都道府県 | 市区町村名 | 人口 | 標準財政規模 | |||||||
長野県 | 中川村 | 5,399人 | 2,252,527千円 | |||||||
ホームページアドレス | http://www.vill.nakagawa.nagano.jp/ | |||||||||
施策名 | 学校給食センター大規模改造工事 |
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担当部課名 | 中川村教育委員会 総務学校係 |
電話番号 | 0265-88-1005 |
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施策の分類 | 20-I | 施策の開始年度 | 平成19年度 |
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予算関連 データ |
事業費総額 | R 131,848千円 |
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事業期間 | 平成19年度から平成19年度まで |
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補助制度・ 起債制度等 |
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施策の概要 | ||||||||||
1.取り組みに至る背景・経緯・目的 中川村学校給食センターは、昭和51年に村内の小学校2校・中学校1校に給食を提供するために造られた施設で、築31年を経過し建物の老朽化が進むとともに、現在の衛生管理のあり方、安全・安心な食の提供等の面でも時代に即した施設の大幅な改修が喫緊の課題となっていた。 2.事業内容 「O-157」等の食中毒を防ぐため、センター内部を食材下処理や洗浄などを行う汚染作業区域と純粋に調理のみを行う非汚染作業区域に分離し、また、水はね、雑菌やカビ等の繁殖を防ぐため、床面をドライフロアー化した。 熱源については、従前はLPガス及び重油を併用していたが、オール電化設備に改修した。 3.施策の開始前に想定した事業効果 従前の施設では、特に夏期の高温期に温度・湿度ともに高く、室内温度が40度にも達する時もあり、食中毒発生の危険が懸念されていた。今回のドライフロアー化及びオール電化により室内温度・湿度の調整が容易になり、衛生環境が大幅に改善される効果を期待した。また同時に、調理員の労働安全や作業効率の向上等の職場環境面でも改善されることを期待していた。 4.導入にあたり工夫・苦労した点、課題、対処法など 改造事業であったため、限られた建物内に効率的かつ効果的な業務スペースを配置する必要があったため、先進地の視察や調理器具の体験操作等多くの事例研究を行った。 改修中の給食については、主食である飯米等は各家庭からの持参で対応し、副食を外注により提供した。この副食の提供については、その質に対して児童・生徒や保護者からも不満の声が挙げられ、改めて学校給食センターによる給食の質の良さを再確認することとなった。 5.現在の成果・実績、今後の展開など オール電化にしたことにより、調理に関わる光熱費を従前の80%に抑えることができた。 設備面では、蒸し・焼き・煮込み・炒めもの等万能に使える調理器「スチームコンベンションオーブン」や雑菌の繁殖を防ぐための急速冷却器「ブラストチラー」の導入により、食材本来の味を落とすことなく調理ができるようになった。また、より幅広い調理方法が可能になったため、献立にも幅を持たせられるようになった。 今後は、食材の地産地消を尚一層進められるよう、村内の農業団体・農家との連携を深めていきたい。 |