■開催日時:2024年11月19日(火) 13:00〜16:30
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、39,600円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 准教授 博士(工学)
山口 哲生 氏
<ご専門>
接着の科学,ソフトマター物理学
<学協会>
日本接着学会,日本物理学会など
<ご略歴>
2007年〜2011年 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻助教
2011年〜2012年 九州大学バイオメカニクス研究センター特任准教授
2012年〜 九州大学大学院工学研究院機械工学部門准教授
■受講対象・レベル:
・粘着剤や粘着・剥離に関連した業務に従事されている方
■習得できる知識:
・粘着剤の界面科学
・レオロジー・破壊力学の基礎
・粘着・剥離メカニズムと影響因子
■趣旨:
粘着・剥離現象を,界面科学,レオロジー,破壊力学などの観点から捉え,粘着・剥離のメカニズ
ムとその制御方法について解説します.本講演では,まず,粘着・剥離に関連した基本的な事項を説
明します.次に,実際の解析事例や最近の研究動向の紹介を交えながら,接着力が粘着剤の物性とど
のような関係を持っているか,どのように制御すればよいかについて,議論したいと思います.
■プログラム:
1.粘着・剥離の基礎
1-1.粘着の界面科学
1-1-1.粘着とは,剥離とは?
1-1-2.粘着・剥離の駆動力
1-2.レオロジーの基礎
1-2-1.線形粘弾性
1-2-2.温度−時間換算則
1-2-3.非線形レオロジー
1-3.粘弾性体の破壊力学
1-3-1.エネルギー散逸プロセス
1-3-2.き裂進展速度に依存する破壊エネルギー
1-4.種々の剥離試験における物理的特性の違い
2.粘着・剥離過程の可視化実験
2-1.可視化実験の意義と問題点
2-2.可視化実験の具体例
2-2-1.内部変形過程の可視化
2-2-2.現象の動的なキャラクタリゼーション
3.粘着・剥離過程のモデリング
3-1.粘着・剥離に関する理論・シミュレーション
3-1-1.エネルギーバランス
3-1-2.分子シミュレーション,連続体シミュレーションの問題点
3-2.モデリングの具体例
3-2-1.キャビテーションの効果を取り入れた定式化
3-2-2.計算結果とその解釈
4.粘着・剥離現象の制御
4-1.粘着・剥離現象における重要な因子
4-2.各因子と粘着・剥離特性との関係
5.まとめと今後の展望
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