セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 108 号 2011年 9月 1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。
連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1号〜 「自分の心に出会える本」より 23号〜 「自己形成学の創造」より 32号〜 「セルフ・カウンセリングの方法」より 62号〜 新連載「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」より
********************************* 人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 ☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆ セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。 家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。 テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。 もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。 専門知識も必要ありません。 自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。 まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。 その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。 そして、相手の気持ちがわかります。 そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。 人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。 ***************************** 「自分って何だろう 〜現代日本人の自己形成〜」 渡辺康麿著 より抜粋 (vol . 47) 子どもたちのSOS ー いじめ ー □2 背景の考察と克服の鍵□ つづき ☆★☆業績主義社会における不安☆★☆ 業績主義の現代社会では、私たちは、自分が所属する集団の価値目的に対してどれだけ貢献したかによって、社会(人々)から評価されます。 もし、私たちがほかの人に比べてより多くの功績をあげられれば、社会からより高い評価(経済的収入や社会的地位など)が与えられます。 その反対に、他の人に比べてより少ない功績しかあげられなければ、社会からより低い評価しか与えられません。 そして、もし、私たちが自分が所属する集団の価値目的に反することをするならば、言いかえれば、罪過を犯すならば、私たちは社会的評価を失います。 ところで、私たち人間は、自分の存在を保つというだけではなく、自分の存在価値を肯定されたい、 裏返して言えば、否定されたくないという強い欲求を持っていると言ってよいでしょう。 とするならば、業績主義に基づく競争社会では、私たち現代人が、 積極的には、自分の業績をあげることによって自分の存在価値を社会から肯定されたい、 消極的には、自分の業務を果たすことによって社会から自分の存在価値を否定されまいと願うのは、当然だと言えるでしょう。 その願望はまもなく、自分でも自分の存在価値をほかの人たちより高く評価できるようになりたい、 あるいは、より低く評価せざるをえなくはなりたくないという願望に発展していきます。 そこから、現代人の自己評価についての鋭い意識が生まれてきます。 しかし、この自己評価の意識には、常に不安がつきまといます。 自分が他人よりも優れた業績をあげつづけていれば、自分の存在価値を肯定できますが、 他人よりも劣った業績しかあげられなくなれば、自分の存在価値を否定せざるをえなくなるからです。 つづく・・・ 次回は「”人なみ”志向の日本人」をお送りいたします。 どうぞ、お楽しみに! ********************************** 【閉じる】 |
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