更新日:2017/6/15
「水銀の毒性、環境中の動きとその管理-水俣条約の目指すもの-」 | |
開催日時 | 終了しました。 |
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開催場所 | 東京証券会館ホール 8F 342席 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 1-5-8 |
定員 | 340名 |
主催 | 一般社団法人 日本環境化学会 |
参加費 |
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参加方法 |
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問合先 |
一般社団法人日本環境化学会 事務局 〒305-0074 茨城県つくば市高野台3-18-7サンガーデン高野台103 TEL: 029-886-3185、 FAX: 029-886-3186、 E-mail: group@j-ec.or.jp |
備考 |
人類並びに環境を水銀汚染から守るための国際条約である水俣条約が2013 年10 月に締結され、2017 年中にも発効するものと予想されます。水銀は毒性の強い元素で、特にメチル水銀は体内に取り込まれて極めて強い神経毒性を示し、水俣病の原因ともなりました。また、近年では低濃度ばく露による胎児や子供の発達などへの影響なども懸念され、メチル水銀の多い種類の魚を食べすぎないよう、妊婦にたいして注意喚起が行われているところです。一方、金属水銀は常温で液体の形で存在し、金を溶かしてその精製に使えるなどの特徴をもち、古くから様々な目的で使われてきました。さらに、石炭燃焼などにともない大気中に放出されることも知られています。こうした人間活動に伴う環境放出の結果、現在の環境中を動き回る水銀の量は、産業革命以前に比べて3 倍程度にまで増えたと推測されています。一度環境に放出された水銀は大気や水を経由して地球全体に広がり、生物の活動で毒性の強いメチル水銀に姿を変えて生物に吸収され、やがて食べ物を通じて私たちの体に入って蓄積し、悪影響を及ぼすことが懸念されています。こうした水銀の環境中の動きやヒトへの影響について、最新の知識を整理して紹介するとともに、水俣条約並びに国内の法律でどのように規制して人の健康や環境を守ろうとしているか、今後に残された課題は何かについて、わかりやすく解説します。
9:30~10:00 | 受付開始 |
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10:00~10:10 | 開会の挨拶 |
10:10~11:00 |
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11:00~11:50 |
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11:50~13:00 | 昼食 休憩 |
13:00~13:50 |
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13:50~14:25 |
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14:25~15:15 |
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15:15~15:30 | 休 憩 |
15:30~16:20 |
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16:20~16:25 | 総合討論準備 |
16:25~16:55 |
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16:55~ | 閉会の挨拶 |
東京証券会館ホール 8F(342席)
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 1-5-8
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