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粒子・粉体の混合・分散技術の基礎と応用・トラブルシューティング【LIVE配信】

■開催日時:2024年12月25日(水) 10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:大阪公立大学 工学研究科
物質化学生命系専攻 化学工学分野 教授 博士(工学) 岩崎 智宏 氏

<ご専門>
 化学工学、粉体工学、プロセス工学、機能性ナノ粒子

<学協会>
 化学工学会、粉体工学会

<ご略歴>
 1996年大阪府立大学大学院工学研究科・博士前期課程修了。1997年大阪府立大学工学部・助手、
2007年大阪府立大学大学院工学研究科・准教授、2021年同教授を経て、2022年大阪公立大学大学院
工学研究科・教授。

■習得できる知識:
・混合メカニズム
・統計処理による混合・分散の評価法
・混合プロセスの最適化
・混合・分散のトラブルとその対策
・精密微細混合および複合化による機能性材料の設計

■趣旨:
 粉粒体材料の混合・分散操作は様々な産業分野で古くから行われており、製品の特性や品質を
左右する極めて重要な単位操作です。したがって、取り扱う粉粒体材料の諸特性を十分に把握した
上で、装置の選定や最適条件下での運転など、プロセスの最適化が必要不可欠ですが、これらは
今なお経験や試行錯誤に基づいて行われているのが現状です。また、現在はより高度な機能をもつ
粉粒体材料が必要とされており、従来とは異なる新しい考え方に基づいた粒子設計が重要となって
います。
 本セミナーでは、混合・分散のメカニズムからプロセスの最適化の考え方、さらには高度な混合・
分散状態を実現する手法など、粉粒体の混合・分散の基礎から応用と実用的な技術まで具体的な
事例を交えて解説します。

■プログラム:
1.粒子・粉体の混合・分散操作の概要
 1-1.混合・分散操作の目的
 1-2.従来と現在の混合・分散操作の考え方
 1-3.粒子径による粉体の分類
 1-4.物質を粉体とするメリット

2.混合・分散のメカニズム
 2-1.混合・分散の定義
 2-2.成分の均質化と精査のスケール
 2-3.均質化の評価に対する考え方
 2-4.完全不規則混合物と規則混合物
 2-5.混合のメカニズム(1)対流(移動)混合
 2-6.混合のメカニズム(2)せん断混合
 2-7.混合のメカニズム(3)拡散混合

3.混合・分散状態の計測と評価
 3-1.混合度(ばらつき)の定量的な表現法
 3-2.分散の求め方
 3-3.ばらつきの推移のシミュレーション
 3-4.混合速度
 3-5.混合度の導入
 3-6.サンプルサイズとサンプル数
 3-7.変動係数
 3-8.サンプリング方法

4.混合プロセスの最適化
 4-1.目的に合致した混合機の選定
 4-2.各種混合機の特徴
 4-3.粉体に作用させる外力に基づく装置の選定
 4-4.各種混合機の混合曲線とエネルギー特性曲線
 4-5.混合機の操作条件の最適化
 4-6.各種混合機のスケールアップ

5.混合・分散操作におけるトラブルとその対策
 5-1.混合・分散の不良
 5-2.粒子設計と混合条件による改善
 5-3.付着性を考慮した対策
 5-4.偏析防止
 5-5.均質化するためのポイント

6.粉砕機の活用と精密微細混合
 6-1.精密微細混合とは
 6-2.粉砕とメカノケミカル効果
 6-3.粒子複合化による精密微細混合の実例

スケジュール
10:30〜12:00 講義
12:00〜12:50 昼休憩
12:50〜14:30 講義
14:30〜14:40 休憩
14:40〜16:30 講義
※進行状況により多少変更します。

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