■日時:2024年12月12日(木) 13:00〜16:00
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、テキスト費用を含む)
※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります
■主催:(株)AndTech
■講師:技術士 (総合技術監理部門、電気電子部門)(元株株式会社 デンソー 半導体基盤技術開発部
担当部長) 神谷 有弘 氏
■講演主旨:
自動車の電動化、特にEV化が加速し、合わせて自動運転車両の開発も進み、車両の電子制御化が進化
しています。限られた車両に多くの電子製品を搭載するために、各電子製品を小型軽量にする必要が
あります。
製品の小型化は製品からの熱の処理が、重要になります。車両の信頼性を高め、車両の付加価値向上の
ために最適化が求められています。熱と実装にかかわる信頼性確保の考え方を、インバータを事例として
紹介いたします。
■習得できる知識:
・製品小型化のための考え方
・信頼性を考えた小型設計方針の立案
・インバータの将来動向を意識した、将来のインバータの姿を理解できる。
■プログラム:
1.カーエレクトロニクスの概要と目的
1-1 クルマ社会を取り巻く課題
1-2 環境・安全への対応
1-3 クルマの電子化による車両内の変化
1-4 車両の付加価値向上
2.CASE時代の車載電子製品への要求
2-1 小型化要求の背景
2-2 小型化対応への考え方
2-3 信頼性確保
2-4 車載環境の厳しさと事例
3.車載電子製品の小型実装技術と信頼性
3-1 実装技術(Jisso)が扱う領域
3-2 製品への要求と熱マネジメントの関係
3-3 センサの小型化
3-4 ECUの小型実装と熱設計手法
3-5 小型実装における信頼性上の配慮
3-6 機電一体製品の設計の考え方と信頼性確保
4.インバータの小型実装技術と信頼性
4-1 多様化するパワートレイン
4-2 EV用のプラットフォーム
4-3 高出力型単独インバータの小型設計(接続・熱)
4-5 e-Axle型薄型インバータの設計と熱設計
4-6 単独インバータの薄型化設計のポイント
4-7 e-Axle型内蔵インバータの薄型化手法(溶接・パワーデバイス)
4-8 パワーデバイス・モジュールと基板との接続技術
4-9 耐振性に対する評価と設計事例
5. パワーモジュールの放熱・実装設計と信頼性
5-1 パワーモジュールの放熱性向上動向
5-2 空冷から直接両面冷却への流れ
5-3 パワーモジュールにおける空冷から直接両面冷却までの事例
5-4 パワーデバイス実装における高信頼性確保のための実装構造
5-5 低熱抵抗実現のための実装・製造技術
5-6 インバータにおける放熱構造とパワーモジュールの関係
6.将来動向
6-1 電動車両のプラットフォームとインバータの関係
6-2 急速充電対応
6-3 小型化と効果
6-4 インホイールモータ型開発
6-5 3 in 1からN in 1へ
6-6 薄く軽く(事例紹介)
6-7 車両の付加価値を高めるインバータとは
【質疑応答】
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