セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 68 号 2009年 1月 1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。
連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1号〜 「自分の心に出会える本」より 23号〜 「自己形成学の創造」より 32号〜 「セルフ・カウンセリングの方法」より 62号〜 新連載「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」より
********************************* 人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 ☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆ セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。 家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。 テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。 もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。 専門知識も必要ありません。 自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。 まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。 その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。 そして、相手の気持ちがわかります。 そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。 人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。 ***************************** 「自分って何だろう 〜現代日本人の自己形成〜」 渡辺康麿著 より抜粋 (vol . 7 ) 他人のモノサシ、 自分のモノサシ ー 現代日本人の自己評価の試み ー □自分をふりかえる時の問題□〈その4〉 (4)自己超越的自己反省とは この自己について反省することができるという特徴こそ、人間の独自性であるということについては、はじめに述べました。 さらにつけ加えて言うと、自己反省ができるということが、私たち人間に自覚的な自己形成を可能にしていると言ってもよいでしょう。 しかし、一口に自己反省と言っても、さまざまな自己反省の仕方があるのです。 それを大きく二つの自己反省に分けてみると、一つは、自己の欲求充足のための自己反省であり、もう一つは、自己の欲求自体から自由になるための自己反省です。 前者の、自己の欲求によって規定された自己反省は、さらに大きく二つに分けることができます。 すなわち、自己の存在を確保するための技術主義的自己反省と、自己の存在価値を確認するための道徳主義的自己反省です。 後者の、自己の欲求自体から解放される自己反省は、自己の存在を確保する欲求の支配からも、自己の存在価値を確認する欲求の支配からも自由になって、 自己の存在の全体を受容し、自己の存在の仕方に責任を負うことができるようになることをめざしています。 このような自己反省の仕方を、私たちは自己超越的自己反省と名づけることができるでしょう。 自己形成史分析は、また、その基礎になるセルフ・カウンセリングは、自分の欲求やその裏返しとしての恐怖に駆られることから自由になって、 自己の存在と他者の存在を受容することをめざす、自己超越的な自己反省の一つであると言うことができるでしょう。 つづく・・・ 次回は「かけがえのない、ありのままの自分を」をお送りいたします。 どうぞ、お楽しみに! ********************************** 【閉じる】 |
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