セルフ・カウンセリング
自分の心に出会えるメルマガ


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セルフ・カウンセリング
♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪
( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!)
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第 131 号 2012年 8月 15日
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みなさん、こんにちは。
「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。
みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか?
これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。
私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。
楽しくお読みいただけたら幸いです。


連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。
  1号〜    「自分の心に出会える本」より
 23号〜    「自己形成学の創造」より
 32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」より
 62号〜 新連載「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」より



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人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。
そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。

自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。

セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。

☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆

セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。
家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。
テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。
もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。
専門知識も必要ありません。
自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。
まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。
その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。
そして、相手の気持ちがわかります。
そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。
人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。


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「自分って何だろう 〜現代日本人の自己形成〜」

渡辺康麿著 より抜粋

(vol . 70)


子どもたちのSOS
ー いじめ ー


□むすび”自分づくり”への新しい一歩□
― 自己形成史分析のめざすもの ―

☆★☆ 自己超越的自己形成への道 ☆★☆ その3

(3)自己形成史分析の究極的目的

前項で、私は、
自然的自己形成と
社会的自己形成と
文化的自己形成の問題点を指摘しました。

もし、自己形成史分析の究極的目的が何であるかと問われるならば、私は次のように答えたいと思います。

消極的な仕方で規定するならば、自己形成史分析は
自然的自己形成や
社会的自己形成や
文化的自己形成の絶対化から自由になることを、

さらに具体的に言うならば、
自然的機能の発揮や
社会的役割の遂行や
文化的価値の実現を
価値基準とする自己評価および対他評価の絶対化から自由になることをめざしています。

積極的な仕方で規定するならば、既成の自然的・社会的・文化的価値基準を超えて、 自己および他者の存在を無条件的に受容できるようになることをめざしています。

消極的側面と積極的側面を、私たちは切り離すことはできません。
この二つの側面は、表裏一体をなしているからです。
この自己および他者の無条件的な存在受容から、自己と他者の間に共感的な交流が生まれます。
そして、そこからさらに、真の創造性が発揮されてくると言うことができるでしょう。
したがって、自己形成史分析にとって、人間性とは、自由な愛に基づく創造性であると言いかえることができるでしょう。

つづく・・・

次回は「自己超越的自己形成への道」つづきをお送りいたします。
どうぞ、お楽しみに!

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