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環境ホルモン問題の実態と今後の対応 |
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1. | はじめに |
1.1. | 外因性内分泌攪乱化学物質問題に関する研究班 |
1.2. | 中間報告書 |
1.3. | 環境ホルモン戦略計画SPEED'98 |
2. | 外因性内分泌攪乱化学物質問題について |
2.1. | 外因性内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)とは何か |
2.1.1. | 外因性内分泌攪乱化学物質問題 |
2.1.2. | 注目されてきたエストロジェン物質 |
2.2. | ホルモンについて |
2.2.1. | ホルモンの働き |
2.2.2. | ホルモンが機能する仕組み |
2.3. | 化学物質がホルモン作用を攪乱するメカニズムについて |
2.3.1. | 内分泌攪乱化学物質の作用メカニズム |
2.3.2. | 植物エストロジェン |
2.4. | ヒトや野生動物に対する影響に関する報告などについて |
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2.4.1. | ヒトや野生動物への影響に関する報告 |
2.4.2. | 科学的知見の不十分性 |
2.4.3. | ヒトや野生動物への影響を検討するに当たって考慮すべき事項 |
2.5. | 内分泌攪乱作用を持つと疑われる約70の化学物質について |
2.6. | 世界の取り組みの動向について |
2.6.1. | 子供の環境保健 |
2.6.2. | OECDの取り組み |
2.6.3. | アメリカの取り組み |
2.6.4. | イギリスの取り組み |
2.6.5. | その他 |
3. | 環境庁の対応方針について |
3.1. | 基本的な考え方 |
3.2. | 具体的な対応方針 |
3.3. | まとめ |
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環境ホルモンのヒトヘの影響と、そのメカニズム |
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1. | はじめに |
2. | 環境ホルモンとは |
3. | 環境ホルモンのヒトの精子への影響 |
3.1. | ヒトの精子は本当に減っているのか |
3.2. | 精子数が減少しているとするデータの信憑性 |
3.3. | 精子減少の原因は |
3.4. | ヒトの精子の正常値とは |
3.5. | 不妊、少子化の原因は精子減少だけによるものか |
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3.6. | 検死体によるヒトの精巣の調査 |
3.7. | 数少ないヒトの精子に関するデータ不足による困難な研究状況 |
3.8. | 過去の事例からみる精子減少 |
3.9. | 動物実験では影響は明らか |
3.10. | 男性生殖器の発生異常 |
3.11. | 現時点での精子数減少に関する見解 |
4. | 今後の対策 |
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内分泌攪乱作用が疑われる化学物質の環境中の濃度・挙動と生態系への影響 |
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1. | はじめに |
2. | 内分泌攪乱作用が疑われる化学物質の野生生物への影響に関する報告 |
2.1. | 野生生物への影響に関する報告 |
2.1.1. | 有機スズのイボニシへの影響 |
2.1.2. | TBT濃度とイボニシのインポセックスの関係 |
2.2. | 環境中の有機スズ濃度 |
2.2.1. | 海水 |
2.2.2. | 底質 |
2.3. | 魚類への影響 |
2.3.1. | 多摩川のコイの精巣異常 |
2.3.2. | イギリスにおけるニジマスへの影響 |
2.3.3. | ニジマスへの影響物質 |
2.4. | アポプカ湖のワニへの影響 |
2.5. | 海棲ほ乳類への影響 |
2.5.1. | イルカへの影響 |
2.5.2. | 海棲ほ乳類に蓄積されている有機塩素系物質 |
2.5.3. | 国外でのHCH濃度 |
2.5.4. | 海棲生物中の有機塩素系物質等の濃度 |
2.5.5. | 海棲ほ乳類への有機塩素化合物の蓄積 |
2.5.6. | 高濃度による海棲ほ乳類への影響 |
2.5.7. | イシイイルカの年齢とPCB濃度 |
2.6. | 野生生物を影響調査対象とする理由 |
3. | 日本の環境中での環境ホルモン濃度 |
3.1. | 有機塩素系物質の環境中での濃度 |
3.2. | 有機スズ |
3.3. | アルキフェノール等 |
3.4. | 日本人のダイオキシン類の暴露量 |
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3.4.1. | 食物ごとのダイオキシン摂取量 |
3.4.2. | ダイオキシンのリスク評価 |
3.5. | 北九州市の化学物質環境調査結果 |
3.6. | その他の環境調査結果 |
3.6.1. | ビスフェノールA |
3.6.2. | ノニルフェノール |
4. | 環境ホルモンの環境中の挙動 |
4.1. | 考慮すべき要因 |
4.1.1. | 物理化学的性質 |
4.1.2. | 分解性 |
4.1.3. | 発生源に関する要因 |
4.1.4. | 生物濃縮率 |
4.2. | 代表的物質の挙動 |
4.2.1. | 物理化学的性質 |
4.2.2. | 水溶解度 |
4.2.3. | 沸点 |
4.2.4. | 分解性 |
5. | 環境ホルモンの分析法と分析の留意点 |
5.1. | PCBや有機塩素系農薬の分析法の概要 |
5.1.1. | 水試料の分析法 |
5.1.2. | 底質試料、生物試料の分析法 |
5.2. | 測定における留意点 |
5.2.1. | 分析値に影響を与える因子と対策 |
6. | 分析結果の評価 |
6.1. | 検出物質の影響評価の具体例 |
6.1.1. | 生態リスク |
6.1.2. | 生態リスクの上位20物質 |
6.1.3. | 調査海域の生態リスク |
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環境ホルモン問題における有害化学物質のリスク評価と企業の対応 |
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1. | はじめに |
2. | 事例 |
2.1. | イタリア |
2.2. | アメリカ |
3. | リスク評価の変化 |
4. | 環境ホルモン問題における化学物質のリスク評価の考え方 |
4.1. | ヒトの影響と生態系の影響 |
4.2. | マスコミの報道 |
5. | 不確実性 |
6. | 科学的な試験と調査 |
7. | 中毒概念 |
8. | 有害作用 |
9. | 確率 |
10. | 環境基準値が与える影響 |
11. | リスクアセスメントの必要性 |
12. | 環境ホルモンの問題と対策 |
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13. | 現実の事例 |
14. | リスクのチェック |
15. | リスクの大小の数値化 |
16. | PL保険 |
17. | マスコミ(風評リスク−悪い製品・悪い企業) |
18. | TSCAと不確実性 |
19. | 環境ホルモンは企業にどのような影響を及ぼすのか |
20. | 1995年PL法施行 |
21. | カドミウムとダイオキシンによる土壌汚染の問題 |
22. | ドイツにおけるダイオキシン土壌汚染地域での対策 |
23. | 分析・評価について |
24. | 社会や経済に対する影響 |
25. | 未然防止・対策ポイント |
26. | 情報公開 |
27. | 環境ビジネス |
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付録資料 |
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1. | はじめに |
2. | 環境ホルモン問題における化学物質のリスク評価の考え方 |
2.1. | ヒトの影響 |
2.2. | 生態系の影響(野生動物が主である) |
2.3. | マスコミの報道 |
3. | リスクアセスメントとリスクマネージメント |
3.1. | リスクアセスメント |
3.2. | 環境基準 |
3.3. | 現実の事例 |
3.4. | リスクチェック |
3.5. | リスクマネージメント |
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4. | 環境ホルモン問題は企業にどんな影響をもたらすか |
4.1. | キャラクター付き幼児用食器から環境ホルモン溶出? |
4.2. | 不動産に与えるリスク |
4.3. | 閾催(限界値) |
4.4. | 対策ポイントの例 |
5. | 環境ホルモン問題におけるビジネスチャンス |
5.1. | 今後、規制等問題となる可能性のある環境ホルモン |
5.2. | 環境装置メーカーの対応とその動き |
6. | 最後に |
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環境ホルモン問題の動向とリスクマネージメント |
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1. | はじめに |
2. | 危険・有害性要因 |
3. | 慢性/急性毒性 |
4. | 環境ホルモンとは? |
4.1. | 必要な単位 |
4.2. | 女性ホルモン様の動き |
4.3. | 環境ホルモンの定義 |
4.4. | 環境ホルモンの種類 |
4.5. | 環境ホルモンの作用 |
4.6. | 環境ホルモンのレベル |
4.7. | 環境ホルモンの構造 |
4.8. | 環境ホルモン作用のメカニズム |
4.9. | 様々な動物実験 |
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4.10. | 複合作用 |
4.11. | 精子への影響 |
4.12. | 様々な対応 |
5. | 日米の環境庁を初めとする各省庁の動向 |
6. | 化学物質に係るリスクアセスメントとリスクマネージメント及び専門家と一般の人とのコミェニケーションの定義 |
6.1. | リスクマネージメント |
6.2. | アセスメント |
6.3. | 新しい安全管理 |
6.4. | リスクコミェニケーション |
7. | まとめ |
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微粒子を利用した環境ホルモン様物質と生体受容体の解析方法 |
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1. | はじめに |
2. | アフィニティー微粒子の設計とその応用 |
3. | 薬剤アフィニティー微粒子による生体レセプターの解析 |
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4. | 環境ホルモン |
5. | アフィニティー微粒子の環境ホルモン研究への応用 |
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環境ホルモン様物質の起微量分析技術 |
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1. | はじめに |
2. | 抽出・前処理 |
3. | HRGC−HRMS |
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4. | 環境庁による精度管理・保証 |
5. | 外因性内分泌攪乱化学物質の目標定量下限値 |
6. | 外因性内分泌攪乱化学物質の測定方法 |
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環境ホルモン様物質の分析方法と生体影響 |
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1. | 微量金属類の分析方法(超微量分析技術) |
1.1. | 微量分析、超微量分析 |
1.2. | 分析方法 |
1.3. | プラズマ―質量分析の実際 |
1.4. | 標準試料(Standard Reference Material) |
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2. | 精液、卵胞液中の元素濃度と血清中元素濃度の比較 |
3. | 微量元素の生体影響 |
4. | スズ |
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酵母細胞を用いた環境ホルモン様物質の総量測定法の開発 |
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1. | はじめに |
2. | キメラ酵母アッセイによるエストロジェン総量測定法 |
3. | ELISA法による17β‐エストラジオール(E2)の測定 |
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4. | 下水処理、河川水の評価 |
5. | 高度処理によるエストロジェン除去の可能性 |
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環境試料中のPCBの測定分析方法 |
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1. | はじめに |
2. | PCBの基本構造 |
3. | 日本におけるCBの起源と種類 |
4. | 試料採取と測定 |
5. | 毒性価換算係数 |
6. | 分析方法 |
7. | クロマトグラム |
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8. | PCBの溶出順位 |
9. | レスポンスファクター(Response Factor) |
10. | 分析方法 |
11. | 試料採取 |
12. | 環境試料の前処理 |
13. | 汚染低減 |
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各試料中のダイオキシン類測定分析方法 |
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1. | はじめに |
2. | ダイオキシン類測定・分析方法マニェアル |
3. | 環境試料の試料採取について |
4. | ダイオキシン測定・分析方法の概要について |
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5. | 各試料の抽出分析方法 |
6. | 定量下限 |
7. | 注意点 |
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ビスフェノールAの分析と分析例 |
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1. | ビスフェノールAの特徴 |
2. | ポリカーボネート樹脂の構成とビスフェノールAの毒性 |
2.1. | ポリカーボネート樹脂の構成 |
2.2. | ビスフェノールAの毒性 |
3. | ビスフェノールAの分析法 |
3.1. | 分析の概略 |
3.2. | 分析の要点 |
4. | ビスフェノールAの分析例 |
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4.1. | 環境庁と建設省の一斉測定における検出結果と検出限界の問題点 |
4.2. | ポリカーボネート製容器からの溶出 |
4.3. | 学校給食用ポリカーボネート製食器の実態調査結果(埼玉県) |
4.4. | 信濃川を中心とした河川水中のビスフェノールA |
4.5. | 飲料水水中のビスフェノールA |
4.6. | 産業廃棄物処分場排水水中のビスフェノールA |
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アルキルフェノール類 |
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1. | はじめに |
2. | アルキルフェノール類の発生と生成 |
3. | ノニルフェノールの内分泌攪乱作用 |
4. | 環境中のノニルフェノールのモニタリングと規制 |
5. | ノニルフェノールの測定方法 |
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6. | アルキルフェノールのモニタリングの結果 |
7. | 複数の化学物質の測定方法 |
8. | 下水処理場の二次処理過程におけるアルキルフェノール類の除去効率 |
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魚類血液を用いたビテロジェニンの分析法 |
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1. | はじめに |
2. | 環境ホルモンの生態影響の実態 |
3. | ビテロジェニン |
4. | 特異抗体を用いた測定法 |
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5. | HPLCを用いたビテロジェニンの簡易定量 |
6. | 抗体 |
7. | バイオマーカーのフィールド調査への応用 |
8. | その他 |
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水環境における課題と技術動向 |
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1. | はじめに |
2. | 水環境中の報告事例 |
3. | 各国の対応 |
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4. | 処理技術の開発動向 |
5. | 個々の物質の除去方法 |
6. | おわりに |
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イオントラップ型GC/MSによる最新技術の紹介 |
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1. | はじめに |
2. | 感度の向上 |
3. | バックグラウンド低減の技術 |
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4. | 環境にやさしい前処理法・・・SPME(Solid Phase Micro Extration)法 |
5. | 環境ホルモン類の分析 |
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