※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 458 号  2026 年 4月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※      みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 」    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号〜    「自分の心に出会える本」     23号〜    「自己形成学の創造」     32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」     62号〜    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」    136号〜    「大人の自己発見・子どもの再発見」 176号〜    「自分を見つける心理分析」 286号〜    「避けられない苦手な人とつきあう方法」 334号〜    「わかっていてもイライラするお母さんへ」 356号〜    「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」     376号〜    「反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ」 394号〜    「子どもの言い訳がなくなるかしこい方法」    426号〜    「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」    455号〜 新連載「子どもの心が見えてくる」  バックナンバーはこちら→https://secure02.red.shared-server.net/www.self-c.net/mg/index.html   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探究の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                  「子どもの心が見えてくる」               子育てを書くお母さんたち                             渡辺康麿・ミサ著  より抜粋    ( vol .  4 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++          ─ 第1章 子育て史分析ができるまで  ─            ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++   書くことで不安が消え、子どもが見えてくる ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++    ★☆★ 子どもと母親との気持ちのくい違いを突き止める ☆★☆  そういう母親たちに、実感を持って分かっていただくためにはどうしたらよいかと、私は考えていました。  そんなある日、一人の母親とのかかわりの中から、この問題に対する一つの解決が生まれてきたのです。  その母親は私に、  「先生にお目にかかって、お話を聞いていただく日はいいんですけど、翌日になるとまた心配になってきてしまうんです」  とつらそうに訴えました。  そこで私は、お母さんとお子さんとの関わりの様子を、毎日少しずつ書いてごらんなさい。  そして来週、それを持って私のところへいらっしゃい。  そうすれば、私にもお母さんとお子さんの様子がよりよく分かり、助言もしやすくなりますから」と答えました。  そのときに書き方として、  できるだけ具体的に、できるだけ時間の順序に追って、  できるだけ自分と相手の言動を交互に書いていくように勧めておきました。  一週間後、その母親は書いたものを持って私を訪ねてきました。  私はおずおずと差し出されたその記録を読み、  あまり具体的に書かれていない部分を補うために、  そのときお子さんやお母さんはどんなことをどんなふうに思ったり、言ったり、したりしたのかを尋ねました。  そして、その母親の答えを記録に書き加えたうえで、  お子さんの気持ちや母親自身の気持ちを把握してもらうために、  親子二人の言動を一つ一つを指で押さえながら、  「なぜお子さんは、このときお母さんにこう言ったのだと思いますか」とか  「お母さんは、どうしてお子さんにこうおっしゃったのですか」と、いろいろ質問をしました。  そうすることによって、  子どもと母親の間のどこに気持ちのくい違いがあるのかを、母親自身に突き止めさせたかったからです。  ☆★☆ 母親が変われば子も変わる ☆★☆  それから三か月間、毎週一回、  その母親はわが子に対するかかわりの記録を持って、カウンセリングルームに私を訪ねてきました。  日を追うにつれて、母親の書き方がよりリアルで具体的になってきました。  だんだんと私は、母親に助言をする必要がなくなりました。  なぜならば、母親自身が  「こうやって書いてみると、自分が子どもに言いすぎていることがとてもよく分かります。   つい、心配のあまり言ってしまうんですね。   でも、ここががまんです。   もうちょっと、言わずに待ってみます」とか  「言わないで待っていると、けっこう子ども自身が自分で気がついてやるんですね。   書いていくうちに、そのことが実感を持って分かるようになりました」と言うようになってきたからです。  その母親の気づく度合いが深まっていくとともに、母親の子どもに対する態度も変化していきました。  当然、母親の態度の変化とともに、子どもの母親に対する態度も変化していきました。  そしてそのありさまが、記録をとおしてよく分かりました。  ある日、その母親は晴れやかな顔をして、私にこう言ったのです。    「子どもが『お母さん、このごろ変わったね。   ちょっと前のお母さんには、とても話す気になんかなれなかったけど、   今のお母さんにはなんでも話してみたくなるんだよ。   いったいどうしたの?』って聞くんですよ」  ☆★☆ 子どもの動きをよく見ようとする構えが生まれる ☆★☆  私はリアルに書いていくことが自分自身を変えていく道に通じることを再発見しました。  母親がいったん立ち止まって、  自分と子どものかかわりを見つめて書こうという構えを持って机に向かうだけで、  いままでの母親を突き動かしてやまなかった不安が消えてしまうのだということも、改めて認識しました。  ちょうど、「幽霊の正体見たり枯尾花」ということわざのようなものです。  不安になって逃げ出そうとすると、いっそう不安になるけれど、  いったん立ち止まって振り返り、よく見ようとすれば、  もうそれだけで不安は消え去り、幽霊が枯尾花にすぎないことがはっきり分かるというわけです。  書かないでいるときには、自分では子どもの気持ちを分かっているようなつもりになっている母親が大部分です。  しかし、書き始めてみて、自分がいかに子どもの動きを見ていないかに気づかされます。  その気づきから、  ふだんの生活の中でも、知らず知らずのうちに子どもの動きをよく見ようとする構えが生まれてきます。  また、自分の書いたものをくり返し読むことによって、さらにいろいろなことに気づきます。  自分と子どもの細かな気持ちのゆれ動き、二人の間の微妙な気持ちのくい違いに気づくようになります。  その気づきから、子どもに対するものの言い方もおのずと変わってくるようになります。  ある母親が自分の体験をこんなふうに書いています。  <先生は、『一輪の花を描こうと思ったら、花びらはどうなっているのか?葉は?枝は?と細かに観察しなければ描けません。   描くことは、よく見るためのトレーニングになるのです』とおっしゃいました。   そこで私も、子どもとの対話を書いてみることにしました。   そして、実にさまざまなことに気づくようになりました。   例えばこんな気づきも、私にはおおきな驚きでした。   私が「○○してくれる?」とか「○○しておいてくれない?」というふうに、   相手に選択の余地を与える言い方で頼むと、子どもは私の頼みを気持ちよく引き受けてくれます。   けれども「○○しなさい」とか「○○しておきなさい」などと命令するようにいうと、   きまって子どもから「やだよ」とか「だって」という言葉がはね返ってくるのです。   いままでの私でしたら、自分の言い方に考えが及ぶことなく、子どもを非難したものでしたのに・・・>               つづく・・・  次回は    「 子育て史分析が生まれる 」    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html      →https://www.self-c.jp/study/self-counseling/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** ************************************** ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎セルフカウンセリング♪自分の心に出会えるメルマガ♪ の配信停止(unsubscribe)はこちら ⇒ https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=231376&e=self-c%40jt7.so-net.ne.jp&l=jfx0012449