セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 29 号 2008年 5月 15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ |
みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。 連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1〜22号 「自分の心に出会える本」より 23号〜 新連載「自己形成学の創造」より |
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人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 メルマガ 第23号より、セルフカウンセリング創設者である渡辺康麿氏ご自身の自己形成史を紹介していきたいと思います。 |
********************************** 古希記念論文集 「自己形成学の創造」 渡辺康麿著 より抜粋 ( vol. 7 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ほんとうの自己を求めて ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ |
7.政治的指導力に基づく自己評価の時代 □ 番組製作者としての手腕 私が大学を卒業する頃から、テレビ放送局が開設されるようになりました。 私は日本の社会の現実にふれて、自分が本当にやるべきことを見出したいと思っていましたので、思い切って、テレビ局の入社試験を受けてみることにしました。 試験当日、受験生の数があまりにも多いのに驚かされました。 試験に出された論文の題は、「ネール首相の来日」という題でした。 私は、以前に読んでいたネール首相の「父が娘に語る世界史物語」を引用して、政治家は、世界史に対する深い洞察を持つべきであると論じました。 その小論文が評価されたのかもしれません。 とにかく、テレビ放送局に入社することが出来ました。 テレビ局では、私の志望どおりに、制作部に配属されました。 はじめは、放送番組の制作にあたり、そこで、社会の現実にふれる機会が与えられました。 次に、演劇番組の制作に取り組むようになりました。 テレビ局での生活は、ただ、忙しいという一言につきました。 たとえば、30分のテレビドラマを制作するとします。 まず、企画の打ち合わせから始まり、脚本家との打ち合わせ、作曲家との打ち合わせ、装置家との打ち合わせ、 衣装係りとの打ち合わせ、照明係りとの打ち合わせ、カメラマンとの打ち合わせ、俳優さんとの台本読み合わせ、 立ち稽古、当日での何回にも渡るカメラ・リハーサル、そして本番というように続くのです。 一週間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。 しかも、その週の終わりには、もう次の週の番組プランを考えなくてはなりません。 日曜日もなければ、祭日もありませんでした。 そして、家に帰るのはいつも夜12時過ぎでした。 その頃の私の関心は、番組製作者として、いかに大勢の人たちの力をうまくまとめてよい番組作りをするかということであったと言ってよいでしょう。 □ つきまとう問い やがて、私も番組製作者として、周りから認められるようになって行きました。 ところが、それとともに、あの、私の問いがまたもや胸の奥から出てき始めたのです。 「このことが、自分が本当にやるべきことなのだろうか?」という問いです。 その問いは、決まって、私が皆と離れて一人になったとき襲ってくるのです。 |
つづく ・・・ |
次回は、ほんとうの自己を求めて より 8.道徳的実践に基づく自己評価の時代をお送りいたします。 |
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