2017.9.21 発売
NARD-5059/60 ¥3,850 (税込)
¥3,500 (税別)
平成29年度文化庁芸術祭優秀賞 レコード芸術特選盤
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのための作品全集III
漆原啓子&ヤコブ・ロイシュナー

【曲目】
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
Disc 1
①ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 K.454 [第40番]
②ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ホ長調 K.481 [第41番]

Disc 2
①ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 K.526 [第42番]
②ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調 K.547 [第43番]


【演奏者】

漆原啓子(ヴァイオリン)、ヤコブ・ロイシュナー(ピアノ)

【録音】2016/3/15,16 2016/10/27 2017/3/14,15,16 
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール

【JANコード】4560205215594

【プロフィール】

漆原啓子 Keiko Urushihara (Violin)
1981年東京藝術大学付属高校在学中に、第8回ヴィニャフスキ国際コンクールに於いて最年少18歳、日本人初の優勝と6つの副賞を受賞した。その翌年、東京藝術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始。1986年、ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。
これまで、国内外での演奏旅行、TV出演、海外主要音楽祭、マスタークラスなどに多数出演。また、V.スピヴァコフ、E.ルカーチ、J.ビエロフラーヴェク等の指揮者や、ハンガリー国立響、スロヴァキア・フィル、ウィーン放送響等のオーケストラと共演し、賛辞を浴びた。日本国内の主要オーケストラとの共演のほか、リサイタル、室内楽でも高い評価を得ている。
CDは数多くリリースしており、J.S.バッハの無伴奏CDがレコード芸術特選盤に選ばれた。また、漆原朝子との「無伴奏ヴァイオリン・デュオ」は平成26年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞。同デュオは、2017年2月に東京・浜離宮朝日ホールにて公演を行い、大絶賛された。
常に第一線で活躍を続け、安定した高水準の演奏は音楽ファンのみならず、指揮者、オーケストラ・メンバー等の音楽家の間でも非常に高い信頼を得ている。現在、国立音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。

ヤコブ・ロイシュナー Jacob Leuschner(Piano)
1974年フライブルク生まれ。フライブルクとリューベックの大学で学ぶ。ヘルムート・バルト、ミシェル・ベロフ、コンラート・エルザー、レナード・ホカンソンの各氏に師事。1989年からソリスト、室内楽奏者として活動を始める。ヨーロッパ各国や日本、韓国、中国、アメリカ合衆国で演奏活動を行い、数多くの国際音楽祭にも招かれている。ドイツ音楽評議会の若手育成プロジェクトである「連邦選抜コンサート―若き芸術家」に数度にわたって参加。
ヴィオッティ(ヴェルチェッリ)、ベートーヴェン(ウィーン)、シューベルト(ドルトムント)、モーツァルト(ザルツブルク)、リーズ、リナ・サラ・ガロ(モンツァ)、ドイツ音楽コンクール、ドイツ音楽大学コンクールなどの受賞。さらに、ポッセール音楽賞、カイ=ウーヴェ・フォン・ハッセル賞、ヴィースバーデン・モーツァルト賞を受賞している。
後進の指導をリューベック音楽大学で行い、ワイマールのフランス・リスト音楽院の客員教授、2008年から2014年までケルン音楽大学の教授を務めたのち、デトモルト音楽大学からの招聘に応じる。ヨーロッパ各国や日本、中国、韓国でも定期的にマイスター・クラスを指導している。
演奏レパートリーは、イギリスのヴァージナル音楽から現代音楽まで多岐にわたるが、その中心にはウィーン古典派があり、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのピアノ・ソナタ全曲をとりあげた連続演奏会を何度も行っている。また、歴史的な鍵盤楽器とも集中的に取り組んでいる。
そのほか、数々の国際ピアノ・コンクールで審査員を務め、編集‫にも携わり、デトモルトにおけるブラームス・ピアノ・コンクールを創設し、芸術面での最高責任者を務める。


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