス放出量(Y. Ishimori et al., 1971 から)
4-2.2超高真空チャンバー材料のガス放出量
4-3エラストマーシールのガス透過とガス放出
4-3.1ダブルOリングシールによる水の透過の防止(L. de Csernatony and D. J. Crawley, 1967 から)
 
4-3.2バイトンOリングシールの水の透過(N. Yoshimura, 1989 から)
4-3.3エラストマーシールの最近の進歩(L. de Chernatony, 1977 から)
4-4エラストマーシールの選択(R. N. Peacock, 1980 から)
4-5バイトンO リングのフレオンガス雰囲気中での膨潤(N. Yoshimura, 2014 から)
4-6元素の蒸気圧(R. E. Honig, 1957 から)
 第4章のおわりに
 

 電子励起ガス脱離と光励起ガス脱離
 はじめに
5-1電子励起ガス脱離
5-1.1M. H. Achard et al.( 1979)のデータ
5-1.2Gómez-Goñi and A. G. Mathewson(1997)のデータ
 
5-2光励起ガス脱離
5-2.1S. Ueda et.al.( 1990)のデータ
 第5章のおわりに
 

 微小電子プローブ照射で起こるコンタミネーションの堆積
 はじめに
6-1コンタミとなるハイドロカーボン分子の源と移動のプロセス
6-1.1A. E. Ennos (1953)の実験と考察
6-1.2R. W. Christy の実験と理論
6-2微小電子プローブ照射で起こるコンタミ堆積のメカニズム
6-2.1微小電子プローブ照射実験(N. Yoshimura et al. 1983 から)
6-2.2実験結果(N. Yoshimura et al. 1983 から)
6-2.3討論(N. Yoshimura et al. 1983 から)
6-3電子線プローブ照射で起こるSEM 像の暗化
 
6-3.1C. Le Gressus et al.( 1979)の実験
6-4電子顕微鏡における炭素系試料のエッチング
6-4.1H. G. Heide (1962)の実験
6-5各種真空用油の汚染源としての評価
6-5.1N. Yoshimura et al.( 1970)の実験
6-5.2Fluorocarbon oxide fl uid の評価(B. K. Ambrose et al., 1972 から)
6-6Perfl uoropolyether
6-6.1L. Holland et. al.( 1973)の論文
 第6章のおわりに
 

 分子流コンダクタンスとガスフローパターン
 はじめに
7-1導管やオリフィスの分子流コンダクタンス
7-2ガス通過確率
7-2.1D. H. Davis の通過確率 (1960)
7-2.2L. L. Levenson et al., の通過確率 [7-2]
7-3ガスフローパターン
 
7-3.1B. B. Dayton (1956)のガスフローパターン
7-3.2K. Nanbu (1985)のガスフローパターン
7-3.3Tu Ji-Yuan (1988)のガスフローパターン
7-4W. Steckelmacher(1966)のレビュー論文から
 第7章のおわりに
 

 分子流ネットワーク解析
 はじめに
8-1ガス放出源と真空ポンプの機能の類似性(N. Yoshimura, 1990 から)
8-2ガス放出源の特性値(N. Yoshimura, 1985 から)
8-3分子流ネットワーク理論の長い歴史
8-3.1B. R. F. Kendall のコメント(B. R. F. Kendall, 1983 から)
8-3.22 つの異種ポンプで並列排気する真空システムの等価ネットワーク(B. R. F. Kendall, 1968 から)
 
8-3.3J. Aitken(1953)のシミュレータ回路
8-3.4ネットワークシミュレータのさらなる応用(D. W. Stops, 1953 から)
8-4真空系の一取扱法:排気系の並列運転について(S. Ohta, 1962 から)
8-5電子顕微鏡高真空システムの圧力分布シミュレーション(S. Ohta, N. Yoshimura, and H. Hirano, 1983 から)
8-6分子流領域圧力のコンピュータ解析(Hirano et al., 1988 から)
 第8章のおわりに
 

 スパッタイオンポンプとゲッターポンプの基礎
 はじめに
9-1スパッタイオンポンプ
9-1.1スパッタイオンポンプの物理(R. I. Jepsen , 1968 から)
9-1.2超高真空用のスパッタイオンポンプ(S. L. Rutherford, 1964 から)
9-1.3スパッタイオンポンプの開発(D. Andrew, 1968 から)
9-1.4二極型ゲッターイオンポンプによる,安定した空気排気(R. L. Jepsen et al.,1960 から)
9-1.5二極型ペニングポンプの不活性ガス排気のメカニズム(P. N. Baker and L. Laurenson, 1972 から)
9-1.6スパッタイオンポンプの希ガス排気性能の向上(S. Komiya and N. Yagi, 1969 から)
 
9-1.7スパッタイオンポンプによるHe 排気とH2 排気(K. M. Welch, D. J. Pate, and R. J. Todd, 1993, 1994 から)
9-2チタンサブリメーションポンプ
9-2.1レビュー:Ti 膜の付着係数と収着容量(D. J. Harra, 1976 から)
9-2.2Ti サブリメーションポンプからのメタンガス放出(D. Edwards, Jr, 1980 から)
9-3非蒸発型ゲッターポンプ
9-3.1St707 非蒸発ゲッター(Zr 70 V 24.6-Fe 5.4 wt%)の排気特性(C. Benvenuti and P. Chiggiato, 1996 から)
9-3.2コンパクトなチタン―バナジウム非蒸発ゲッターポンプの設計と排気特性(Y. Li et al., 1998 から)
 第9章のおわりに
 

 スパッタイオンポンプの開発
 はじめに
10-1超高真空スパッタイオンポンプ
10-1.1高磁束密度スパッタイオンポンプの超高真空での排気特性(K. Ohara et al., 1992 から)
10-2ノーブル型超高真空スパッタイオンポンプ
10-2.1種々の形状の“Ta/Ti”カソード対をもつスパッタイオンポンプのアルゴン排気特性(N. Yoshimura et al., 1992 から)
 
10-3キセノン(Xe)が排気可能なノーブル型スパッタイオンポンプ
10-3.1“ Slotted Ta on fl at Ti/“slotted Ta on fl at Ti”カソード対のポンプによるXe の排気(N. Yoshimura, 2013 から)
 第10章のおわりに
 

 超高真空ゲージとマススペクトロメータ
 はじめに
11-1エクストラクタゲージ(EG)とBA ゲージ(BAG)
11-1.1低い残留電流の熱フィラメント電離真空計(P. A. Readhead, 1966 から)
11-1.2BAG とEG の圧力指示値の比較(U. Beeck and G. Reich, 1972 から)
11-1.3超高真空の全圧の測定(G. F. Weston, 1979 から)
11-2UHV スパッタイオンポンプのイオン電流対圧力特性(N. Yoshimura et al., 1992[11-4]から)
 
11-3残留ガス分析計
11-3.1G. F. Weston(1980)の論文
11-4超高真空ゲージでの諸現象
11-4.1BA ゲージとエクストラクタゲージ(EG, ヌード型)からのガス放出(N. Yoshimura et al., 1991 から)
 第11章のおわりに
 

 振動の少ない超高真空油拡散ポンプと関連機器の開発
 はじめに
12-1振動の少ない超高真空油拡散ポンプと水冷バッフルの開発
12-1.1DP 技術の進展(M. H. Hablanian and J. C. Maliakal, 1973 から)
12-1.2軟鋼肉厚パイプ(3 mmt,Ni メッキ)のポンプボディーをもつ超高真空用油拡散ポンプの開発
 
12-1.3コールドキャップ付きシェブロンバッフルの開発
12-2DP 排気系のクリーン排気特性(S. Norioka and N. Yoshimura, 1991 から)
12-3液体窒素保持時間の長い冷却トラップの開発(H. Hirano and N. Yoshimura, 1981 から)
 第12章のおわりに
 

 スイッチオーバー排気時に耐性を示す,ダイナミックな排気系
 はじめに
13-1高真空システムにおける過負荷を阻止するには(M. H. Hablanian, 1992 から)
13-1.1体積流れと質量流れ
13-1.2クロスオーバー圧力とは?
13-2高電子顕微鏡のカスケード接続油拡散ポンプ排気系(N. Yoshimura et al.,1984 から)
13-2.1DP1-DP2 直列系
13-2.2スイッチオーバー時の過大ガス負荷に耐性のあるDP 排気系
13-2.3電子顕微鏡のカスケード接続油拡散ポンプ排気系
13-2.4カスケード接続油拡散ポンプ排気系を保護する安全システム
 
13-3積層積み重ね油拡散ポンプグループの到達真空に及ぼすインレットバルブの影響(N. T. M. Dennis 1982 から)
13-3.1インレットバルブのガス放出
13-3.2インレットバルブの運転
13-4過大ガス負荷を抑制する先行低速度高真空排気(N. Yoshimura, 2009 から)
13-4.1ガス放出の過渡現象
13-4.2スイッチオーバー直後の過大ガス負荷
13-4.3過大ガス負荷問題を解決する先行低速度高真空排気
13-5ターボ分子ポンプ排気系
 第13章のおわりに
 結び
 
レビュー 超高真空技術の新展開 
〜数式による解析から真空回路・分子流ネットワークへ〜
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