都道府県 | 市区町村名 | 人口 | 標準財政規模 | |||||||
新潟県 | 三条市 | 106,052人 | 22,322,673千円 | |||||||
ホームページアドレス | http://www.city.sanjo.niigata.jp/ | |||||||||
施策名 | バイオマス利活用推進事業 |
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担当部課名 | 市民部環境課 環境政策室 |
電話番号 | 0256-34-5511 |
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施策の分類 | 20-G | 施策の開始年度 | 平成20年度 |
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予算関連 データ |
事業費総額 | S 42,733千円 |
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事業期間 | 平成20年度から平成24年度まで |
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補助制度・ 起債制度等 |
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施策の概要 | ||||||||||
1.取り組みに至る背景・経緯・目的 本市は豊かな水田や、野菜、果樹、園芸苗木の畑地、里山等を有しており、バイオマスを地域で循環利用するための基盤に恵まれていることから、環境への負荷の低減と限られた資源を有効に活用する資源循環型社会の構築及び地球温暖化防止対策を推進することを目的に、平成19年度に「三条市バイオマスタウン構想」を策定し、取組みを行った。 また、単に資源循環型社会の実現等のみならず、地産地消の確立、食育の推進、地域ブランドの構築等バイオマスの活用による関係産業の活性化を図り、バイオマス産業が一つの産業として成立する仕組みを目指した。 2.事業内容 (1) バイオマス利活用推進協議会の開催 バイオマスの排出者、収集事業者、変換者、利用者などが情報等を共有し、循環する仕組や事業化の内容について協議をする。 (2) バイオマス利活用可能性調査 資源量、需要量などを調査し、事業化の採算性に係る研究を行う。 (3) 堆肥化事業 食品残渣等を利用した堆肥化の研究を進め、有効性を検証する。 (4) 廃食用油燃料化事業 一般家庭、飲食店、学校給食調理場、保育所等の廃食用油を精製し、軽油代替燃料として公用車等での利用を図る。 (5) 木質ペレットボイラーの導入 公共施設に木質ペレットボイラーを1基導入し、木質燃料の利用拡大と普及啓発を図る。 3.施策の開始前に想定した事業効果 (1) 経済的効果:廃棄物から有価物への転換、廃棄物処理費の軽減、新産業の創出、地域雇用の拡大、バイオマス関連事業者の所得向上等 (2) 環境的効果:廃棄物の適正処理、温室効果ガスの削減、農地環境の改善、大気環境の改善、自然環境の保全等 (3) 社会的効果:安心・安全な農作物の生産から消費、環境意識の向上、環境配慮型ライフスタイルの促進、交流人口の増加、地域の活性化等 4.課 題 (1) 関係機関、市民、行政等の連携による推進体制の検討 (2) 事業の採算性の確保 (3) 民間主導による事業主体の確立 5.現在の成果・実績、今後の展開など (1) 今後、排出者・消費者としての一般家庭に対し、協力体制の確立を図る。 (2) 産業として成立する施策を目指すことから、事業の採算性については、今後、特に調査、研究を進め、事業環境の整備を図るとともに、民間主体による事業展開を推進する。 |