※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 446 号  2025 年 10月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※      みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 」    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号〜    「自分の心に出会える本」     23号〜    「自己形成学の創造」     32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」     62号〜    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」    136号〜    「大人の自己発見・子どもの再発見」 176号〜    「自分を見つける心理分析」 286号〜    「避けられない苦手な人とつきあう方法」 334号〜    「わかっていてもイライラするお母さんへ」 356号〜    「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」     376号〜    「反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ」 394号〜    「子どもの言い訳がなくなるかしこい方法」    426号〜 新連載「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」  バックナンバーはこちら→https://secure02.red.shared-server.net/www.self-c.net/mg/index.html   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探究の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「子どものやる気を引き出すセルフ・カウンセリング」                             渡辺康麿著  より抜粋    ( vol .  21 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++    ─ 第三章 さまざまな領域におけるセルフ・カウンセリングによる教育実践  ─            ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ここでは、家庭の中で、  どのようにセルフ・カウンセリングの教育が実践されているかをご紹介してゆきましょう。  現職の小学校の先生だった生井先生が、  息子さんにセルフ・カウンセリングを手ほどきしていった体験記を紹介します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++   ─ 第1節 お父さん先生の、セルフ・カウンセリングによる教育の実践      〜 何に対しても無気力だった息子が、やる気を取りもどした  ─ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  前号からの続きですので、バックナンバー445号から      お読みいただくとわかりやすくなっています。  ☆★☆ 相手に対する欲求の裏にかくされている      自分自身に対する欲求まで読み取ろうとする気持ちが出てきた! ☆★☆  さらに、息子は相手に対する欲求の裏にある、自分自身への欲求まで読み取ろうとするようになりました。  ここでは、例の日記式の記述を、息子が洞察した過程をご紹介します。 1995年4月10日 ─母との場面。お母さんが風邪で病院に行った─  お母さんは、病院へ行った。  お母さんは「耳がいたい」と言った。  ぼくは<大変だ。お母さんが入院してしまうかもしれないな。どうしよう>と思った。 ─自分らんの洞察─  ぼく → お母さん 心配 病気にならないでほしい  ぼく → お母さん 不安 入院しないでほしい  ぼく → お母さん 不安 一人にさせないでほしい  ぼく → ぼく   不安 さみしくなりたくない ─相手らんの洞察─  お母さん → 風邪 苦しい 早く治りたい  お母さん → 耳の痛み 苦しい 早く治りたい ─自分らんを洞察しての気づき─  ぼく自身の中に、さみしくなりたくない、という気持ちが強くあったことがわかった。  お母さんに対する、入院しないでほしい、とかの気持ちの裏には、  さみしくなりたくない、という、ぼく自身の気持ちが隠れている。 ─相手らんを洞察しての気づき─  早く治りたい、という気持ちの裏には、痛みをとりたいという気持ちが隠れている。  苦しいという感情で心がうずまいているようだ。 ─自分と相手らんの洞察を読み返しての気づき─  ぼくは、心配という感情だが、お母さんは、苦しいという感情だ。  お母さんの欲求の中には、家族に心配をかけたくない、という気持ちもあるのではないか、と思った。  このように、洞察することで、息子は、自分の気持ちを、より深く理解できるようになってゆきました。  表面の欲求(自分以外の人に対する、こうしてほしいという気持ち)、  裏にひそんでいる自分自身の欲求(自分に対するこうしたい、こうありたいというような気持ち)についてまで、  深く思いを巡らせることができるようになったのです。  また、相手欄(相手の気持ち)の推察をすることで、  自分と相手の気持ちが違うことや、相手には相手の気持ちがあることなどを、理解してゆきました。  記述と洞察とをくり返すことによって、息子は、相手との間に、しっかり自他境界線を引けるようになってゆきました。  ☆★☆ 自分なりに考えればいい、という気持ちが出てきた ☆★☆  この頃になると、息子は、セルフ・カウンセリングの方法で自己探究することの、おもしろさが分かってきたようです。  彼は、どんな場面の場合でも、洞察には特に熱心でした。  関係や、感情や欲求を取り出す作業のなかで、  息子自身でも予想していなかったことが、次から次に分かってきて、まるで、なぞ解きでも楽しんでいるかのようでした。  自主グループで大人の方にセルフ・カウンセリングを手ほどきしていると、  最初に躓くのが、自分の気持ちを心のセリフとしてリアルに書き表わすということで、  次に躓くのが、この洞察なのです。  みなさん、「感情を表現するピッタリの言葉が見つからない」とか  「相手に対する欲求は分かるが、自分自身への欲求が取り出せない」とか言って、たいへん苦しまれます。  私も、洞察はとても難しいこと、という印象を持っていました。  それなのに、小学生の息子が、ひとりでどんどん洞察を深めてゆくのですから、驚いてしまいました。  日常生活面でも、以前の彼とは一転して、はりが出てきている様子が感じとれました。  以前、渡辺先生が、  「大人であっても、子どもであっても、既成概念で見るから日常生活がつまらなくなるのです。   この方法(セルフ・カウンセリング)で既成概念のとらわれから解放されれば、   毎日が発見の連続で、おもしろくてたまらなくなりますよ」とおっしゃっていたのを思い出し、   今さらながら、なるほどな─、と思いました。  さらに、  <自分は、自分であっていい、自分なりに、がんばればいい>という気持ちが、息子の中に育ってきたようでした。  自分とまわりの友だちとの比較をすることなく、自分の問題を、自分で解決してゆく力がわいてきたのです。  ☆★☆ お母さん、ぼくは自分なりに、がんばったんだよ! ☆★☆  先日、町の陸上大会がありました。  そのとき、妻は、息子に「選手になれなかったの?記録がだめだったの?どうしてだめだったの?」と、  しつこく聞いていました。  息子は「お母さん、ぼくは、自分なりにがんばったんだよ。  百メートル走に出れればいいんだ。そこで、一生けんめい走ればいいんだよ」と言っていました。  そばで、このやい取りを聞いていた私は、  <この子がこんなふうに言うなんて。   今まで、何か言われるとべそかいてたのに。ずいぶん、大きくなった>と思いました。  息子の成長ぶりを見て、私自身の気持ちも変わってゆきました。  当初は、息子を何とかしなければという思いでしたが、  だんだんに、これからさらに学んでゆく中で、息子がどう変わっていくのかが、とても楽しみになってきました。  私の心に、息子を見守るゆとりが生まれてきました。               つづく・・・  次回は    「 さまざまな領域におけるセルフ・カウンセリングによる教育実践 つづき 」    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html      →https://www.self-c.jp/study/self-counseling/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** ************************************** ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎セルフカウンセリング♪自分の心に出会えるメルマガ♪ の配信停止(unsubscribe)はこちら ⇒ https://regist.mag2.com/reader/Magrddel?reg=unsubscribe_direct_footer&id=231376&e=info%40self-c.net&l=got179cddb