都道府県 | 市区町村名 | 人口 | 標準財政規模 | |||||||||||||
北海道 | 鹿追町 | 5,723人 | 3,425,222千円 | |||||||||||||
ホームページアドレス | http://www.town.shikaoi.hokkaido.jp | |||||||||||||||
施策名 | 鹿追町環境保全センター |
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担当部課名 | 農業振興課環境保全センター |
電話番号 | 0156-66-4035 |
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施策の分類 | 20-C,20-G | 施策の開始年度 | 平成19年度 |
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予算関連 データ |
事業費総額 | P〜R 1,630,135千円 |
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事業期間 | 平成19年度から平成-年度まで |
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補助制度・ 起債制度等 |
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施策の概要 | ||||||||||||||||
1.取り組みに至る背景・経緯・目的 本町では近年、観光農園や体験型観光の施設が整備され都市住民との交流などグリーンツーリズムが盛んに行われており、観光客が増加するなか市街地を中心に家畜ふん尿の適切な処理、生ごみや農業集落排水汚泥など地域資源の有効活用と環境改善対策が緊急課題であった。 2.事業内容 平成18年に集中型バイオガスプラントを核とする「バイオマスタウン構想」を樹立し、道営事業によりバイオガスプラント、堆肥化プラントを整備し、既存の汚泥処理施設と併せて「鹿追町環境保全センター」を設置。1日の処理能力は乳牛1,870頭のほか生ごみと汚泥を処理。 3.施策の開始前に想定した事業効果 この施設により地域のバイオマス資源を有効に活用し、消化液や堆肥として農地に還元するなど地域循環型農業の実現を図る一方、発生するガスや熱エネルギーを環境保全センターや地域に有効活用できるシステムの構築。 4.導入にあたり工夫・苦労した点、課題、対処法など ・冬期の原料凍結によるトラブルを防ぐため、原料槽には、加温のための温水配管を設置 ・発酵槽はステージに合せて3階分かれており、有機物分解率が高く発酵効率が良い。 ・発電機2基により、電気及び熱エネルギーとして温水を回収。施設内で利用する。 ・原料の投入や発酵槽温度、ガスの利用状況などプラントの稼動状況を遠隔監視システムで確認。 5.現在の成果・実績、今後の展開など 発電により得られる電力は、バイオガスプラント内だけでなく、堆肥化プラントでも利用。余剰電力は売電し、施設運営費に充当。 将来的には、町内でのガス利用を検討し、バイオマスの循環利用だけでなく、クリーンエネルギーを利用したエネルギーの地産地消を目指す。 |
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