※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 453 号  2026 年 1月   15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※      みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 」    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号〜    「自分の心に出会える本」     23号〜    「自己形成学の創造」     32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」     62号〜    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」    136号〜    「大人の自己発見・子どもの再発見」 176号〜    「自分を見つける心理分析」 286号〜    「避けられない苦手な人とつきあう方法」 334号〜    「わかっていてもイライラするお母さんへ」 356号〜    「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」     376号〜    「反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ」 394号〜    「子どもの言い訳がなくなるかしこい方法」    426号〜 新連載「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」  バックナンバーはこちら→https://secure02.red.shared-server.net/www.self-c.net/mg/index.html   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探究の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」                             渡辺康麿著  より抜粋    ( vol .  26 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++    ─ 第三章 さまざまな領域におけるセルフ・カウンセリングによる教育実践  ─            ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ここでは、家庭の中で、  どのようにセルフ・カウンセリングの教育が実践されているかをご紹介してゆきましょう。  現職の小学校の先生だった生井先生が、  息子さんにセルフ・カウンセリングを手ほどきしていった体験記を紹介します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++   ─ 第2節 お姉さん先生の、セルフ・カウンセリングによる教育の実践     〜 内気で引っ込み思案だった彩ちゃんが、こんな積極的な子に  ─ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  4. 引っ込み思案だった彩ちゃんが堂々と発表した    〜私の12年間をふり返って(私だけの4383日)  康麿先生が会長を務めるセルフ・カウンセリング学会は、年に2回研究発表会を開催しています。  その学会で、小学生の彩子ちゃんが、自分の探究してきたことを研究発表しました。  学会発表では、彩子ちゃんは、お母さんも驚くほど、とても落ち着いて自分の研究を発表しました。  セルフ・カウンセリングの学習をとおして、  彩子ちゃんは、みんなの前で、自分のことを表現することができるようになったのでしょう。  彩子ちゃんの発表は、学会の歴史においても、とても画期的なことです。  これからも、たくさんのお子さんたちが、どんどん学会に参加することを願っています。  彩子ちゃんが、6年生の時に自分の探究結果を振り返って、発表した時の発表原稿をご紹介しましょう。  ☆★☆ 私だけの4383日 ☆★☆   〜 12年間を振り返って 〜                       佐々木彩子  今、私は、小学6年生です。  3年生の時から、カタコ(片山先生)に来てもらい、セルフ・カウンセリングをやってきました。  もう、まる3年で、記述(できごと)の書いた紙が、すごくたまったので、これを、時期ごとにまとめてみました。  読み返してみて、低学年時代は、学校であったできごとより、家族とのかかわりの場面が多くありました。  ところが、高学年時代では、家族とのことより友達とのことが増えてきました。  今回は、低学年時代では、家族のこと。  高学年時代では、友達のことを書くことにしました。  まずはじめは、家族についてです。  その代表的な作品を紹介します。  これは、小学3年の8月18日、旅行に行った時の話です。  【記述】  健は、「ママの隣に座りたい」と言った。  私は<ずるい。私も座りたい。健は約束やぶるのに>と思った。  ママが「彩はあしたね」と言った。  私は「なんでよう」と言った。  健が私をぶった。  私は<いたい。なんでぶつんだ>と思った。  私は泣いた。  パパが「パパの隣でいいじゃん」と言った。  私は<ママのとなりのほうがいいもん>と思った。  私は「だってママのとなりがいいんだもん」と言った。  私は<やっぱり、健はママの隣に座った。  どうせ、あしたも『健がとなりがいい』とか言って、まただめなのかな?>と思った。  この場面のほかにも、  京都の哲学の道に行った時、ママが健に写真を撮ったのに、私だけ撮ってくれなくて、悲しかったことや、  普段寝ている時、ママとおふろに入った人は、ママと、一緒に寝れないという約束をつくったのに、  その約束を健は破って、ずるいと思ったことなどがありました。  この場面の時は、健がママの隣に座るのは、気にくわない、と思っていました。  この時は、ママは、一番大切な人だから、ひとりじめしたいと、一生懸命だったと思います。  だからこそ、ひとりじめできなくて、ひとりじめさせてくれない、弟の健太がきらいだったと思います。  でも、今では、ママの隣が空いていたら、そこに座る感じなので、  べつに、ひとりじめしなくてもいいと思えるようになりました。  そのころから、私は、家族のことより、友達とのことを、多く書くようになってきました。  次に、5年生の時に書いた記述を紹介します。  5年生の一番初め、席がえをして、班の名前を決めた時のことです。  【記述】   奇跡の完成!「おたさつく」!  先生が「班で上に班長、班名を書きなさい」と言った。  みんな班になった。  私は班になった。  私は「班長誰にする?」と言った。  みんはは「尾崎さん!」と言った。  尾崎さんは「え〜。やだ〜」と言った。  角田君が「もう紙に書いちゃったよ〜」と言った。  尾崎さんは「じゃあいいよ」と言った。  私は<尾崎さん、本当は、最初から班長になりたかったんじゃないかな。     うれしそうな顔してるもん>と思った。  尾崎さんが「じゃあ、グループ名を決めます。意見はありますか?」と言った。  私は「みんなの頭文字をとったら?」と言った。  みんなは「いいねぇ〜」と言った。  私は<いいねぇ〜って、あのポテトチップスのコマーシャルみたいだな>と思った。  尾崎さんは「何にする?」と言った。  滝田君は「さつおたくは?」と言った。  国見君は「うんいい」と言った。  私は<うーん。なかなかいいね。でも〜。あっ!おたさつくってのもいいかも>と思った。  私は「それなら『おたさつく』にしたら?」と言った。  みんなは「いいねぇ〜」と言った。  私は<また、あのコマーシャルみたい>と思った。  角田君が紙に、『おたさつく』と書いた。  私は<やったー。最初の頭文字のことも、班の名前も、私の考えたものになって良かったなぁ。     この班もなかなかいいなぁ>と思った。  私は、最初は席がえで、隣が誰なのかということで、どきどきしていました。  でも、近くの人がわかって、「なんだー」とこんな男子でいいのかなぁーと思いました。  ところが、この場面で、班の名前が決まって、  不安な気持ちから、自分の意見が通ってうれしいな、という気持ちに変わりました。  こんなにすぐ、気持ちが変わる自分は単純だと思いました。  でも、カタコから、  「人の気持ちは、自分の願いが、かなったり、かなわなかったりすることで、変わるんだよ」と言われ、  「そうなんだ。おもしろいな」と思いました。  もう一つ、おもしろいなぁと思った話があるので、発表します。  この話は、ある日の給食の時間のできごとです。  私は<私のナフキンの袋を高山君が持とうとしている。なぜだろう>と思った。  高山君は、私のナフキンをつかんだ。  私は<何をするんだろう>と思った。  高山君は私のカレーシチューの中に、ナフキンを入れた。  私は<高山君、なんてことするんだ>と思った。  佐藤君が「おいしくいただきましょう。いただきます」と言った。  私は<佐藤君は、さわやかに言ってるなー。それより、高山君に仕返ししてやろう。イッシッシ>と思った。  私はナフキンを持った。  私はナフキンについてたカレーを、高山君の机につけた。  私は<ビショッってついたな>と思った。  高山君は机の上に落ちた肉を、私のカレーシチューの中に入れた。  私は<あーーーーーーーー>と思った。  高山君はカレーシチューを食べた。  私は<このカレーシチュー、食べるのよそうかな。おいしそうなのに>と思った。  尾崎さんが帰ってきた。  私は<あっ放送委員で帰ってきたんだ。     なんか、尾崎さんが帰ってきたら、気分が変わったな。やな気持ちからすかっとした気分に・・・>と思った。  私は<あと5分で“ごちそうさま”だ。カレーシチュー食べずにおわるんだなぁ>と思った。  尾崎さんは「あれ、佐々木さん、カレーシチュー食べないの」と言った。  私は<食べたいんだけど・・・。食べるのやなんだよね〜>と思った。  私は「うん」と言った。  尾崎さんは「え〜。食べないの〜。もったいな〜い。もったいな〜い」と言った。  私は<大食いの尾崎さんなら、机に落ちた肉入れられてもたべるんだろうなー>と思った。  かねが「キーンコーンカーンコーン。キーンコーンカーンコーン」と鳴った。  私は<あーあ。結局食べずに終わっちゃったよー>と思った。  ───水泳の時間になって───  私は、みんな(二見さん、早川さん、尾崎さん)と平泳ぎをしていた。  私は<楽しいなー>と思った。  私は鬼ごっこをした。  尾崎さんが「私が鬼だよー」と言った。  私は<尾崎さんが鬼か>と思った。  二見さんは「佐々木さん、隠れよー」と言った。  私は「うん。向こうの方に行こう」と言った。  私は、高山君はとぶつかった。  高山君は「さっきは、ごめん」と言った。  私は<はっはっはっ、やっとあやまったか>と思った。  私は「うん。べつにいいよ」と言った。  以上が場面記述です。  読み返してみて、私は、なぜ、仲良しの尾崎さんに、このことを言わなかったのかな、と思いました。  でも、尾崎さんに言うと、大騒ぎになって、たぶん先生とかに言われるから、言わなかったのだと思いました。  きっと、すごく怒っていたんだろうなぁ、  怒るとすごい顔になるし、ほっぺたも赤かったからなぁ、と思っているうちに、記憶がよみがえってきました。  私が、高山君が水を飲んでいるところを、後ろから押して、高山君がやり返して、   私が水をかけて逃げ回って、給食の机の上に置いたら、高山君が場面のようなことをやったんだ。    あー、分かった、良かった、と思いました。  それで、私も悪かったなー、でも、高山君も悪いよなー」、と思っていたら、  <あっ、いまだに、高山君は謝ったけど、私は謝っていない>と気づきました。  また、このとき、高山君がどんな気持ちだったのかも知りたくなりました。  そこで、高山君に、このときのことについて、考えてもらうことにしました。  私は、この作文をコピーして、高山君に渡して、どう思ったのかを手紙に書いてほしいと頼みました。  <高山君からの手紙>  ぼくは、佐々木さんの気持ちを知らずに、こんなことをして、どうもすみませんでした。  今では、自分がやったことなのに、どうしてこんなことをしたのかなと反省しています。  ぼくは、この文章を読むまで、  こんなひどいことをして、そして、佐々木さんがこんなに気にしてたとは、すっかり忘れていました。  今、ぼくは、佐々木さんがシチューを変えてと言った時に、素直に変えてあげれば良かったなぁと思っています。  そして、そのときの気持ちは、すごく、悔しい気持ちでいっぱいで、何が何だか分からなくなっていたんだと思います。  ぼくは、かぁーっとなると、そうなることがあります。  だから今度からは、もっと人の気持ちを考えて、行動しなければいけないということが佐々木さんのお陰で分かりました。  私は、この高山君の手紙を読んで、高山君、謝ってばかりだなぁと思いました。  高山君にも協力してもらったので、今日、お土産を買って、渡そうと思っています。  今までを振り返って、これからの未来に向けて一言  小さいころは、この記述を見てもわかるように、弟の健が大嫌いでした。  そして、ママが一番大切でした。  この訳が、この作文を書いていて、分かりました。  ママをひとりじめしたいために、健が嫌いだったのです。  でも、成長していくうち、健のことも少し嫌いなのもなくなったし、ママとパパが同じぐらい好きです。  なぜ、こうなったかは、今までのできごとを振り返ってみると、  何だかばからしくなってきて、「もういいや」という気持ちになったからです。  今まで、ママのことは大切だけど、友達との関わりも、私にはとても大切になったのです。  友達は、親にも話せないことも聞いてもらえるし、一緒にいて、楽しいので、大切です。  これから、もっと、たくさん、大切な物を見つけていきたいです。  これからの未来にむけて、セルフカウンセリングを続けて、  中学、高校、大学などのいろいろなできごとを、自分で解決し、友達関係を深め、楽しい毎日を過ごしていきたいです。               つづく・・・  次回は    「 さまざまな領域におけるセルフ・カウンセリングによる教育実践 つづき 」    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!      ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  2026年、今年もメルマガをご購読頂き、  ありがとうございます。  新しい年を、どのようにお迎えでしょうか。    今年は、どのような年にしようかしら。  今年は、どのように過ごそうかしら。  今年は、どんな気持ちを抱いて過ごそうかしら。etc.  春を待ちながら  昨年を振り返り、今年の過ごし方を考え  身の回りのことに目を向けつつ  思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。  感染症に気をつけつつ  日々の生活の中で、  季節の変化、身体の変化に目を向けつつ  記憶をたどっています。  改めて、いま一度  何を大切にしていくか、  思い巡らせて、生活したいと思います。  ちょっと立ちどまり   深呼吸してみましょう。   自分の心の変化に  気づく機会になるかもしれません。  目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html      →https://www.self-c.jp/study/self-counseling/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** ************************************** ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎セルフカウンセリング♪自分の心に出会えるメルマガ♪ の配信停止(unsubscribe)はこちら ⇒ https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=231376&e=info%40self-c.net&l=got179cddb