プラスチック射出成形技術大系
はじめに

序論 プラスチック射出成形の基本特性と成形技術の進展

第1章 射出成形技術の進展
 第1節 ガス対策射出成形機
  第1項 Zero-molding,ALFINを使用した樹脂ガス不良対策
  第2項 SAG+α搭載射出成形機
  第3項 ベント式射出成形機
  第4項 煙が出るガス抜き成形
  第5項 型締自由制御による金型ガス抜き成形「AIRPREST」

 第2節 ヒート&クール成形技術
  第1項 アクティブ型温制御法 ‐ヒートアンドクール成形加工技術‐
  第2項 細管ヒータ式金型表面温度制御技術 ‐Y-HeaT‐(ヒータ加熱法)
  第3項 誘導加熱金型と成形技術

 第3節 残留ひずみ,ひけ,そり低減成形法
  第1項 射出圧縮成形について
  第2項 自動車用アウターハンドルにおけるガスアシスト成形
  第3項 ガスプレス成形法

 第4節 低発泡射出成形
  第1項 MuCell®微細発泡成形法
  第2項 不活性ガス溶解射出成形システム 「INFILT-V」
  第3項 新たな発泡成形技術 ‐液状発泡成形‐

 第5節 加飾成形技術
  第1項 型内塗装(インモールドコーティング)
  第2項 インモールドラベリング(IML)
  第3項 真空・加圧加飾成形法 ‐TOM工法‐
  第4項 熱成形のサンプル例と工法紹介
    ‐3次元加飾成形技術:塗装に代わる真空成形への期待‐
  第5項 真空・圧空加飾成形法 ‐空気転写工法‐

 第6節 複合成形技術
  第1項 サンドイッチ成形

 第7節 型内接着・接合技術
  第1項 NMT (Nano Molding Technology)による金属と樹脂の接合について
  第2項 レーザー処理によるガラス繊維複合材料の樹脂異種材接合技術
    AKI-Lock®とその応用事例
  第3項 難接着素材,異種材の高強度・耐候性接着・接合を実現するPT-Bond技術

 第8節 高剛性・高強度品の成形技術
  第1項 高機能なLFT製品を実現する成形技術 ‐DLFTシステム‐
  第2項 長繊維強化品の射出成形 ‐IMC 成形‐

  第3項 複合材を用いたハイブリッド成形技術

 第9節 連続繊維強化熱可塑性樹脂素材と加工法
  第1項 Tepex(オルガノシート)の成形法と応用事例
  第2項 PA‐MXD6をマトリックスとしたUDテープ「レニーテープ」

 第10節 スーパーエンジニアリングプラスチックの高品質射出成形技術
  第1項 LCPの特徴と射出成形技術
  第2項 PPSの特徴と射出成形技術
  第3項 ポリエーテルイミドの特徴と射出成形技術
  第4項 PEEK の特徴と射出成形技術

 第11節 光学材料・グレージング材料の開発と射出成形技術
  第1項 シクロオレフィンポリマー(COP)の特徴と射出成形技術
  第2項 パラペット®(PMMA)の特徴と射出成形技術
  第3項 特殊ポリカーボネート樹脂「ユピゼータ®」の特徴と射出成形技術
  第4項 モビリティ用途向けサステナビリティ環境対応素材
    「Panlite®CM」と大型射出成形技術

第2章 環境負荷低減のための材料開発と射出成形技術
 第1節 植物由来プラスチックの開発と射出成形技術
  第1項 ポリ乳酸の開発と実用化
  第2項 セルロース繊維強化樹脂と射出成形技術
  第3項 木粉充填材料と射出成形技術
  第4項 海洋生分解性プラスチック「NEQAS OCEAN」による
    薄肉フードコンテナの成形

 第2節 材料使用量の削減
  第1項 高精度コアバック制御を用いた低圧物理発泡成形
  第2項 PPを用いた容器の射出圧縮成形技術

 第3節 リサイクル材の有効利用
  第1項 粉砕材高配合比率の材料を使用したハイサイクル成形
  第2項 粒断機によるランナ・スプールの粉砕と再利用技術

 第4節 省エネルギー化の推進(乾燥レス)
  第1項 AI-VENT搭載の射出成形機を利用したPBT樹脂の乾燥レス成形
  第2項 SAG+αUを搭載した成形機によるPLAの成形技術

第3章 金型技術の進展
 第1節 プラスチック成形用金型設計の基礎
 第2節 プラスチック成形用金型材料の開発
 第3節 ホットランナ金型とバルブゲートシステムの活用で変わるプラスチック成形
 第4節 加飾,機能性付与金型(Non Skin Decoration)

 第5節 射出成形金型内ガス排気装置“ECOVENT”シリーズ/成形実証および今後の期待
 第6節 金型のセラミックスコーティング技術

第4章 プラスチック成形品の成形解析・評価
 第1節 流動解析(成形品設計)
 第2節 冷却解析
 第3節 配向解析
 第4節 樹脂材料の破壊判定基準の決定と衝撃試験解析による検証

第5章 プラスチック成形品の残留応力と除去
 第1節 プラスチック成形品残留応力の非侵襲計測技術の開発
 第2節 穿孔法による残留応力測定
 第3節 CAEを用いたプラスチック成形品の品質評価
 第4節 残留ひずみ/残留応力とアニール処理技術

第6章 プラスチック成形品の2次加工技術
 第1節 プラスチックの超音波溶着技術
 第2節 プラスチックへのめっき技術


第7章 AM造形技術,IoT/AIを活用したものづくり技術
 第1節 AM(アディティブ・マニュファクチャリング)法
  第1項 ストラタシスが切り開く次世代の3Dプリンティングソリューション
  第2項 ARBURG社による射出成形機を応用した3Dプリンタ―の開発
    −新工法APF(Arburg Plastic Freeforming)方式の説明−
  第3項 EOS社樹脂粉末積層造形システムの魅力と可能性について

 第2節 IoT/AIを活用したものづくり技術
  第1項 技術伝承と人材育成を目的とした 「IoT“ブレイン”金型」の開発
  第2項 ミドルウェアの開発と導入例
  第3項 リモート監視システムiPAQET4.0の紹介
  第4項 デジタルツインを使った金型温度の均一化技術
  第5項 AIを利用したプラスチック成形品の良否判定・成形条件調整技術


※ 2024年11月現在。変更の可能性があります
 
 
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