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【オンラインLive配信・WEBセミナー】
多層・積層膜による、高付加価値フィルムのロールtoロール製造技術

〜多層フィルム成形・多層コーティングによる、光学・電子・医療・
エネルギー分野の新商品開発への展開〜

■日時:2024年11月28日(木) 13:00〜16:30 

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:45,100円(税込、資料作成費用を含む)
 ※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります

■主催:(株)AndTech

■講師:ホサナ技研  代表  小川 正太郎 氏 

■講演主旨:
 本セミナーでは、多層フィルム成形技術およびフィルムへの多層コーティング技術を活用した、
高機能フィルムの製造技術ならびにロールtoロールによる量産化技術について解説します。多層
化フィルム技術は、異なる材料や機能を一つのフィルムに統合することで、従来の単層フィルム
では実現できない多様な特性を付与することが可能です。
 多層フィルム成形/多層コーティングの基礎として、その構造と製造プロセスの基本を学ぶとと
もに、機能付与のメリットとして、多層化によって得られる機能(バリア性、機械的強度、光学特
性など)について具体的な事例を交えて紹介します。また、多層化のための量産化技術とその課題、
特に、ロールtoロール製造の際に発生するトラブルやその対策例など、さらに、これまでに提案さ
れた製造技術についても説明していきます。

■習得できる知識:
・多層膜に関する製品やその製造における幅広い知識
・多層フィルム成形工程に関する課題と技術ポイント
・多層コーティング工程における課題、発生する欠陥とその対策例
・多層膜をロールtoロールにて量産する場合の技術ポイント
・ロールtoロールでの、真空成膜、ラミネート、パターニングなどの積層技術内容や課題

■プログラム:
1. 多層膜について
 1-1 多層膜とは・・・構成例、機能付与や機能分離のメリットなど
 1-2 多層膜の歴史・・・写真フィルム材料などの例を紹介
 1-3 多層膜形成・・・なぜ同時に多層膜形成、そして量産化ができたのか、その技術経緯等

2. RtoR多層コーティング技術
 2-1 多層コーティングの主要課題・・・多層化で発生する課題をそのメカニズムを含めて解説
 2-2 同時多層コーティング方式の例・・・ダイ、スライド、カーテン他、各方式の構成や特徴
 2-3 逐次多層コーティングの例・・・同時ではなく逐次で多層化する場合のメリットと課題
 2-4 溶剤多層膜について・・・溶剤を多層コーティングする場合の課題と対策例の紹介
 2-5 同時多層コーティングの技術例(特許事例など)・・・課題を解決するための技術紹介

3. RtoR多層フィルム成形技術
 3-1多層フィルム製膜技術・・・マルチマニホールド方式、フィードブロック方式の比較
 3-2 多層フィルム製膜の他バリエーション・・・溶融後の積層方法など
 3-3 多層フィルムの製品例・・・各社の製品/機能の紹介
 3-4 多層フィルム製膜の課題・・・多層特有の課題やトラブルの説明
 3-5 超多層フィルムの例・・・数百層もの多層を達成できる製造技術と製品例紹介
 3-6 多層フィルム製膜の技術例(特許事例など)・・・課題を解決するための技術紹介

4. RtoRラミネート積層技術
 4-1 ラミネートとは・・・各ラミネート方式(ウェット、ドライ、ホットメルトなど)の構成、
   特徴など
 4-2 ラミネート(主にドライラミ)におけるトラブル対策・・・シワ、カールなど主要課題と
   その対策例
 4-3 ラミネート積層商品例・・・積層構成とその機能、そのための技術内容
 4-4 ドライラミに関する技術例(特許事例など)・・・課題を解決するための技術紹介

5. 多層化技術のまとめ・・・解決困難な課題や今後の技術展開など

6. 補足:他の多層膜形成技術など
 6-1 ロールtoロール真空製膜技術・・・気相成膜方法とロールtoロール化技術の紹介
 6-2 表面パターニングを含めたロールtoロール積層膜形成技術・・・表面パターニングなどの
   特殊フィルム製造技術
 6-3 ロールtoロールフィルムハンドリングにおける課題

【質疑応答】

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