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CO2を利用した化学品製造の技術体系・世界動向と触媒技術の最前線【LIVE配信】

■開催日時:2025年02月12日(水) 10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:大阪大学 大学院工学研究科応用化学専攻 教授 博士(工学) 古川 森也 氏

【ご活躍】
2019年08月〜2021年7月 文部科学省研究振興局 学術調査官
2019年10月〜2023年3月 科学技術振興機構 さきがけ研究者
2022年05月〜2025年4月 触媒学会 編集委員 幹事

■受講対象・レベル:
・化学、石油・天然ガス、エネルギー、環境・SDGs関連分野に従事する方
・企業、国研の若手・中堅研究者、技術者およびR&D戦略担当者
・CO2を利用した化学品製造に興味のある方
・CO2関連化学業界に興味のある投資家の方

■習得できる知識:
・化学業界におけるCO2利用の現状
・CO2を利用した化成品合成の最前線と業界の動向
・CO2変換に有効な触媒技術に関する知識
・合金材料を利用した触媒の設計指針

■趣旨:
 CO2を活用した化学品製造に関して、化学業界の現状と技術体系・世界動向について解説すると
ともに、それを可能とする触媒技術の最前線について詳しく紹介する。初めに化学業界における
CO2利用・排出削減の現状について、CO2排出削減に対する考え方・取り組みやCO2を活用した化学
品製造の分類について概説し、続いてエネルギーやコスト面でのメリット・デメリットに加え、各
技術の開発動向や日本の立ち位置を解説する。具体的には、CO2を炭素源とする化学品製造として
代表的なカーボネート製造、メタネーション、合成ガスによる燃料製造、メタノール合成を経る化
成品合成について説明し、CO2を添加剤として利用するメタンドライリフォーミングやアルカン酸化
脱水素について解説する。また、基幹化学品である低級アルケン製造にCO2を利用する最新の取り
組みを解説する。最後にプロパン酸化脱水素を例に、具体的な触媒の設計指針や多元素化による
性能向上などについて紹介し、優れた触媒を開発するために必要な基礎的知識と発展的アプローチ
について詳細を解説する。

■プログラム:
1.背景と基本事項
 1-1 CO2排出量の現状と削減目標
 1-2 CCUとCCS

2.CO2利用技術の分類
 2-1 還元型と非還元型
 2-2 水素源によるコスト・エネルギーの違い
 2-3 技術別に見たロードマップ

3.各技術の開発動向
 3-1 非還元型:各国の動向と日本の技術
 3-2 水素還元型:基盤技術の紹介
  (1)メタネーション
  (2)合成ガスと燃料製造
  (3)メタノールを経由した化成品合成

4.技術・市場動向の全体図と国・企業別比較

5.添加材としてのCO2利用
 5-1 メタンドライリフォーミング
 5-2 低級アルカンの酸化脱水素

6.CO2を利用したプロパン酸化脱水素に有効な触媒開発
 6-1 多元素合金を利用した触媒設計指針
 6-2 3元系合金を用いた高性能触媒の開発
 6-3 6元系合金への展開による更なる高性能化

7.総括

 【質疑応答】

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