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モータシステムの品質問題&トラブル事例とその解決方法【LIVE配信】

■開催日時:2024年08月09日(金) 10:00〜17:00

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
Nodaモータテック事務所/(株)ワールドテック 講師 工学博士 野田 伸一 氏

【専門】モータ工学
【ご略歴】
・1982年 芝浦工業大学を卒業。
・2000年 三重大学にて「モータの振動騒音」で工学博士を取得。
・(株)東芝にて、モータ(自動車、産業、鉄道、エレベータ、家電・空調など)の
 研究開発・品質問題に従事(部長)。
・2013年 Nidec(日本電産)にて、モータ基礎研究所にてブラシレスDCモータ開発や
 SRモータ開発、ロボット・ドローン用モータ開発、品質問題に従事(部門長)。
・2023年 Nodaモータテック事務所(代表)設立し、モータ技術顧問、セミナー講師、
 コンサルタント、専門書執筆などで活動。
【活動等】
・表彰歴:電気学会論文賞、オーム技術賞、発明表彰・・8件 
・非常勤講師:芝浦工大(元)、大同工大(元)、セミナー講師、社員教育講師
・学会・団体:モータ技術シンポジウム委員、IEEE、日本機械学会委員、電気学会委員
【著書】
・初めて学ぶ現場技術講座「電磁振動&騒音設計」(科学情報出版 2010年10月)
・「モータの騒音・振動とその対策設計法」(NTC 2010年11月)
・「モータの騒音・振動と対策設計法」(科学情報出版 2014年3月)
・実践講座モータ騒音振動の対策(月刊EMC 2023年11月号No.427 科学情報出版)
・現場で役立つモータの振動・騒音の基礎と低減対策法(機械設計 2024年2月号 日刊工業新聞)

■受講対象・レベル:
・これからモータシステムに携わる若手技術者から、設計・開発・研究に携わる経験者の方。
 また、品質・検査・メンテナンスや、営業の方なども。

■必要な予備知識:
・一般的な機械工学、電気工学の基礎知識を持っている方。

■習得できる知識:
・モータシステムの基本知識、モータ回転原理
・品質問題の解決方法について必要な知識
・現場で起こりうるトラブル事例とその対策
・過去の事例から品質設計を理解し、今後の対応・解決へのスピードを上げる知識

■趣旨:
 モータは、洗濯機、エアコンなど家電製品、最近では電気自動車(EV)が注目され、幅広い分野で使
用されています。モータを組み込むシステム機器では、ときに品質問題やトラブルに出くわし、対応
に追われる場合があります。
 本セミナーでは、モータ&インバータ、要素(絶縁、軸受、騒音)で多発する代表的な品質問題やト
ラブル事例とその原因究明、対策について事例を交えて解説します。対策方法を導くための、発生メ
カニズム、進め方や着地点(Goal)の設定を学べます。本研修は「47年間のモータ設計・品質の実務
に携わった経験とノウハウ」を持つ講師が、事例を交えて「実際に業務で使える内容」に重きをおき
解説します。
 ・モータの品質問題を発生しないようにするにはどうすればいいか?
 ・どのような発生メカニズムでモータ品質問題がでるのか?
 ・トラブルの対策方法やGoalの設定の仕方にはどのような方法があるのか?
上記のような悩み・疑問をお持ちの方のご参加をお待ちいたします。

■プログラム:
1.モータの品質
 1-1 品質とは、品質管理、統計的手法、ゲージR&R、シックスシグマ
 1-2 故障部位と故障要因、診断技術、FMEA、QC7つの道具、実験計画法

2.モータ保守と故障診断方法
 2-1 点検保守、振動法、温度管理、電流法によるモータ故障診断の方法
 2-2 据付け、モータ荷重、ミスアライメント、経年寿命、故障診断

3.絶縁
 3-1 巻線構成、許容温度、絶縁劣化、巻線欠陥、耐圧試験、サージ電圧、製品検査
 3-2 トラブル事例と対策:インバータ運転レアショート、絶縁劣化の検出

4.モータ要素(軸受、オイルシール)
 4-1 軸受寿命、軸受グリース、高速対応軸受、オイルシール
 4-2 トラブル事例と対策:軸受破損、軸受電食、オイル漏れの原因と対策

5.振動
 5-1 振動原因、モータ電磁振動、アンバランス振動、振動測定法・振動判定方法
 5-2 トラブル事例と対策:PMモータ開発のトルクリップルの問題と対策法

6.騒音
 6-1 音の測定、音の判別、吸音機構、遮音と透過損失、振動絶縁
 6-2 トラブル事例と対策:相手装置とモータの組合せで発生する騒音と対策

7.インバータ運転
 7-1 インバータ制御、インバータ仕様、現場での諸特性、パラメータ
 7-2 トラブル事例と対策:インバータ高周波電流漏れ、配線焼損、コネクタの接触不良 

8.トラブル解決法
 8-1  FMERA分析、要因分析法、なぜなぜ分析、真因調査
 8-2 品質問題の解決への手順、客先報告書の書き方
 8-3 トラブル対応:Goalの落とし所はどのように決めるのか

 【質疑応答】


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