■日時:2024年08月28日(水) 13:00〜17:00
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:45,100円(税込、資料作成費用を含む)
※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります
■主催:(株)AndTech
■講師:西包装専士事務所 代表 西 秀樹 氏
■講演主旨:
食品包装規制は、国際的整合化が進展中であるが、多くの国がEU規則を採用し、EU規則が今や世界
標準になっている。EU規則は、体系的・論理的に構成されている。しかし、樹脂以外の法整備は遅れ
ており、現在は印刷インキ、接着剤が審議候補となっている。又、仏が鉱油の規制を打ち出し、又包
装廃棄物の新規則ではビスフェノールAとPFASは使用禁止となる。このように、EUは包装法規制以外
にも環境政策においても世界をリードする方針であり、このEUの動きは今後世界のモデルとなること
が予想される。本講では、このEUの食品包装の現状、包装を巡る安全問題の最新動向を紹介する。
■習得できる知識:
・EUの食品包装規則の考え方と規則体系
・欧州食品安全機関
・プラスチックの規制方法
・PL制定の対象物質と考え方
・相互承認協定
・印刷インキの規制動向
■プログラム:
1.プラスチックを取り巻く環境
2.食品包装の安全とは
3.世界の食品包装規制の概況
4.EUの食品包装規制
4.1 枠組み規則と食品接触物質
欧州食品安全機関、17の食品接触物質と法整備状況
適合宣言と説明文書、表示とマーク
4.2 プラスチック規則
モノマーと添加剤のPL、特定移行量制限、総移行量制限、移行試験条件、拡散モデルによる証明
機能性バリアーと多層体の扱い、アクティブ&インテリジェント包装
NIAS、3つのガイドラインと溶出試験に関する原案
4.3 印刷インキの審議状況
スイスのPLと改正、独のPL、EFSA審議状況
4.4 今後の予定と評価ロードマップ
4.5 加盟国の法規制
相互承認協定、独の紙の規格
5.包装を巡る安全問題の動向
鉱油規制(仏)
ビスフェノールAとPFASの使用禁止(包装と包装廃棄物新規則:PPWR)
6.EU情報の入手方法と輸出に向けた試験受託機関
7.EUのまとめ
【質疑応答】
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