※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 447 号  2025 年 10月   15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※      みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 」    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号〜    「自分の心に出会える本」     23号〜    「自己形成学の創造」     32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」     62号〜    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」    136号〜    「大人の自己発見・子どもの再発見」 176号〜    「自分を見つける心理分析」 286号〜    「避けられない苦手な人とつきあう方法」 334号〜    「わかっていてもイライラするお母さんへ」 356号〜    「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」     376号〜    「反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ」 394号〜    「子どもの言い訳がなくなるかしこい方法」    426号〜 新連載「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」  バックナンバーはこちら→https://secure02.red.shared-server.net/www.self-c.net/mg/index.html   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探究の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」                             渡辺康麿著  より抜粋    ( vol .  22 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++    ─ 第三章 さまざまな領域におけるセルフ・カウンセリングによる教育実践  ─            ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ここでは、家庭の中で、  どのようにセルフ・カウンセリングの教育が実践されているかをご紹介してゆきましょう。  現職の小学校の先生だった生井先生が、  息子さんにセルフ・カウンセリングを手ほどきしていった体験記を紹介します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++   ─ 第1節 お父さん先生の、セルフ・カウンセリングによる教育の実践      〜 何に対しても無気力だった息子が、やる気を取りもどした  ─ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  5. セルフ・カウンセリングの方法を国語学習の中に取り入れる             〜 国語の読み取り、いつも100点  その後も、息子は、身近に起こったいろいろな出来ごとを積極的に取り上げ、自分の気持ちを見つめてゆきました。  そのなかで、セルフ・カウンセリングによる学習法を、確実に、身につけてゆきました。  日常の出来ごとを記述し、洞察してゆくことで、自分の気持ちを自分なりに理解してゆくことが、習慣化されてきた頃、  私は、国語の学習の中に、セルフ・カウンセリングの方法を取り入れてみました。  それは、次のような方法です。  ☆★☆ 1. 教材を読んでの感想を書く ☆★☆  教材の文章を左側の相手欄に書き込み、その文に対して自分が感じたことを右の自分欄に書き込んでもらうようにしました。  まず、自分のありのままの気持ちを表現してもらいました。  自分の気持ちを十分に表現しつくすと、作者の気持ちになることができるからです。  ☆★☆ 2. 教材を一文ごとに洞察する ☆★☆  自分欄の洞察として、作者や登場人物に対する、自分の感情や、欲求を取り出してもらうようにしました。  また、相手欄の洞察として、作者の感情や欲求を推察してもらうようにしました。  一つの教材について、3〜4回洞察しました。  洞察して、気づいたことを書いてもらいました。  ☆★☆ 3. 洞察に基づいて記述を書きふくらます ☆★☆  相手欄の洞察をもとにして、教材の中に、作者や主人公の気持ちを書き込み、  物語を、より豊かにふくらませる作業をしてもらいました。    ☆★☆ 4. 書きふくらませてからの感想を書く ☆★☆  教材に対する気持ちが、どう変化したか、などを書いてもらいました。  このような方法で、国語の学習を進めていきました。  実際の学習例をご紹介します。(頁数の関係上、おもな部分のみ抜粋します)  【 教材文 】  1.「今だ。チャンスだ。シュートだ」ぼくは、ベンチから大きな声で叫んだ。  2.田村君のパスを受けて、小川君の足が大きく振り上げられた。  3.ボールは、直線にゴールへ向かって飛んで行った。  4.そして、ゴールキーパーの右を通って、ゴールの右すみにつきささった。  5.太陽の光が強くなって、小川君の体を包んでいる。  6.光の中にいる小川君が、うんと大きくなって見えた。  7.小川君は、顔をくしゃくしゃにして、両手をふり上げ、グラウンドをかけ回っている。  8.ゴールキーパーは、グラウンドの土をつかみ、力いっぱい地面にたたきつけていた。  9.ぼくは、痛くなるほど手をたたきながら、「ナイスシュート」と叫んだ。  10.小川君がシュートを決めたゴールネットのところが、少しよじれているように見えた。  ☆★☆ 1.  教材を読んでの感想を書く ☆★☆  ─ 初めて教材を読んでの感想 ─  これは、サッカーの試合をしている場面だな。  作者は、試合をしているんじゃないんだな。応援をしているんだな。  これを読むと、ゴールを入れた人と、入れられたキーパーの気持ちがよく分かる。  ☆★☆ 2.  教材を一文ごとに洞察する(作者の気持ちを推察してみる) ☆★☆  ─ 第1回目の洞察 ─  1.「今だ。チャンスだ。シュートだ」  ぼく → 小川君 がんばれ シュートをうってほしい  1. ぼくは、ベンチから大きな声で叫んだ  作者 → 試合をしている人 がんばって 1点とってほしい  2.田村君のパスを受けて、小川君の足が大きく振り上げられた。  ぼく → 小川君 頑張れ はずさないでほしい  3.ボールは、直線にゴールへ向かって飛んで行った。  ぼく → 小川君 頑張れ はずさないでほしい  4.そして、ゴールキーパーの右を通って、ゴールの右すみにつきささった。  ぼく → 小川君 うれしい もう1点とってほしい  5.太陽の光が強くなって、小川君の体を包んでいる。  ぼく → 小川君 じまん 小川君みたいな光っている人になりたい  6.光の中にいる小川君が、うんと大きくなって見えた。  ぼく → 小川君 感心 小川君みたいなスーパースターになりたい  7.小川君は、顔をくしゃくしゃにして、両手をふり上げ、グラウンドをかけ回っている。  ぼく → 周りの人たち うれしい 小川君のうれしい気持ちをわかってほしい  10.小川君がシュートを決めたゴールネットのところが、少しよじれているように見えた。  ぼく → 小川君 頼み あのシュートをもう一度見たい  ─ 第1回目の洞察をしての感想 ─  この作文を書いているぼくは、きっと試合にでられないんだろう、と思った。  だから、試合をやっている人たちに対して、がんばってほしい、という強い願いがあるんじゃないかな、と思った。  特に、小川君に対して、ぼくの分もがんばって、という気持ちがあったと思う。  ☆★☆ 2回目:文のなかの言葉に注意して考えてみると、こんなに洞察結果が変わるんだ ☆★☆  ─ 第2回目の洞察 ─  1.「今だ。チャンスだ。シュートだ」  ぼく → 小川君 緊張 好奇心 何が何でもシュートをうってほしい  1.ぼくは、ベンチから大きな声で叫んだ  ぼく → 小川君 興奮 ぼくの分も頑張ってほしい  2.田村君のパスを受けて、小川君の足が大きく振り上げられた。  ぼく → 小川君 緊張 大空を舞うようなシュートをうってほしい    3.ボールは、直線にゴールへ向かって飛んで行った。  ぼく → ボール 興奮 えものをとるはやぶさのように、ゴールをえものにしてほしい  4.そして、ゴールキーパーの右を通って、ゴールの右すみにつきささった。  ぼく → 小川君 感動 矢のようなすごいシュートをうってほしい  5.太陽の光が強くなって、小川君の体を包んでいる。  ぼく → 小川君 感動 光にてらされてもっと光ってほしい  6.光の中にいる小川君が、うんと大きくなって見えた。  ぼく → 小川君 感心 自分がスーパースターだと知ってほしい  7.小川君は、顔をくしゃくしゃにして、両手をふり上げ、グラウンドをかけ回っている。  ぼく → 小川君 願い うれしい気持ちを思いってきり表わしてほしい  ぼく → 周りの人たち うれしい 小川君のうれしい気持ちをわかってほしい  10.小川君がシュートを決めたゴールネットのところが、少しよじれているように見えた。  ぼく → 小川君 頼み あのシュートをもう一度見せてほしい  ─ 第2回目の洞察をしての感想 ─  感情や欲求の表現が、1回目の時よりも大きく変わった。  『そして、ゴールキーパーの右を通って、ゴールの右すみにつきささった』という文の洞察なんて、  一回目は、“ぼく→小川君 うれしい もう一点とってほしい”という、  感じでただシュートが入ったうれしさが書かれている。  だけど、2回目の時は、“ぼく→小川君 感動 矢のようなすごいシュートをうってほしい”に変わっている。  文章のなかの、言葉に注意して考えてみると、こんなに洞察の結果が変わるとは思わなかった。  ☆★☆ 3回目:ぼくは、自分の見たことを読者にアピールしたかったんだと思う ☆★☆  ─ 第3回目の洞察 ─  1.「今だ。チャンスだ。シュートだ」  ぼく → 小川君 心配 これを入れれば試合の流れが変わるから、ゴールに入れてほしい  1.ぼくは、ベンチから大きな声で叫んだ  ぼく → 小川君 がんばり ぼくの分も頑張ってほしい  ぼく → ゴールキーパー 願い ミスってほしい  2.田村君のパスを受けて、小川君の足が大きく振り上げられた。  ぼく → 小川君 緊張 思い切ってけってほしい  ぼく → ゴールキーパー 願い こけてほしい  3.ボールは、直線にゴールへ向かって飛んで行った。  ぼく → ボール 感動 すごいシュートをしてほしい  ぼく → ゴールキーパー 願い ボールをとらないでほしい  ぼく → ボール 心配 ゴールしてほしい  4.そして、ゴールキーパーの右を通って、ゴールの右すみにつきささった。  ぼく → 小川君 感動 勝利に導くシュートだったことを知ってほしい  ぼく → ゴールキーパー 頼み 悔しいと思うけど、かんべんしてほしい  5.太陽の光が強くなって、小川君の体を包んでいる。  ぼく → 小川君 願い スーパースターになってほしい  ぼく → ゴールキーパー 悔しさ どんまいと声をかけてほしい  6.光の中にいる小川君が、うんと大きくなって見えた。  ぼく → 小川君 感動 JリーグでMVPをとった選手みたいだと知ってほしい  7.小川君は、顔をくしゃくしゃにして、両手をふり上げ、グラウンドをかけ回っている。  ぼく → 小川君 願い こんなうれしいそうな顔を自分で見てほしい  ぼく → 相手チーム 悔しさ キーパー一人のせいにしないでほしい  ぼく → 周りの人たち 頼み 小川君のうれしそうな顔をみてほしい  10.小川君がシュートを決めたゴールネットのところが、少しよじれているように見えた。  ぼく → 小川君 感激 すごいシュートをもう一度見せてほしい  ぼく → ゴールキーパー 頼み 小川君の実力を実感してほしい  ぼく → ゴールネット 願い もっとよじれてほしい  ─ 第3回目の洞察をしての感想 ─  ぼくの洞察がこんなに多く出てくるとは、思ってもいなかった。  いつもの教材文の時は、何回洞察をやっても1つ2つしか出てこないんだが、  きょうは、5つ6つぐらいぼくの、いろいろな人に対する関係が分かった。  関係がたくさん出てきたことで、感情もたくさん出てきた。  関係や感情をたくさん出すことで、すごくこまかく、この教材が読み取れたと思う。  小川君がシュートを打って入った時から、ぼくの小川君に対する感情と欲求が大きく変わっている。  シュートが入る前までは、  “心配”“すごいシュートをもう一度見せてほしい”“スーパースターになってほしい”っていう、  小川君の活躍に感動した感じに変わった。  小川君のシュートが決まるかどうかで、作者の気持ちは、こんなに大きく変わったんだな、と驚いた。  洞察をしてて、ちょっと思ったんだが、どうして現実にありえないようなことを作者は書くんだろう。  例えば、  “ボールはゴールの右すみに突きささった”とか、“うんと大きくなって見えた”とか、そういう表現ばかり使っている。  なんでこんな、現実にありえないようなことを書くのだろう。  ぼくが思うには、こういう表現を使うことで、自分の見た感じを、強くアピールしたいからだと思う。  ぼくは言葉では言えないことを、読者にわかってほしいため、現実にできないことを書いたのだと思う。                   つづく・・・  次回は    「 さまざまな領域におけるセルフ・カウンセリングによる教育実践 つづき 」    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!      ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  朝晩の肌寒さ、気温の変化を身に感じ  秋の深まりを感じる頃を迎えています。    気持ちや身体に目を向けて  気を配る機会になるかもしれません。  秋の風を受けて 木々は、色づき  紅葉へと変化していきます。  感染症に気をつけつつ  日々の生活の中で、  季節の変化、身体の変化に目を向けつつ  記憶をたどっています。  改めて、いま一度  何を大切にしていくか、  思い巡らせて、生活したいと思います。  ちょっと立ちどまり   深呼吸してみましょう。   自分の心の変化に  気づく機会になるかもしれません。  目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html      →https://www.self-c.jp/study/self-counseling/  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