2022.11.09 発売 NARC-2180 ¥2,750 (税込)
¥2,500 (税別)

若さに満ちた近野賢一、柔らかなカヴァリエ・バリトンが表現する渾身のアルバム!

シューベルト:冬の旅|近野賢一
【曲目】 F.シューベルト:冬の旅 D911 詩:W.ミューラー
1 おやすみ Gute Nacht/2 風見の旗 Die Wetterfahne
3 凍った涙 Gefrorne Tränen/4 氷結 Erstarrung
5 菩提樹 Der Lindenbaum/6 あふれる涙 Wasserflut
7 川の上で Auf dem Flusse/8 かえりみ Rückblick
9 鬼火 Irrlicht/10 休息 Rast
11 春の夢 Frühlingstraum/12 孤独 Einsamkeit
13 郵便馬車 Die Post/14 霜おく髪 Der greise Kopf
15 からす Die Krähe/16 最後の希望 Letzte Hoffnung
17 村にて Im Dorfe/18 嵐の朝 Der stürmische Morgen
19 幻 Täuschung/20 道しるべ Der Wegweiser
21 宿 Das Wirtshaus/22 勇気 Mut
23 幻の太陽 Die Nebensonnen/24 辻音楽師 Der Leiermann

【演奏者】
近野賢一(バリトン)、岡原慎也(ピアノ))

【録音】2021年9月15,16日/神奈川県相模湖交流センター「ラックスマンホール」

近野賢一(バリトン)
北海道出身。新潟大学教育人間科学部音楽表現コースを経て、京都市立芸術大学大学院修士課程音楽研究科修了。2007年に渡独し、バーデン・ヴュルテンベルク州立フライブルク音楽大学リート・オラトリオ科及びオペラ科を修了。バイエルン州立ミュンヘン音楽演劇大学大学院リート科を修了後、2012年に帰国。
 国内外にて意欲的にドイツ歌曲リサイタルを行い、『遥かなる恋人に』、『美しい水車屋の娘』、『冬の旅』、『詩人の恋』、『リーダークライスop.24&39』、『四つの厳粛な歌』、『リュッケルト歌曲集』、『子供の不思議な角笛』、『R.シュトラウス歌曲集』など多数の作品を取り上げている。
オペラでは『ヘンゼルとグレーテル』ペーター、『ディドとエネアス』エネアス、『フィガロの結婚』伯爵、フィガロ、『魔笛』パパゲーノ、弁者、『ペイシェンス』コロネル、『ランスへの旅』ドン・プロフォンド、『ペレアスとメリザンド』ゴロー等を演じ、ソリストとしては『マタイ受難曲』、『ヨハネ受難曲』、『ロ短調ミサ』、『レクイエム(モーツァルト、フォーレ、ブラームス)』、『メサイア』、『天地創造』、『第九』、『パウルス』、『聖チェチーリアミサ』、『戴冠ミサ』、『さすらう若人の歌』などに出演している。
2006年京都でのリサイタルに対して青山音楽賞新人賞を受賞。友愛リートコンクール第三位、併せて日本歌曲賞受賞。大曲新人音楽祭コンクール奨励賞受賞。JSG国際シューベルト歌曲コンクール第三位、ポーランドでの第17回キェイストゥット・バツェヴィッチ記念国際室内楽コンクールリート部門第三位、オーストリアでの第16回ブラームスコンクール入選。
シューベルティアーデ(シュヴァルツェンベルク)、ヨーロッパ音楽祭(シュトゥットガルト)、サイトウキネンフェスティバル松本ほかにて、エリー・アメリンク、イェルク・デムス、白井光子、ディートリヒ・ヘンシェル、ロマン・トレケル、トマス・クヴァストフ、フリッツ・シュヴィンハンマー、ヴォルフラム・リーガー各氏のマスタークラスを受講。
これまでに、声楽を箕輪久夫、福島明也、マルクス・ゴリツキ各氏に師事、リート解釈を岡原慎也、ハンス=ペーター・ミュラー、ヘルムート・ドイチュ、ジークフリート・マウザー各氏に師事。日本ドイツリート協会会員。
2018年5月1stCD『美しい五月に~シューマン歌曲集』〔若林工房〕をリリース(レコード芸術誌準推薦盤)。
現在、岐阜大学准教授、名古屋音楽大学非常勤講師。

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