■日時:2024年04月23日(火) 13:00〜17:00
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:45,100円
※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります
■主催:(株)AndTech
■講師:元(株)NBCメッシュテック エグゼクティブアドバイザー 中山 鶴雄 氏
■講演主旨:
COVID-19パンデミックでは690万人以上の死者と甚大な経済損失を引き起こし、ウイルス・細菌を
制御することは人類にとって極めて重要な技術である。本セミナーではウイルス・細菌の制御技術
に活用され、実用性に優れた材料である銅・銅化合物を主体に、様々なウイルスや細菌の不活化と、
そのメカニズムについて解説します。また、銅・銅化合物を担持した繊維やそれらを活用した防護
服やマスク、フィルター等の製品や、手摺やドアノブ、タッチパネル等からの交差伝播による感染
リスクを低減する透明フィルム、或いは、効果が持続する液体タイプ殺菌消毒剤、アルミニウム部
材など、様々な応用展開についても紹介します。最後に、銅・銅化合物の課題と性能改善について
も解説します。
■習得できる知識:
・新興ウイルスによる感染症の発生状況に関する知識
・交差伝播によるウイルスの感染対策の重要性が理解できる。
・銅および銅化合物の抗ウイルス・抗菌性関する知識
・銅および銅化合物のウイルス・細菌の不活化メカニズムに関する情報が把握できる。
・銅化合物を用いた各種材料及び市場に展開されている製品の情報が把握できる。
■プログラム:
1.新興ウイルスによる感染症の発生状況
1-1 新興ウイルスの発生状況
1-2 豚インフルエンザH1N1によるパンデミック
1-3 エボラウイルス病の感染
1-4 コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック
1-5 ノロウイルスの感染
1-6 ウイルス・細菌の交差伝搬による二次感染
2.銅・銅化合物によるウイルス・細菌の制御
2-1 各種材料によるウイルス不活化
2-2 銅・銅化合物の有用性
2-3 銅・銅化合物の抗ウイルス性
2-4 銅・銅化合物の不活化メカニズム
2-5 銅・銅化合物の抗菌性
2-6 銅・銅化合物の抗菌メカニズム
3.亜酸化銅(Cu2O)の応用展開
3-1 Cu2Oナノ粒子担持繊維への展開
3-2 Cu2O複合化塗膜への展開
3-3 Cu2Oのアルミニウム部材への展開
4. ヨウ化銅(CuI)の応用展開
4-1 CuIナノ粒子を担持した不織布の展開
4-2 反応架橋型塗料への展開
4-3 熱可塑性塗料への展開
4-4 高分子材料への展開
4-5 液体タイプ抗ウイルス・抗菌剤への展開
5.一価銅化合物の課題と性能の向上
【質疑応答】
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