■開催日時:2025年02月14日(金) 13:30〜16:30
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:国立大学法人 東京科学大学 総合研究院 生体材料工学研究所 医療工学研究部門
センサ医工学分野 教授 博士(工学) 三林 浩二 氏
【ご専門】センサ医工学、バイオセンシング、生体情報計測、バイオ応用工学
【ご活躍】
「センサ&IoTコンソーシアム」会長、「次世代センサ協議会」理事、「化学センサ研究会」役員、
各種学会委員会委員、他。
書籍監修:「センサ医工学」「テレワーク社会を支えるリモートセンシング」
「酵素トランスデュサー」「代謝センシング」(CMC出版)、
共同監修:「Chemical, Gas, and Biosensors for Internet of Things and Related Applications」
(Elsevier出版)、他多数。
■受講対象・レベル:
センサや医療計測、ヘルスケア関連の業務に携わっている方、そして関心をお持ちの方。
■必要な予備知識:
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
■習得できる知識:
バイオセンサや計測デバイスの開発・設計・評価、そしてヘルスケア&医療への応用も可能な生体
情報計測の手法や解析法について理解することができます。
■趣旨:
高度医療や社会の高齢化に伴い、国内そして世界の医療機器市場は拡大を続け、さらにはスマート
フォンのデジタル機器の発展などによって、新しいパーソナル・ヘルスケアの機運が高まっています。
特に次世代ウエアラブルとして、血液由来成分の非侵襲バイオ計測が求められており、新たな「ウエ
アラブル・バイオセンシング技術」や「皮膚ガス成分計測法」が開発されています。
本セミナーでは、近未来の医療や健康科学を見据えながら、各種プロセス技術を駆使して開発した
新しいバイオデバイスとして、無意識計測のためのウエアラブル・バイオセンサとBAN(Body Area
Network)通信技術、そしてppt-vレベルの超高感度な生化学式ガスセンサ&ガスイメージング装置と
皮膚ガス応用を解説し、さらに生体と人工物の融和を目指し、生体適合性を備えながらも生体エネル
ギーによって駆動可能なバイオデバイス:人工臓器モデルなどを紹介します。また最新の研究動向と
将来の医療デバイスの展望についても、分かりやすく、かつ詳細に解説します。
■プログラム:
1.はじめに
2.次世代ヘルスケア医療計測のためのウエアラブル・バイオセンシング
1. 非侵襲計測から無意識計測へ
2. 生体適合性ポリマーと微細加工技術の融合
3. ウエアラブル酸素センサと経皮ガス計測
4. ソフトコンタクトレンズ型バイオセンサ
5. 非侵襲血糖値評価のための涙液グルコース計測
6. 無線式マウスピース型センサとスマートウオッチでの無線モニタリング
7. BAN(Body Area Network)のための人体通信センシング
3.超高感度(ppt-v)な生化学式ガスセンサと生体ガス計測&イメージング応用
1. 薬物代謝機能に基づく高選択性ガスセンシング
2. 魚臭症候群に起因するトリメチルアミン用ガスセンサ
3. 口臭成分メチルメルカプタン用ガスセンサ
4. バッチ計測用チップ型アルコールセンサ
5. UV-LEDを用いた高感度ガスセンサ
6. 腸内細菌叢由来の呼気ガスの高感度計測
7. ガス成分の動画像イメージング
8. 血液由来の皮膚ガス成分のリアルタイム動画像化
9. 血液由来VOCsの外耳道ガスセンシング
4.センサからトランスデューサ(人工臓器)へ
1. 有機エンジン:
人工的能動輸送システム(化学 → 機械エネルギーへ)
2. 動き(速度や方向)でわかるバイオセンシング(直線運動)
3. 人工鞭毛モータ(回転運動)
4. 無脈流ケミカルポンプ
5. ケミカルピンセット:2成分にて化学制御可能な人工筋肉
6. 人工すい臓:ケモメカによるグルコース濃度制御システム
7. 自立拍動型人工血管
8. 生体エネルギーハーベスティング
<質疑応答>
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