第60回 日本環境化学会講演会

更新日：2018/11/20

お知らせ

開催概要

「海洋プラスチック汚染の環境化学」
開催日時	2018年12月6日（木）10:00～18:15（受付9:30～） 終了しました。
開催場所	機械振興会館ホール（B2） http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/access.html
定員	150名
対象	環境化学のバックグラウンドのある研究者や関心のある研究者、関連企業や行政の方が対象です
主催	一般社団法人日本環境化学会
参加費	※支払期日：11月29日（木） 会員 1,000 円 （税込） 学生会員 無料（入会はこちら） 非会員 5,000 円 （税込） 非会員学生 1,000 円 （税込）
参加方法	参加登録期間：11月1日～11月29日 参加登録方法：参加登録ボタンよりアカウントを作成し、参加登録へ進んでください。 支払い方法：クレジットカード決済、銀行振込、郵便振込をご利用いただけます。（支払い方法に関わらず領収書は当日会場でお渡しいたしますので、できる限りオンライン決済でお支払いください。） 講演予稿集はダウンロード版となります。11月29日までに参加費の入金が確認できた方へ、11月30日にダウンロードをご案内いたします。 当日参加の場合の会場でのダウンロードはデータ量の都合でトラブルが生じるかもしれませんので、その際はご了承ください。プリントサービスはございません。 当日はプログラムのみの配布となります。
講演会概要	海洋プラスチック汚染に関する社会的関心も高まり、使い捨てプラスチックに対する対策も世界的に進められている。一方、汚染の実態把握、特に微細なプラスチック（マイクロプラスチック）の計測法は未だ開発途上である。海洋プラスチックが疎水性有機化合物を吸着・濃縮していること、マイクロプラスチックとなっても添加剤が残留していること、そしてそれらが摂食した生物に移行することはわかってきたが、その広がりや生物影響については、未解明な点が多い。マイクロプラスチックの計測法とプラスチックを介した有害化学物質の生物への曝露・影響はまさに本学会の研究課題である。本講演会では、マイクロプラスチックを環境化学的な立場から研究する研究者が最新の研究成果を持ち寄り、議論し、最新の到達点を確認し、今後の方向性を議論する。
プログラム	追ってお知らせいたします。
問合先	一般社団法人日本環境化学会 事務局 〒305-0074　茨城県つくば市高野台3-18-7サンガーデン高野台103 TEL: 029-886-3185、 FAX: 029-886-3186、 E-mail: group@j-ec.or.jp

プログラム（予定）

9:30～	受付
10:00	開会の挨拶
10:05	午前中のセッションの紹介：プラスチック中の化学物質 高田秀重（東京農工大学教授）
10:15	「海鳥によるプラスチック摂食」 綿貫　豊（北海道大学教授）
10:45	「摂食プラスチックから海鳥への化学物質の移行の検証」 田中厚資（北海道大学研究員）
11:15	「海鳥のプラスチック由来化学汚染の世界的広がり」 高田秀重（東京農工大学教授）
11:45	「化学汚染の毒性影響の検知」 石塚真由美（北海道大学教授）
12:15	海鳥のプラスチック汚染についての議論 司会　高田秀重（東京農工大学教授）
12:30	昼食
13:50	午後のセッションの紹介：プラスチックの微細化と計測、生物影響 高田秀重（東京農工大学教授）
14:00	「下水、生物、堆積物中の微細マイクロプラスチックの分布」 高田秀重（東京農工大学教授）
14:30	「各種媒体中の微細マイクロプラスチックの計測法」 田中周平（京都大学准教授）
15:00	「マイクロプラスチックが海洋ベントスに与える影響」 仲岡雅裕（北海道大学教授)
15:30	休憩
15:45	「メダカにおけるマイクロプラスチックの濃縮と消化管遺伝子の網羅的発現解析」 大嶋雄治（九州大学教授）
16:15	「顕微FTIRを用いた微細マイクロプラスチックおよび新懸濁態汚染物質の自動分析方法と測定事例」 亀田　豊（千葉工業大学准教授）
16:45	休憩
17:00	フロアおよび参加できなかった研究者からの発表
17:40	総合討論 司会　高田秀重（東京農工大学教授）
18:15	閉会の挨拶

• ※都合により講演者等の変更の場合がありますので、最新情報はホームページでご確認ください。
• ※注意事項：主催者の許可なく写真・ビデオ撮影及び録音を禁止します。

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