ランチョンセミナー
【ランチョンセミナー実施企業及び実施日】
実施日 |
企 業 |
会 場 |
講演時間等 |
6月20日 |
日本電子 |
国際会議室 |
準備 12:10〜12:20 |
〃 |
ジーエルサイエンス |
11会議室 |
準備 12:10〜12:20 |
〃 |
アジレント・テクノロジー |
21会議室 |
準備 12:10〜12:20 |
〃 |
アプライドバイオシステムズジャパン |
32会議室 |
準備 12:10〜12:20 |
6月21日 |
サーモフィッシャーサイエンティフィック |
国際会議室 |
準備 11:40〜11:50 |
〃 |
日本ウォーターズ |
11会議室 |
準備 11:40〜11:50 |
〃 |
大塚製薬 |
21会議室 |
準備 11:40〜11:50 |
〃 |
鞄津製作所 |
32会議室 |
準備 11:40〜11:50 |
〃 |
西川計測 |
33会議室 |
準備 11:40〜11:50 |
【講演内容】
日本電子 | 演題:日本電子が提案する分析新技術紹介 |
演者:小野寺潤,白田志保 | |
内容:1.新型HSによる水中カビ臭,VOC等の分析例 2.アロマボイス(スニフィング)システムの紹介 3.多成分一斉分析対応の新定量ソフト | |
ジーエルサイエンス | 演題:大気から水質までの環境分析における新製品と最新技術のご紹介 |
演者:赤谷健次,今中努志,石井一行 | |
内容:● 全自動キャニスター濃縮導入システムよる最新の大気測定手法 低沸点から高沸点までを安心して測定できる,全自動キャニスター濃縮導入システム「AEROタワーシステム」について紹介を行います.● 新製品!固相抽出「InertSep」が前処理の問題を解決します. 固相抽出に関する新技術と新開発固相抽出カートリッジ「InertSepシリーズ」について紹介を行います● 環境分析に向けた前処理技術のご紹介 P&T,固相抽出に関する新技術と新製品の紹介を行います.各種試験法の最重要ポイント,カビ臭,ジオキサン分析に最適な新規トラップ管,固相通水操作の効率化を考えた,固相加圧装置,さらに全自動固相抽出装置等について紹介します. | |
アジレント・テクノロジー | 演題:環境分析なら,有機物も金属も全てAgilent新製品にお任せ! −キャピラリフローテクノロジーによる有機物分析の高速化と信頼性向上の両立,そして高マトリクスサンプルの直接導入を可能にしたAgilent7500cxによる金属分析の実際− |
演者:中村貞夫,行成雅一 | |
内容:GC,GC/MSにおけるスプリッター,バックフラッシュ,ハートカット,モジュレーションなどの複雑な技術を,従来より簡便に高い精度で解決するキャピラリフローテクノロジーについて紹介する.このテクノロジーは,GCオーブン内でのキャリアガスの流路切り換え技術であり,アジレント独自の金属プレートの加工技術,第五世代EPC及び高性能GCオーブンの3つの組み合わせにより完成した.これにより,不活性,低容積,低デッドボリューム,小熱容量のデバイスによるキャピラリ接続が実用化され,ガス流路を精密に切り換えることにより,複雑な技術を簡便にそして高い精度で行うことができ,信頼性の高いデータを得ることが可能である.ICP−MSは,その特長である高感度,多元素同時分析を生かし,半導体・電子材料中の超微量分析,環境試料中の金属の分析を中心に発展してきた.しかしながら,分子イオン干渉による測定不可能な元素が数多くあり,問題点も多かった.この分子イオン干渉は,コリジョンセルにより解決したが,海水,金属材料等の高マトリクス試料の直接導入は,不可能で希釈が必要である.Agilent7500cxは,この高マトリクス試料を希釈することなく直接導入を可能とした画期的な装置である. | |
アプライドバイオシステムズジャパン | 演題:河川中における75種類の物質,PPCPs,農薬類のLC/MS/MSを用いた分析 |
演者:川俣 公彦 | |
内容:近年,分析機器の発達により環境中に農薬やPPCPs (Pharmaceuticals and Personal care Products)が存在していることが欧米を中心に報告され,日本においても最近,数多くの報告が成されてきている.そしてこれら物質の中には微量であっても強い生理活性を持つ物があり,特に薬剤耐性菌の発生といった生態系や我々の健康に対しての影響が懸念されております.現在のところ,これらの物質が環境に対してどのような影響を与えているかは未だはっきりと分かっていない状況であり,今後の調査が待たれている.LC/MS/MSは高感度,高選択性を有した装置であり,今回のテーマのように河川中のPPCPsや農薬の分析といった非常に多くの物質を一斉に分析するには最適の装置であります.今回はそれに加え,アプライドバイオシステムズの独自機能であるリニアイオントラップによる確認定性の機能についても紹介いたします. | |
サーモフィッシャーサイエンティフィック | 演題:環境分析に最適な最新分析機器のご紹介〜GC-MS/MS, LC-MS/MSからFT-IR, ICPまで幅広くご紹介! |
演者:榮長美奈,池本徳孝 | |
内容:昨年,サーモエレクトロンはサーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社に社名変更いたしました.幅広いラインナップを有する総合理化学機器メーカーとして,多彩なソリューションをお客様にご提供いたします.本セミナーでは,以下の4テーマについてご紹介いたします.ぜひご参加ください.
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日本ウォーターズ | 演題:Fast LCからUPLCRへ |
演者:江崎達哉 | |
内容:UPLCRは単なるFast LCシステムではなく,超高速・高分離LCシステムです.移動相溶媒などのLC条件の制約を受けず,従来のHPLCにおける分離を改善し,かつ分析時間の短縮を可能にします.そのシステム開発における背景と理論,HPLCからのUPLCRへの分析法移管,UPLCRを用いた分析法開発についてご紹介いたします. | |
演題:環境分析分野へのUPLCR (/MS/MS)の応用例 | |
演者:田中直美 | |
内容:UPLCRによる分離はスピードと分離能を同時に向上させ,従来はGC(/MS)によって分析されていた化合物にも適用されるようになってきています.また適切なMS(/MS)との組み合わせにおいてはさらに高感度・高選択的な結果をもたらし,複雑なマトリクス中の目的成分の分析を可能とします.応用例として,アルデヒド・PFOSなどの分析例と,環境問題に関連するトピックとしてバイオディーゼル燃料関連の応用例をご紹介します. | |
大塚製薬 | 演題:【特別講演】POPs分析技術と標準品 −高精度POPs分析技術とPOPs混合標準品検量線溶液の評価− |
演者:株式会社 島津テクノリサーチ 高菅 卓三 | |
内容:我が国でもPOPs対策が本格化しつつある.環境省では2002年度からHRMSを用いた高感度分析でPOPsモニタリング調査が実施されている.ダイオキシン類やPCB,PBDE等ではすでに調製済み検量線溶液が市販品として利用可能であるが,POPsについても調製済みの検量線溶液が望まれていた.ここでは最新の高精度POPs分析技術と共に,CIL社でHRMS分析用に調製されたPOPs混合標準品検量線溶液の実用性の評価について講演する. | |
演題:CIL社製新製品の説明 | |
演者:藤峰 慶徳 | |
内容:CIL社と大塚製薬株式会社との共同作業から,新しく開発した製品について解説する. | |
鞄津製作所 | 演題:「GC/MSを用いた臭素系難燃剤,フタル酸エステル類の分析の実際」 |
演者:齋藤良弘 | |
内容:臭素系難燃剤やフタル酸エステル類は樹脂の添加剤として使われている.最近,有害性が明らかとなり,一部の化合物が,EU諸国などで規制されている.GC/MSでの分析は,定性・定量能力は高いものの,何らかの前処理が必要である.今回,数種の前処理法を用いて測定を行い,結果を比較した.臭素系難燃剤においては,デカブロモジフェニルエーテルの認証標準ポリマーを使い,ソックスレー抽出法,全溶解法に加え,熱分解システムによる熱抽出法での定量分析を行った.それぞれの前処理方法における,回収率や再現性を算出して比較した.フタル酸エステル類においては,認証標準ポリマーのような既知濃度のサンプルがないため,同じポリマーについて,複数の処理方法での定量値を比較した. | |
西川計測 | 演題:GC/MSデータベース法(NAGINATA)の仕組みと適用事例 |
演者: 中島晋也 | |
内容:化学物質によるリスクへの関心の高まりから,測定が必要とされる化学物質は増加の一途をたどり,その一手法であるGC/MSでの多成分分析への要求は更に高まっています.測定対象成分が多くなると,測定及び解析が煩雑になるだけでなく標準物質の入手ならびに維持管理も困難になってきます.近年GC/MS分析において,データベースを利用することで測定・解析の簡便化を図るとともに標準物質を使用しない測定方法が提唱されています.1)本ソフトウェア(NAGIANTA)は,この測定方法を具現化したソフトウェアで,標準物質を用いることなく,約750物質を約1時間で検出,定量することが可能です.主な特徴としては次の通りです.・標準物質を用いない迅速スクリーニング(750物質)・ソフトウェアによる化合物の自動検出と定量・クライテリアサンプルによる,技量差のないシステム運用管理本セミナーでは,本手法の原理および適用事例についてご報告します.1)Novel gas chromatography-mass spectrometry database for automatic identification and quantification of micropollutants, K. Kadokami, et. al., J. Chromatogr A, 1089, pp219-226, 2005 |