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最新自動車EMCの測定と対策

■開催日時:2024年9月20日(金) 13:30〜16:30 

■会場:本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申込み前に《こちらのご案内》をご確認下さい。


■受講料:46,300円(税込)  * 資料付(PDF)・書籍付
*メルマガ登録者 41,900円(税込)
*アカデミック価格 28,700円(税込)
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および
 学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録を
 していただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により
 出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

■主催:(株)シーエムシー・リサーチ

■講師:クライソン トロンナムチャイ 氏
神奈川工科大学 創造工学部 自動車システム開発工学科 客員研究員

【講師経歴】

 1986年、東京大学大学院 工学系研究科 電子工学 博士課程修了。工学博士。
同年、日産自動車 入社。パワーエレクトロニクスやセンサ、高周波回路技術などの自動車への応用
研究に従事。
 2018年、日産自動車 退社。
  同年、神奈川工科大学 創造工学部 自動車システム開発工学科の教授に就任。
 2024年3月、神奈川工科大学を定年退職、同大学の客員研究員に就任。 現在に至る。
 技術士(電気電子部門、総合技術監理部門)、ソフトウェア開発技術者、第一級陸上無線技術士な
どの国家資格を保有。

【活動】
 自動車技術会車載用パワーエレクトロニクス技術部門委員会やワイヤレス給電システム技術部門委
員会の委員などを務める。
 2009年に精密工学会 画像応用技術専門委員会 第15回小笠原賞、2013年に電気学会 産業応用部門 
論文賞をそれぞれ受賞。
 主な著書に、「ワイヤレス給電技術入門」(共著、2017年、日刊工業新聞社)、「トコトンやさし
い自動運転の本(第2版)」(単著、 2022年、日刊工業新聞社)、「自動車用パワーエレクトロニク
ス―基盤技術から電気自動車での実践まで―」(単著、2022年、科学情報出版梶j。「きちんと知り
たい!自動車EMC対策の必須知識」(単著、2024年、日刊工業新聞社)。

■セミナーの趣旨:
 数十kW級の大電力モータ・インバータや数GHz級の通信機器、数十GHz級のミリ波レーダなどが車載
されるようになるなど、自動車は大きく変化しています。そのなかで自動車の設計・開発におけるEM
Cに対する要求が強くなっています。本セミナーではEMCの基礎から、規格や対策までの必須知識を、
講師著書「きちんと知りたい! 自動車EMC対策の必須知識」を基に丁寧に解説します。測定に関して
は十分な結果を得るためにどのような測定器を選ぶかが重要で、それぞれの測定器の特徴や違い、使
い分けについてわかりやすく解説します。また相互干渉や混信の問題を避けて適切に電波を管理する
ために、規格をきちんと理解する必要があり、本セミナーでは規格の概要や種類についても丁寧に解
説します。さらにEMC対策に関してカットアンドトライによる対策ではなく、問題点を特定して効率的
に解決する方法を解説します。

■セミナー対象者:
 車載電子部品やシステムの開発者、電気自動車、自動運転車、コネクテッドカーに興味のある研究
者や技術者、新規事業開発・企画担当者など

■セミナーで得られる知識:
 ・ EMC、とくに自動車EMCの基礎知識
 ・ 対策現場で使用されている各種EMC測定器の違いとその使い分けに関する基礎知識
 ・ 各種EMC規格の概要
 ・ EMC対策の基本

■プログラム:
※ 適宜休憩が入ります。

1.EMCの基礎知識
 1)電磁両立性(EMC)とは
 2)EMCの構成要素と分類
  
2.EMCで使われている測定器
 1)EMCにおける測定器の目的
 2)各種測定器の概要
  スペクトラムアナライザ、EMI レシーバー、ネットワーク アナライザ、タイムドメインリフレク
  トメーター(TDR)、アンテナ、バラン、終端抵抗網
  
3.自動車EMC規格の概要
 1)EMC規格の必要性
 2)電磁干渉(EMI)規格と電磁感受性(EMS)規格の関係
 3)各種自動車EMC規格の概要
  国際連合欧州経済委員会規格ECE R10規制、SAE規格、IEC規格、FCC規格、電気用品安全法、CISPR 
  25規格
  
4.EMC対策の基本
 1)車載電子機器の一般的な開発手順
 2)EMC対策の基本的な手順と注意点
  電磁ノイズの発生源や伝搬経路を特定する方法、真のノイズ発生源特定の難しさ、配線や接地の
  レイアウトによるEMC対策
 3)自動車EMC対策、とくに接地に関する注意点
  
5.最新自動車のEMC課題
 1)電動車両のEMC課題
 2)自動運転システムのEMC性能評価
 3)コネクテッドカーのEMC課題
  
6.まとめ

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