※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 448 号  2025 年 11月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※      みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 」    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号〜    「自分の心に出会える本」     23号〜    「自己形成学の創造」     32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」     62号〜    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」    136号〜    「大人の自己発見・子どもの再発見」 176号〜    「自分を見つける心理分析」 286号〜    「避けられない苦手な人とつきあう方法」 334号〜    「わかっていてもイライラするお母さんへ」 356号〜    「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」     376号〜    「反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ」 394号〜    「子どもの言い訳がなくなるかしこい方法」    426号〜 新連載「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」  バックナンバーはこちら→https://secure02.red.shared-server.net/www.self-c.net/mg/index.html   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探究の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」                             渡辺康麿著  より抜粋    ( vol .  23 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++    ─ 第三章 さまざまな領域におけるセルフ・カウンセリングによる教育実践  ─            ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ここでは、家庭の中で、  どのようにセルフ・カウンセリングの教育が実践されているかをご紹介してゆきましょう。  現職の小学校の先生だった生井先生が、  息子さんにセルフ・カウンセリングを手ほどきしていった体験記を紹介します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++   ─ 第1節 お父さん先生の、セルフ・カウンセリングによる教育の実践      〜 何に対しても無気力だった息子が、やる気を取りもどした  ─ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++    前号からの続きですので、バックナンバー447号から          お読みいただくとわかりやすくなっています。  3.書きふくらまし(洞察した結果にもとづいて、教材を書きふくらませてみた)  サッカー  「今だ。チャンスだ。シュートだ」  ぼくは<これで1点入れれば、試合の流れが変わるかもしれないから、必ず入れてくれよ、小川君。      ボールよ、小川君の力になってくれ。相手のチームはそのままでいて、ボールを取りにこないでほしい。      キーパー、頼むからミスってくれ!>と心配し、心の中で叫んでいた。  ぼくは、ベンチから大きな声で叫んだ。  ぼくは<小川君、ぼくの分まで頑張ってくれ。キーパー、わざと入れられてくれ。      小川君、正面にだけは、けるなよ。頼むぞ>と思った。  ボールは、一直線にゴールへ向かって飛んで行った。  ぼくは<小川君、すごいシュートだよ。      感動したよ。キーパー、取るなよぉぉぉぉぉぉぉ、たのむぅぅぅぅぅ>と思った。  そして、ゴールキーパーの右を通って、ゴールの右すみにつきささった。  ぼくは<小川君、スーパースターになってくれ。太陽の光、小川君をもっと光で包んでくれ。頼む>と思った。  光の中にいる小川君が、うんと大きくなって見えた。  ぼくは<小川君、JリーグでMVPをとった選手に見えるよ。光、もっと小川君を照らしてくれ>と思った。  小川君は、顔をくしゃくしゃにして、両手をふり上げ、グラウンドをかけ回っている。  ぼくは<小川君、こんなうれしそうな顔、初めて見たよ。      みんなも小川君のこの顔を見てくれ>と思い、うれしくてしかたなかった。  ゴールキーパーは、グラウンドの土をつかみ、力いっぱい地面にたたきつけていた。  ぼくは<キーパー、悔しいのはすごくわかるけど、しかたなかったと思ってくれ。悲しいけど>と思った。  ぼくは、痛くなるほど手をたたきながら、「ナイスシュート」と叫んだ。  ぼくは<小川君、君はスーパースターだよ>と、心の中で感激していた。  小川君がシュートを決めたゴールネットのところが、少しよじれているように見えた。  ぼくは<小川君、すごいシュートをもう一度見せてくれ。ゴールネット、もっとよじれてくれ>と思った。  4.書きふくらませてからの感想  ─作者の気持ちを文章にして気づいたこと─  作者は、応援を熱心にしているんだな。  それほどサッカーに夢中なんだな。  それとも、小川君だけを応援しているのかな。  でも、それは、作者に聞かないとわかんないな。  でも、この試合は、勝ったのかな。  負けたのかな。  ぼくは、負けたと思うな。  だって、文が途中で終っているからだ。  ぼくは、この教材を三回目に洞察した時、  “作者は、どうして現実にそうなるはずがない、という表現を使っているのだろう”と、思った。  また、そのことが気にかかったので、この教材文を読みなおしてみた。  そうしたら、この文は、キャプテンつばさのマンガの世界だ─、と思ってしまった!  『ゴール右すじにつきささった』  『少しよじれているように見えた』  『小川君の足が大きく振り上げられた』  『ボールは、一直線にゴールに向かって飛んで行った』  マンガの世界では、足が大きく振り上げられている場面や、ボールがゴールネットにつきささった場面が多く見られる。  これは、絶対、マンガの世界だと思う!  ☆★☆ 国語の読み取り、いつも100点! ☆★☆  この教材をやったとき、息子は、ノートを10ページくらい使っていました。  息子にとって、思ったより大変な作業になったようでしたが、最後まで、本当に熱心に取りくんでしました。  それだけではなく、とても楽しそうに取りくんでいました。  <教師になって21年経つが、子どもが楽しそうに勉強している姿を、私は観たことがあっただろうか?   学校で学ぶ子どもたちも、こんなふうに、勉強に楽しく取りくめるようになったらいいなあ>  心から、そう思いました。  また、最初に教材を読んだ時の感想と、教材を書きふくらませてからの感想をくらべると、  息子は、ずい分、作者に即した読み方ができるようになったな、すごいな、と思い、私は感心しました。  こうした、気持ちの動きをつかむトレーニングを、くり返し経験してきたことで、  彼は、教科学習においても、たんに字面を追うというのではなく、  意味を汲みとり理解してゆく読み方ができるようになったようです。  最近、息子の国語のテストの読解の部分は、いつも満点がついてかえってきます。  国語の教科書の中の物語文では、登場人物の気持ちをとれえることがねらいです。  息子は、書かれている言葉の奥にある、主人公やそのほかの登場人物の感情の動きをとらえ、  さらには、そこから、作者の意図までも読み取ってしまう力を養ってきたのだと思います。  セルフ・カウンセリングの、「言葉」を手がかりにした、  感情読み取りの技法は、国語学習の読解指導に大きく影響することを、私は今、改めて実感しています。  自分の気持ちの動きをつかめるようになると、  相手(登場人物)の気持ちも自然と分かってくるのだ、  ということを目の当たりにして、驚いています。  ☆★☆ 学習をとおして、さらに自分自身を見つめていってほしい ☆★☆  4年間、セルフ・カウンセリングによる教育を実践してみて、息子は大きく変わりました。  息子が、この方法に取りくみ始めたとき、  正直言って私は、息子がここまで根気づよく、  しかも、自分から興味を持って、この課題をやるとは、思いもしませんでした。  けれど、私の予想に反して、息子は、一貫して意欲的でした。  この学習法をとりはじめてから、息子は、積極的になり、何にでも、関心を持って取りくむようになりました。  今、私は、セルフ・カウンセリングによる教育に、確かな手ごたえを感じています。  この方法の良さは、何といっても、自分の体験に基づいて、自己発見や他者発見ができる、ということです。  この方法を身につけたことによって、息子には、表現力だけでなく、洞察力や論理的な思考力がついてきました。  この方法で、身近なことに対する、自分の気持ちを見つめていくことで、  知らず知らずのうちに、自己表現力や読解力や思考力が身につき、  やればできるんだという自信がつき、意欲が生まれてくるのです。  そして、さらに、表現が引き出されてきます。  自分はどうせダメだと思っていると、やる気も出ず、やらないので、ますますできなくなり、  より一層、自分はできないと思い込んでゆく・・・という悪循環と、ちょうど正反対です。  一定の書式(用紙)に、書き方のルールを守って書いてゆくだけで、  悪循環を、良い方に転換してしまうこの方法の不思議さを感じています。  息子は、この方法を学ぶことで、物語の作者や主人公の気持ちを読み取ることが自然とできるようになってきました。  これからの課題は、教科学習をとおして、自分自身の気持ちをもっと見つめてもらいたい、ということです。  教科学習をとおして、自己発見し、自己形成していく力を育てていきたい、と思っています。  次に、セルフ・カウンセリングを、親戚の子どもに手ほどきした、  片山先生の体験記と、片山先生の手ほどきを受けた彩ちゃんの作文をご紹介します。               つづく・・・  次回は    「 さまざまな領域におけるセルフ・カウンセリングによる教育実践 つづき 」    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html      →https://www.self-c.jp/study/self-counseling/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** ************************************** ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎セルフカウンセリング♪自分の心に出会えるメルマガ♪ の配信停止(unsubscribe)はこちら ⇒ https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=231376&e=info%40self-c.net&l=got179cddb