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洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方
【LIVE配信】


■開催日時:2025年01月22日(水) 10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:医薬品GMP教育支援センター 代表 高木 肇 氏

≪ご経歴≫
塩野義製薬株式会社にて、経口剤や注射剤などの工業化検討、施設構築プロジェクト遂行、国内外
関連会社への技術指導、製造管理責任者など、製剤開発から工場運営に渡る幅広い任務を遂行。
現在は、食品・医薬品品質保証支援センター(略称:NPO-QAセンター)幹事ならびに医薬品GMP教育
支援センター代表として国内外の食品、化粧品、医薬品企業等への支援を実施。
著書に「洗浄バリデーション」、「GMP・バリデーション事例全集」(共著)、「現場で直ぐ役に
立つ製造指図記録書作成マニュアル」(共著)、「新GMP手帖」(共著)、「医薬品製造のトラブル
防止と対応ハンドブック」(共著)など多数。

■趣旨:
洗浄バリデーションの残留許容値の設定について、毒性データに基づく健康ベース暴露限界値(HBEL)が
要請されている。しかし、HBELの算出は容易でない。また、スワブサンプリングの仕方や回収率テスト
の手法等、実務者は多くの疑問や問題を抱え試行錯誤を繰り返されているのではないであろうか。
本講は、洗浄バリデーションの実務者として知っておくべき基礎知識と、実務者が抱える諸課題に
ついて、演者の経験を踏まえつつ一緒に考えていこうという講座である。

■プログラム:

 はじめに
 1.交叉汚染リスクへの対応が注目されている
  1.1 最新GMPが求める医薬品品質システム(PQS)とは
  1.2 現実世界には品質リスクマネジメント(QRM)が必要
  1.3 汚染管理戦略(CCS)が必要
  1.4 交叉汚染対策に関する査察時の指摘ポイントを知る(PIC/S備忘録PI043-1)
 2.洗浄対象物に思い込みをしない
  2.1 洗浄バリデーションは専用設備でも必要
  2.2 原薬供給業者が変われば不純物も変わる
  2.3 設備材質からの溶出物・浸出物も要注意
  2.4 洗浄剤、微生物も洗浄対象
  2.5 乾燥終了までが洗浄バリデーション 
  2.6 CCSの一環として洗浄バリデーションマスタープランを策定
 3.ダーティホールドタイム(DHT)とクリーンホールドタイム(CHT)
  3.1 長期間保管後に再洗浄すれば良い?(洗浄対象物が変わっているかも)
  3.2 CHTを実機で設定できる?
  3.3 ヒトがいれば発塵する
  3.4 スモークスタディの要請
  3.5 環境モニタリングデータの精度は低い
  3.6 床、壁の残留許容値はどう考える?
  3.7 分析機器のキャリーオーバーに注意
 4.残留許容値の設定
  4.1 残留許容値の考え方の歴史
  4.2 FourmanとMullin論文が一世を風靡
  4.3 0.1%基準、10ppm基準の問題点
  4.4 投与量基準から毒性発現量基準へ
  4.5 そもそも毒性とは
  4.6 ISPEのRisk Mapp(Baseline Guide)の論点とADE
  4.7 EMA(欧州医薬品庁)ガイドラインとPDE
  4.8 ASTM E3219-20のHBELの計算式
  4.9 HBEL(毒性発現量基準)の設定は専門知識が必要
  4.10 HBELに関する動向
 5.不純物・分解生成物の限度量
  5.1 ICH Q3ガイドラインの問題点
  5.2 遺伝毒性不純物はどう考えるか
  5.3 ICH M7変異原性不純物ガイドライン
  5.4 私見によるまとめ
 6.微生物(発熱性物質)の残留許容値
 7.洗浄剤の残留許容値
  7.1 LD50を用いることの議論
  7.2 各種洗浄剤、溶剤の紹介
 8.洗浄剤と自動洗浄(CIP)、手洗浄(COP)の留意点
  8.1 配管のCIPで留意すること
  8.2 スプレー装置で留意すること
  8.3 Worst case Location
  8.4 デッドレグは短く
  8.5 COPの留意点
 9.サンプリング方法の留意点
  9.1 スワブ法の問題点
  9.2 サンプリング箇所の設定
  9.3 どこからどれ位サンプリングするか
  9.4 接薬表面積の算出例
  9.5 その他のサンプリング法と問題点
  9.6 TOCによる残留確認
  9.7 サンプルの安定性に留意(Sampling Delay Time、Sample Holding Time)
 10.回収率テスト
  10.1 回収率テストの例
  10.2 回収率の計算
 11.査察時の指摘事例
            【質疑応答】

スケジュール
※多少前後する可能性がございます。
 10:30〜12:00 講義1
 12:00〜13:00 昼食
 13:00〜14:20 講義2
 14:20〜14:30 休憩
 14:30〜16:10 講義3
 16:10〜16:30 質疑応答

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