山本周五郎=原作
津上忠=脚色/市川正=補綴・演出

『雨あがる』

 

山本周五郎が1951年に発表した短編小説を、前進座では1970年に津上忠=脚色・演出で舞台化。

1999年には、黒澤明監督の遺稿となったシナリオを黒澤組のスタッフが映画化してヒット(小泉堯史=監督)、ふたたび作品が脚光を浴びました。

貧しいながらも優しさと気品を失わない夫婦の、人生への向き合い方、揺れる心の機微が爽やかな感動を呼ぶ異色の剣豪もの。当代俳優陣のフレッシュな顔ぶれに加え、歌手の 松原健之まつばらたけし(アップフロントクリエイト所属)さんをゲストに、彩り豊かな舞台をお届けします。

 

 

 

 

公演日程・チケット

■大阪公演

2025年 11月2日(日)~11月6日(木)

大阪日本橋・国立文楽劇場    アクセス 座席表

 

2025年 11月2日 11月3日 11月4日 11月5日 11月6日
月・祝
午前の部 11:00 11:00 11:00 11:00 11:00
午後の部 貸切 15:30

 

【上演時間】

午前の部

  午後の部
 一幕 11:00~12:00  一幕 15:30~16:30
 休憩 20分  休憩 20分
 二幕 12:20~13:40  二幕 16:50~18:10

 

 


★11月3日(月・祝)


ご観劇料金
(全席指定・税込)

1等席=9,000円/2等席=6,000円

・ユースチケット(30才以下) 3,500円

・障がい者割引あり

※ ユースチケット・障がい者割引は前進座のみ扱いあり

 

発売開始

10月2日(木) 10:00~
前進座友の会先行発売 9月17日(水)10:00~


チケット取扱い
前進座関西事務所
06-6212-9600 (平日 10:00~17:00・土日祝休)
プレイガイド
チケットぴあ   https://t.pia.jp/
国立文楽劇場   チケット売り場


全国巡演 ※詳細順次更新


 

 

 

 

あらすじ

とある街道筋の宿屋、近くの川が長雨のために川止めとなり、客たちはもう何日も旅立てずにいる。その中に三沢伊兵衛(早瀬栄之丞)とその妻たよ(浜名実貴)がいた。伊兵衛は浪人の身で、剣の腕は立つがお人よしの性格もあって仕官の先が見つからないでいる。

宿の客たちは長引く川止めのために稼ぎもできないイライラと貧しさからもめ事を起こす。人に優しい伊兵衛は、この時ばかりは、妻に固く止められている道場破り(賭け試合)の禁を破り、得た金で宿の皆に酒と料理をふるまう。いっときの贅沢に皆の憂さも晴れ、それぞれの事情を呑み込んだ客たちはわだかまりを解いてゆく。

伊兵衛の剣法は「謝り剣法」とも言えるもので、争いを避けて相手に謝りながら対しているうちにいつの間にか勝っている…。その見事さに感服した若侍の紹介で仕官の道が開けるのだが…。

周五郎の短編「おしゃべり物語」のエピソードを織り込みながら、新たに広がる爽やかな物語に乞う、ご期待!

 

 

 

 

配役・スタッフ

【配    役】

早瀬栄之丞

三沢伊兵衛

早瀬栄之丞

浜名実貴

妻 たよ

浜名実貴

柳生啓介

願人坊主 法鉄
本田孫九郎(畝山藩士)

柳生啓介

松涛喜八郎

巡礼の爺 武平
島田右近(畝山藩町奉行)

松涛喜八郎

横澤 寛美

与十郎女房 おこう

横澤 寛美

黒河内雅子

酌婦 おろく

北澤知奈美

中嶋宏太郎

相川屋庄吉

中嶋宏太郎

黒河内雅子

源太女房 おふじ

黒河内雅子

上滝啓太郎

松葉屋主人 寅吉
松井辰之介(畝山藩士)

上滝啓太郎

新村宗二郎

典木泰三(畝山藩士)

新村宗二郎

松川悠子

寅吉女房 おかじ

松川悠子

山本春美

武平孫娘 おみつ

山本春美

清水麻美

茶店の女 おせき

清水麻美

中野里咲

与十郎娘 おはな

中野里咲

石嶋隆生

渡り大工 源太
成沢兵馬(畝山藩士)

石嶋隆生

 

 

松原健之

渡り芸人 与十郎
(アップフロントクリエイト)

松原健之

 

 

 

メインスタッフ

 

美  術 石井強司
照  明 森田 博
音  楽 小堀ひとみ
音響効果 川名あき
殺  陣 中川邦史朗
振  付 芳瞠香榎
舞台監督 中橋耕史
   
チラシデザイン 市川きよあき事務所
宣伝写真 三井 実
ヘアメイク 武井優子

 


 

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