セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 34 号 2008年 8月 1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。 連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1〜22号 「自分の心に出会える本」より 23号〜 新連載「自己形成学の創造」より ********************************** 人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 ☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆ セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。 家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。 テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。 もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。 専門知識も必要ありません。 自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。 まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。 その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。 そして、相手の気持ちがわかります。 そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。 人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。 〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* 第32号より、セルフ・カウンセリングのプログラムに取り組み、 新たな自己発見をした方々の、体験談を紹介していきます。 〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ***************************** 「セルフ・カウンセリングの方法」 渡辺康麿著 より抜粋 (vol . 3 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 苦手な人とうまくつきあう ー セルフ・カウンセリング ケーススタディ 2 ー ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ タイトル「責任を押しつける勝手な先輩」 [男性・24歳] (ケーススタディ2ー前半) 前号からの続きですので、バックナンバー32号から お読みいただくとわかりやすくなっています。 【研究動機】 私は『先輩を立てる』ということを学生時代から心がけて実行してきました。 幸い、学生のときは先輩に恵まれ、尊敬できる人たちばかりでしたから、自然に振舞うことができました。 ところが会社で配属された部署の先輩は、私の価値観とことごとく反して、ムカつくことが多いのです。 仕事にルーズだし、先輩としての責任を取らないし、悪い事態が生じると、お前のせいでこうなったと言い張るのです。 腹が立ってしようがないのですが、先輩だから立てるほかないと我慢しています。 しかし、このままでは自分の気持ちが治まりません。 もっと先輩らしく、責任ある態度で仕事に臨んでほしいと思っています。 そこでセルフ・カウンセリングを用いて、先輩の操縦法を学ぼうと思いました。 【場面説明】 日時 ○月○日 場所 会社(証券会社)の事務室 登場人物 前川さん(男性、34歳) 私(男性、24歳) 【状況説明】 私が夜の八時ごろ、外回りの営業を終えて帰ってきたところ、法人営業担当の前川さんに呼ばれました。 【場面記述】 私は〈疲れたなあ。もういやになる〉と思いながら、事務室に入って行った。 前川さんは 「ちょっと来い」と言った。 私は〈何だ、いきなり。 帰って来たばかりだというのに。 コーヒーぐらい飲ませてくれよ。 いったい何の用だろう〉と思った。 前川さんは「企業から買い注文が来たら、もっとわかりやすく書いてもらわないと困るぞ」と言った。 私は〈自分はちゃんと買い注文を受けて、伝票を流し、メモを書いといたはずなのに〉と思った。 私は「ちゃんと書いて、メモを貼っておいたはずですが」と言った。 前川さんは「わかりやすいように書いてないから、間違って伝票を流してカラ買いしてしまったじゃないか」と言った。 私は〈それは、あんたが馬鹿だ〉と思った。 私は「しかし、買いの伝票を流したことも書いてあったはずです」と言った。 前川さんは「買い注文の伝票も一緒に置いておけば、間違わずにすんだんだ。 カラ買いの1000株はどうするつもりだ」と言った。 私は〈勝手なことを言うな。 いったい何を考えているんだ。 もう頭に来た。〉と思った。 私は「じゃあ、その1000株は私が誰かにはめますよ」と言った。 前川さんは「じゃあ、任せた」と言った。 前川さんは横を向いて、新聞を読み出した。 私は〈何が任せただ! 冗談じゃない。 何でこいつの尻拭いをしなけりゃいけないんだ。 しかし、言ってしまったからしかたない〉と思った。 私は電話で1000株の買い手を探し始めた。 【洞察による発見】 ☆★何で怒りをぶつけなかったのか★☆ 以下、次号(ケーススタディ2ー後半)に つづく・・・ ********************************** 【閉じる】 |
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