. .
セミナー・イベントTOPへ戻る


LCA(ライフサイクルアセスメント)から見たCFRPの
用途別動向とビジネス戦略の再構築


■開催日時:2024年9月3日(火) 13:30〜16:30 

■会場:本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申込み前に《こちらのご案内》をご確認下さい。


■受講料:44,000円(税込)  * 資料・見逃し配信付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および
 学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録を
 していただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により
 出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

■主催:(株)シーエムシー・リサーチ

■講師:平野 康雄 氏  神戸技術オフィス 代表 Ph.D.(工学博士)

【講師経歴】
 1979年 大阪大学 理学部 高分子学科 卒業
 1981年 大阪大学大学院 工学研究科 石油化学専攻 修士課程 修了
 1988年 デラウェア大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士課程 修了
 1981年〜1991年 宇部興産(株)にて機能性プラスチック・繊維強化プラスチックの開発に従事
 1992年〜2017年 (株)神戸製鋼所にて機能性プラスチック・繊維強化プラスチック・プラスチック
     関連機械・機能性鋼板の開発に従事
 2017年〜2021年 (株)アントレポにてプラスチック関連の技術支援に従事
 2019年〜現在 神戸技術オフィスにて化学・プラスチック関連の技術開発支援、技術・市場動向調
     査、技術教育に従事

■セミナーの趣旨:
 CFRPは風力発電、航空宇宙、圧力容器、自動車分野を中心に市場拡大が進んできた。いずれの分野
においてもカーボンニュートラルに向けた世界的な動きの中でサステナビリティへの対応が求められ
ており、CFRPの貢献が期待されていると言える。
 CFRPはその軽量高強度の特性を活かし、航空機、自動車等の輸送用機器の燃費向上に寄与している。
また、要求が高まっている温室効果ガス排出量の削減についても軽量化を通した役割が期待されてい
る。
 カーボンニュートラル実現への柱でもある再生可能エネルギー・水素エネルギーの活用においても、
CFRPは風力発電機の大型化、燃料電池車に搭載される水素容器への適用を通して、貢献している。
 一方、CFRPによるサステナビリティへの対応においては、CFRPの製造から使用に伴う温室効果ガス
排出量の削減についてライフサイクル全体を通した評価が求められるようになってきている。現状、
CFRPはその使用によりCO削減効果が期待できる反面、製造時のCO2排出量が他材料に比べて多く、カー
ボンニュートラルの面では課題も残されている。また使用後のCFRPはこれまで埋立て処分がなされて
きたが、CO2排出量削減および資源循環の観点からも、リサイクルが更なる市場拡大の課題となって
いる。
 本セミナーでは、ビジネス展開の鍵ともなっているサステナビリティへの貢献に注目しつつ、LCA
(ライフサイクルアセスメント)から見たCFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築の取り組みについ
て紹介したい。

■セミナー対象者:
 材料開発やCFRPを用いた製品設計に携わる方
 市場開発に携わる方

■セミナーで得られる知識:
 CFRPを取り巻く環境とその変化
 CFRPの市場および業界の動向
 CFRPの技術開発動向

■プログラム:
※ 適宜休憩が入ります。

1. CFRPを取り巻く環境
 1.1. カーボンニュートラルへの動き
 1.2. CFRP 需要分野における環境対応
  
2. CFRPサプライチェーンの動向
 2.1. 素材メーカー(炭素繊維)
 2.2. 素材メーカー(プラスチック)
 2.3. 中間材料メーカー
 2.4. 成形・加工メーカー
  
3. CFRP主要需要分野の動向
 3.1. 風力発電
 3.2. 航空宇宙
 3.3. 圧力容器
 3.4. 自動車
  
4. リサイクル
 4.1. リサイクルのニーズ
 4.2. サプライチェーンの取り組み状況
 4.3. 技術開発動向
 4.4. 市場動向
  
5. CFRPのライフサイクルアセスメント
 5.1. CFRPの製造に関わるCO2排出量
 5.2. サプライチェーンCO2排出量から見たCFRP
 5.3. LCAからみたCFRPのリサイクル
  
6. カーボンニュートラルへの動きとCFRPの用途展開
  
7. まとめと今後の課題

Copyright (C) 2024 NTS Inc. All right reserved.