旅の始めに

鳴門と言えば「渦潮」スリル満点の観潮船

「ここまで渦潮に近づいていく船は、うちの船しかない」 という船長自慢の観潮船に乗って、ドキドキ！自然の迫力を実感しました！

鳴門海峡の激しい流れで育つ海の幸満喫！

栄養豊富な好漁場、この時期の自慢は“鳴門鯛”、地元の漁港の 女性部の皆さんに自慢の漁師飯を作って頂きました。

四国霊場88カ所巡り、一番札所「霊山寺」

何度も巡ってらっしゃるというお遍路さんとの会話に福を頂いて、 新年の幸をお祈りしました。

阿波の木偶・箱廻しという伝統民俗芸

人形浄瑠璃の里に伝わっていた、阿波の伝統芸能。南公代さんと 中内正子さんが1995年から受け継いでいるのは“阿波の箱廻し”と いうんだそうです。旧年の厄を払い、新年の福を届ける祝福芸。 「来てくださらないと一年が始まらない」という家庭を巡ります。

ユニークな自転車ツアー


美馬市脇町に出ます。「ポタリング」というのをご存知ですか？
江戸時代の面影を残す美馬市脇町や吉野川沿いを散歩にはこれが 一番というものです。手軽で気持ちのいい散歩です。 どんなものかは番組でお確かめください。
白壁のうだつの上がる家並み、伝統工芸の藍染体験、 藍を使った美馬和傘、 吉野川の風景などを「ポタリング」で巡る片岡さんです。

日本伝統の甘味・和三盆

名前は知っていましたが、原材料の「竹糖」集めから完成までの すべてを手作業で行う伝統が守られていました。一つ一つの工程を知ると 、伝統を守ることで昔ながらの甘味料・和三盆を作り続けること の苦労を改めて知った片岡さんです。

秘境祖谷渓の伝統食

祖谷渓の風景と言えば「かずら橋」、平家の落武者が敵からの 追跡を逃れるために橋を切り落とすための仕掛けだったと言われています。
そして祖谷の名物グルメと言えば縄で結わえた岩豆腐、それを使 った巨大な油揚げ。そして、「昔からの郷土料理をごちそうするよ」と呼ばれたのは、なんと河原です。 「ひらら焼き」というんだそうです。 「ひらら」とは何でしょうか。味付けは自家製の味噌、岩豆腐、 アマゴ、シカ、イノシシ、山菜も加えて、美味しそう！
地元のスーパー「歩危（ぼけ）マート」の山口さんが仲間と河原でごちそうしてくれました。

旅の終わりに

「阿波の漫遊記」よろしく、様々なものに出会った 片岡安祐美さんの徳島県の旅。
伝統芸の箱廻し、江戸時代の家並みの脇町、秘境の素朴な暮らしの中 で出会った皆さんの絆の深さを垣間見た旅でもありました。