第20回アシテジ世界大会 / 2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル
■2021年3月20日(土) 〜 3月31日(水)
東京・長野で開催される本大会のオープニングセレモニーに前進座の狂言舞踊『棒しばり』、ワークショップにも参加します。
狂言舞踊 『棒しばり』
岡村柿紅=作 勝見嘉之=指導
かいせつ
『棒しばり』は、岡本柿紅が同名の能狂言をもとに、六代目尾上菊五郎と七代目坂東三津五郎にあてはめて書き下ろした舞踊劇。初演は大正五年。
舞踊の名手二人の手を縛って躍らせるという皮肉な趣向にねらいがある。
前進座では、昭和三十年、坂東三津之丞師の指導で、橘小三郎(のちの藤川武左衛門)・中村公三郎・坂東秀弥らで初演しました。
あらすじ
所用のため屋敷を留守にする大名は、召使いの太郎冠者と次郎冠者が底ぬけの酒好きなので、大事な酒蔵が心配でならない。
そこで一策を案じた大名は、まず次郎冠者の両手を棒にくくりつけ、ついで太郎冠者を後手に縛りあげたうえで出かけていく。だが二人は、意地でも酒を飲んでやろうと酒蔵へやってきて、さて……。
次郎冠者 | 嵐 芳三郎 | 太郎冠者 | 中嶋宏太郎 | |||
大名 | 松涛喜八郎 | 着付後見 | 新村宗二郎 | |||
着付後見 | 和田優樹 | 着付後見 | 松永 瑤 |
『歌舞伎ことはじめ』
■3月28日(日) 15:00 諏訪市文化センター第一集会室
■3月29日(月) 11:00/15:00 下諏訪総合文化センターあすなろホール
■講師:早瀬栄之丞・藤井偉策・嵐市太郎・和田優樹