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【オンラインLive配信・WEBセミナー】
サイバーフィジカル社会・Beyond 5Gを見据えた
光・電波融合デバイス・システム技術の基礎と将来展望


■日時:2024年04月19日(金) 13:00〜16:30 

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:45,100円(税込、資料作成費用を含む)
 ※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります

■主催:(株)AndTech

■講師:
情報通信研究機構 ネットワーク研究所  フォトニックICT研究センター/
副センター長  山本 直克 氏 

■講演主旨:
 サイバーフィジカル社会(Cyber Physical Society:CPS)の構築により、豊かでゆとりある社会
システムが実現できる期待されています。直感的に理解しやすいアプリケーション的な部分が注目を
集めていますが、一方で、高度で多様なCPSの世界を具現化するには、それを物理的に支えるデバイ
ス(素子)技術が重要となります。高速・大容量情報通信の主要伝送メディア(媒体)は光と電波で
すが、CPSを形作るための次世代インフラ基盤技術:Beyond 5Gでは、光と電波の異種伝送メディアを
融合して利活用するデバイス、システム技術が不可欠になると考えられています。
 本セミナーではこのBeyond 5Gを見据えた光・電波融合デバイス・システム技術として、異種材料融
合による機能集積光デバイス技術や、ミリ波・テラヘルツ波利用による100Gbps超級大容量光ファイバ
無線技術など、現在研究推進されている先端的なデバイス・システム技術について広く解説し、合わ
せて光ファイバ通信技術や半導体レーザ等の光デバイス技術の基礎から将来の高速・大容量化のため
の技術進展についても講演します。本セミナーにより、情報通信デバイス・システム技術に関して、
基礎からその進展を理解いただき、更に未来の形を想像する助力になることを期待しています。

■習得できる知識:
・光デバイスや光ファイバ通信に関連する技術
・ミリ波、テラヘルツ波や光を利用した情報通信技術
・サイバーフィジカル社会やBeyond 5Gなど未来技術の動向

■プログラム:
1 サイバーフィジカル(Cyber Physical Society:CPS)社会を支える光・電波融合システム
 1.1 光ファイバ通信の大容量化の歴史と、その世界を変えたデバイス技術
  1.1.1 光ファイバ通信技術の進展と課題
  1.1.2 空間多重光伝送(マルチコア光ファイバ伝送)・大波長空間利用(マルチバンド光伝送)
     などの将来の超大容量光ファイバ通信技術
 1.2 有線・無線を融合した伝送メディア無依存アクセスネットワークの進展
  1.2.1 周波数割当と電波の高周波化
  1.2.2 Beyond 5Gで繰り広げられる技術議論
  1.2.3 100Gbps超級ミリ波/テラヘルツ波光ファイバ無線技術(RoF: Radio over Fiber)
  1.2.4 周波数基準信号配信の通信/レーダーシステム応用
  1.2.5 超大容量光インターコネクト(データセンター/車載光ネットワーク)

 1.3 光情報通信技術
  1.3.1 100Gbps超級光無線通信技術(OWC: Optical Wireless Communication)
  1.3.2 海底光通信(ALAN: Aqua Local Area Network)
  1.3.3 光給電技術(PoF: Power over Fiber)

2 光・電波融合のためのアクティブ光デバイスと機能集積技術
  2.1 光集積化のための光導波路技術
  2.1.1 光ファイバの基礎とマルチコア光ファイバ等の応用技術
  2.1.2 光導波路構造の種類と応用技術
  2.1.3 モード結合理論/偏波解析など
 2.2 光電変換デバイスの基礎と応用
  2.2.1 電気/光(EO:Electrical to Optical)変換のための光変調デバイス技術
  2.2.2 光/電気(OE:Optical to Electrical)変換のための超高速受光デバイス技術
  2.2.3 OE / EO変換による周波数ミキシング、光による高周波発生や周波数配信等
 2.3 光ゲインデバイス/発光デバイスの基礎と応用
  2.3.1 発光からレーザへ(ファブリペロー共振器、レーザのレート方程式解析等)
  2.3.2 デバイスのための半導体材料選択とデバイス加工プロセス技術
 2.4 機能集積のための異種材料融合技術
  2.4.1 シリコンフォトニクスの進展
  2.4.2 シリコンフォトニクスと半導体ナノ粒子:量子ドットの異種材料融合
  2.4.3 ヘテロジニアス集積光デバイスの動向と将来


3 まとめ
 3.1 CPSの未来の俯瞰とBeyond 5Gデバイス・システム技術の重要性

【質疑応答】

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