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ファインバブルの基礎と計測・評価・活用技術【LIVE配信】

■開催日時:2024年07月23日(火) 12:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:国立大学法人鹿児島大学
理工学域工学系 理工学研究科(工学系) 工学専攻 化学工学プログラム 助教 博士(工学)
五島 崇 氏

【ご専門】
気泡工学/流動層工学/マイクロ化学工学

日本混相流学会 マイクロ・ナノバブル技術分科会 幹事
化学工学会 反応工学部会ソノケミストリー分科会 幹事
化学工学会 反応工学部会反好会 幹事
九州環境エネルギー産業推進機構 学術会員

■受講対象・レベル:
分野を問わずファインバブルに携わる方やこれから利用される方、また技術に関心がある方等々

■必要な予備知識:
予備知識は不要です、気楽にご参加ください

■習得できる知識:
ファインバブルの基礎知識、ファインバブルの最新研究事例や活用事例等

■趣旨:
昨今、ファインバブルと呼ばれる大きさが100μm以下の微細な気泡が様々な機能を液体に付与する
ことができることから、環境、農業、食品、水産や医療等をはじめとする各種分野での研究開発や
産業利用が注目されている。
 ファインバブルは気泡のサイズによりマイクロサイズのマイクロバブルとナノサイズのウルトラ
ファインバブルの2種類に分類される。
 最近では数週間から数カ月の寿命があるウルトラファインバブルへの関心が高いが、研究者や利
用者の声に耳を傾けると、「発生装置を買ったのに効果がない」「データの再現性が確保できない」
「本当にウルトラファインバブルが液中に存在するのか」など懐疑的な意見もあり、ファインバブ
ル技術の普及に向けた問題の一つとなっている。一方で、我々は保有するウルトラファインバブル
発生技術を用いて加圧操作や濃縮操作をせずに1000億個/mLを超える個数密度の制御を可能としたこ
とで、ウルトラファインバブルの安定化機構の解明に新たな視点で挑戦している。
 本セミナーでは、ファインバブルの研究や利用を正しい理解のもとで進めていただくために、
ファインバブルの基礎物性、特性や機能および装置技術、測定評価法および活用事例などファイン
バブル技術の全般について最新の研究開発動向を踏まえつつ基礎的な解説をおこなう。

■プログラム:
1.はじめに
   1.1 ファインバブルの歴史

2.ファインバブルの特徴と特性
   2.1 マイクロバブルの上昇速度
   2.2 マイクロバブル流の摩擦抵抗の低減
   2.3 マイクロバブルの自己加圧効果
   2.4 マイクロバブルの溶解・収縮
   2.5 ファインバブルの比表面積
   2.6 ファインバブルの表面電位と静電気的作用
   2.7 ファインバブルの疎水性相互作用
   2.8 ファインバブルの活性酸素種(OHラジカル)の生成
   2.9 ウルトラファインバブルの分散安定性
   2.10 ファインバブルの残存寿命

3.ファインバブル発生技術 〜発生原理・装置の特徴とその差異、使い方等〜
   3.1 マイクロバブル発生装置
   3.2 ウルトラファインバブル発生装置
   3.3 効果を引き出すための装置の選定・設計方法

4.ファインバブル計測技術とその評価法 〜粒子径・粒子数や特性・機能等〜
   4.1 ファインバブルのバルク液物性計測・評価法
   4.2 マイクロバブル計測・評価法
   4.3 ウルトラファインバブル計測・評価法

5.ファインバブルの活用事例と適用のポイント
   5.1 農業、水産業
      ・農作物(水産物)の成長促進
      ・鮮度保持
   5.2 環境
      ・工場排水処理
   5.3 洗浄
      ・トイレ洗浄
      ・ウエハー洗浄
      ・野菜・食品 等

【質疑応答】

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