■開催日時:2024年12月20日(金) 13:00〜17:00
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:中央大学 理工学部 応用化学科 教授 大石 克嘉 氏
【経歴】
1991/3 東北大学大学院 理学研究科 化学専攻 博士課程修了(理学博士)
1991/4 鞄月ナ 入社(総合研究所(現 研究開発センター)配属)
1995/3 鞄月ナ 退職
1995/4 中央大学 理工学部 助教授
2007/4 中央大学 理工学部 准教授
2008/4 中央大学 理工学部 教授(現在に至る)
【活動】
固体化学/無機材料科学、本テーマ関連の研究内容、自己発熱型CO2吸収コンポジットの作製とCO2
吸収能の向上に関する研究
■受講対象・レベル:
これから,CO2吸収・分離・回収技術について知識を得ようと考えている方々及びCO2吸収・分離・
回収のブームの起こり方について興味を持っている方々を対象とします。
■習得できる知識:
CO2吸収・分離・回収の基礎知識と応用分野及び,これら技術の今後の予想について学ぶ事が出来ます。
■趣旨:
本セミナーでは,これまでのCO2吸収・分離・回収技術の紹介とCO2吸収・分離・回収・貯蔵(廃棄)の
ブームの起こり方に関する考察と今後の行方について解説する。
近年,環境問題の1つである地球温暖化の原因の1つとされる二酸化炭素(CO2)の吸収・分離・回収が
クローズアップされる時期がありますが,場合によってはクローズアップされない時期もあります。
クローズアップされている時のCO2の吸収・分離・回収技術の中で,CO2吸収材は固体,液体,膜系と
いう形態を問わず注目されてきました。これは,多少ブームに依存しているのかもしれません。この
変動は,地球温暖化の本当の原因がCO2なのか否かについては,まだ明かな結論が出ていない事実に
依存している様に思えます。
本講座では,まず,ブームであるか否かにかかわらず,CO2の吸収・分離・回収と貯蔵(CCS)について
解説します。これまで研究されてきた固体,液体,膜系を含むCO2吸収材の一般論からスタートし,
それら吸収材の利点や欠点を指摘していきます。その後,欠点を改善するための新機能をもつCO2吸収
材の構造と予想される性能及び,応用が期待される分野について述べます。最後に,CO2吸収・分離・
回収と貯蔵に関する近未来的な展望について少し考察します。
■プログラム:
1.はじめに
1.1 地球温暖化と温室効果ガス
1.2 二酸化炭素(CO2)排出量の増加と地球温暖化の相関
1.3 もしも,第一の温室効果ガスがCO2であるとするならば
2.CO2回収・除去の方法
2.1 膜分離法
2.2 吸着分離法
2.3 吸収分離法
2.4 その他の方法
3.吸収分離法に用いられるCO2吸収材
3.1 アミン系吸収材
3.2 ソ−ダライム系吸収材
3.3 リチウム複合酸化物系吸収材
4.リチウム複合酸化物系CO2吸収材の作製方法と吸収特性
4.1 合成・作製方法
4.2 CO2吸収特性と温度
4.3 CO2吸収特性と結晶構造
4.4 問題点
5.自己発熱型CO2コンポジット
5.1 素材
5.2 構造
5.3 期待されるCO2吸収特性
5.4 その応用分野
5.5 太陽光発電装置から出るSi(ケイ素)の廃材と自己発熱型CO2コンポジット
6.多量に排出されるCO2の吸収・分離・回収・貯蔵
6.1 CO2の吸収・分離・回収工程
6.2 貯蔵場所と化学反応
6.3 CO2吸収ブームの発生とその行方
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